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2009年9月15日 (火)

サーヤの願いを神様が・・・

夏休み前の話を今頃・・・ですが、七夕の頃、サーヤとマーヤは短冊を作り、それぞれ願い事を書いていました。

サーヤの願い事は「わすれ物をしなくなりますように」。

・・・と書きたくなるぐらい、忘れ物が多いサーヤです。

マーヤの願い事は「バレエがうまくなりますように」。

バレエを習い始めて2年目。2人とも頑張ってます。

サーヤは「ルークのお願い事も、さーちゃんが書いてあげようっと」と言って、もう一枚、短冊にお願い事を書きました。

「つぎはにんげんの男の子にうまれかわって、ごはんがいっぱい食べられるようになりますように」

ルークが食べていいのは、動物病院で購入しているフードだけ。普通のフードだと、シュウ酸カルシウムがたまりやすく、結石になってしまう体質なのです。一度、石がたまり、手術をして以来、食事制限をしています。

なのにルークは食いしん坊。本当はいろんな物を食べてみたいのに、家の中で拾い食いしては、パパに大目玉をくらっています。いつも私は「ルーちゃん、次に生まれ変わる時は人間の男の子になって、いっぱいご飯が食べられるように、ママお祈りしてるよ」と言ってるので、ルークの願い(本当は私の願い)としてサーヤが代筆したのでしょう。

ササは用意しなかったので、短冊はベランダの物干し竿に子供たちがつるしていました。

「ここなら神様からきっと見えるよ」

そして七夕の翌々日・・・

「ママー、神様が私とルークの短冊もっていっちゃった。どこにもないんだもん。」

サーヤが私にそっと告白しました。

「絶対に神様がもっていったんだと思う。だって、私、忘れ物しなくなったもん。」

・・・って、まだたった一日ですけど(^-^;

風でどこかに飛んでいったんだと思いますが、もしかしたら本当に神様が持っていったのかも知れません。

「ルークのお願いもかなうかなぁ・・・」

かなうといいねぇ。

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2009年9月 8日 (火)

双子、9歳になりました!

週末、我が家の双子は9歳になりました。

サーヤは胎内で危険な状態を何度も乗り切り、マーヤは仮死状態で生まれ、二人とも未熟児でNICU(新生児集中治療室)のお世話になり、1800gで生まれたサーヤは心臓の弁が閉じておらず・・・そんなスタートだったので、毎年、誕生日が来るたびに、「よくいき続けてくれたね」と感激しています。神様そしてまわりの皆さまに感謝!です。

最近では未熟児の面影もなく、どんどん成長しているので、「ちゃんと育つかしら」という不安はなくなってきましたが。

9歳になった二人、最近の成長ぶりは・・・

★足のサイズが22.5cmになった

★胸がちょっぴりふくらみはじめた

★髪型や服装にうるさくなった

★お化粧に興味津々

★1人はプチ反抗期

★1人は好きな男の子に告白され、ウキウキモード

身体も心も、最近、グン!と成長しているように感じます。嬉しいような、さびしいような・・・。

土曜日と日曜日、それぞれお友達を招いてのお誕生会を催しました。お誕生会なんだか、お遊び会なんだかわからない状態でしたが、双子は大はしゃぎ。

パパとママからのバースデープレゼントは二人がずっと欲しがっていた自転車。

これまで幼稚園・年中さんの時に買ってやった三輪車みたいなキティーちゃんの自転車で我慢していたので、夏休み中に、大きめのものを買ってやりました。空色の自転車とみかん色の自転車。とても気に入ってくれています。

幸せな9歳を過ごせますように・・・。神様、皆さま、これからも見守ってくださいね。

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2009年9月 3日 (木)

おしゃれ心2

先週の土曜日は家族そろってお出かけしました。

ちょっとおすまししていく場所なので、双子もワンピースを着ていくことに納得。ワンピースに合わせて、髪型などもあれこれ悩んでいましたよ。

私がお化粧をしていると、マーヤがやってきて、

「ママー、私もお化粧してほしい」

チークをちょっとつけて、アイシャドウもちょとだけぬってやりました。それから透明マスカラも。

「サーヤもお化粧する?」

と声をかけると、「うん」とやってきました。

透明マスカラをぬってやろうとして気が付いたのですが、サーヤのまつ毛が長くなってる!

「さーちゃん、まつ毛が長くなったねぇ。夏休みに足のサイズだけじゃなく、まつ毛ものびたんだ」

でもよく見てみると・・・れれっ、目の下に黒い点が・・・

「あー!さーちゃん、マスカラぬったでしょー?!」

サーヤがにやっと笑います。おいおい・・・。

勝手に自分でマスカラをぬってみたようです。まつ毛がのびてるわけだ。

そんな騒動の横で、マーヤはマーヤで玄関の下駄箱から私の靴をあれこれひっぱりだしてみています。

「ママ~、見て~、ぴったり~♪」と私のパンプスをはいて見せにきました。

サイズはぴったりだけど、やっぱり子供がはくと違和感ありあり。下駄箱から私の靴をかたっぱしから試着して、お出かけにはいていこうと企んでいたマーヤですが、パパからダメだしがあり、がっくりきてました。

それほど大騒ぎして、どこにお出かけにいったかというと・・・佐渡裕さん率いる「スーパーキッズオーケストラ」の演奏会に行ってきたんです。会場は兵庫県立芸術文化センター。

小学5年生から高校3年生までのキッズで構成されるオーケストラ。前にテレビで観たことがありましたが、それはそれは感動でしたよ。

オーディションで集められた子供たち、一人ひとりは「天才」とか「神童」とか呼ばれている子供たちだと思うのですが、そんなスーパーキッズがとても素直な気持ちで演奏している雰囲気が伝わってきました。そして、みんなで心を合わせて演奏することを楽しんでいることも伝わってきましたよ。一人ひとりの技巧よりも、そのことに感動した私です。

子供たちは無限の可能性を秘めているんですね。それをのびやかにのばそうとしていらっしゃる佐渡先生の努力に、これまた感動。これからも、ずっとこのプロジェクトを続けていただきたいなぁ。

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