双子の選挙活動
「ねぇサーヤ、今度、遠足の実行委員やろうよー」
登校前、朝ごはんを食べながら、マーヤがサーヤに話しかけています。
「2年生最後の遠足だから、私ぜったいにやりたいんだ、実行委員。だからサーヤも立候補しようよー」
双子が通う小学校では、行事のたびに実行委員を決めて、計画を立てたり、みんなの意見をまとめたりするそうです。3月に学年ごとにお別れ遠足をするのですが、マーヤはその遠足の実行委員をやりたい模様。
実行委員になると放課後に実行委員会があるので、サーヤと一緒に帰るために誘っているのか?
誘われたサーヤは「う~ん・・・」と悩んでいるようでした。
そのうちにマーヤのクラスでお別れ遠足の実行委員を選ぶ日が近づいてきました。
「私やっぱり実行委員に立候補する」
マーヤの決心は固いようです。
実行委員に立候補する時は、クラスみんなの前で立候補した理由や実行委員になったらどんなことをしたいのかを発表しなければなりません。マーヤはパパに相談しながら、「2年生最後の行事なので、みんなの思い出に残る遠足にしたいです」と言うことに決めたそうです。
そして実行委員を決める日がやってきました。立候補者は6名。その中から2名の実行委員が選ばれます。みんなの前で決意表明を行い、その後、みんな目をつぶって挙手による選挙で選ばれるそうです。
「ママー、私、実行委員に選ばれたー!」
翌朝、マーヤから笑顔の報告がありました。あ~、よかったー。私もなんだか嬉しいです。
サーヤのクラスはちょっと遅れて実行委員の選出がありました。結局、サーヤも立候補することに決めたようで、こちらも無事当選(?)。
既に何度か実行委員会を開いているようです。ちゃんとノートにメモもとっていましたよ。初めて実行委員になって、二人ともはりきっています。家に帰ってからも、あれこれ遠足の打ち合わせ(何をして遊ぶかなど、あれこれ話し合っています)を行えるのは双子ならでは、ですね。
みんなの思い出に残る、楽しいお別れ遠足になるといいですね。そうそう、何より晴天に恵まれますように・・・。
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