先週は3連休でしたね。
特に予定がなかった我が家。初日は神戸のハーバーランドに映画を観にいきました。子どもたちにぜひ見せたかった「私は貝になりたい」。
小学2年生の双子にはちょっと難しかったのか、私一人がボロボロと泣いてしまいました。
映画の後で晩御飯を食べて家路につきました。自宅に戻ったのは夜9時過ぎ。ふと見ると留守電が入っていました。メッセージを聞いてみると、なんと九州の父からでした。
めったに自分からはかけてこない父だったので、いやな話だったらどうしよう・・・とドキドキしながら実家に電話をかけたところ・・・電話に出た父の第一声は「落ち着いて聞きなさい」
そんなこと言われたら、落ち着けないよー。
「ママが今日、心筋梗塞で緊急手術して、今、入院している」
心筋梗塞?手術?・・・何それ・・・
受話器を持つ手がふるえました。いつかはこんな日が来るかもと、自分なりに覚悟をきめていたつもりなのに、だめですね。体がふるえてくるのです。
高血圧の薬をもらいにかかりつけの病院に父と二人で行ったところ、待合室で急に胸が痛くなり、すぐに大きな病院を手配してもらったそうです。そして手術。
早く手術をしてもらえたのがよかったのか、命に別条はなく、手術自体も30分ほどで終わったそうです。
「もう心配はいらないから。」
と父は言うのですが、今すぐとんでいきたい気分です。
母はしばらく入院することになるとのことで、父自身の生活が不便になるため、東京に住んでいる妹が翌朝からしばらく来てくれることになったそうです。
「お前は仕事もあるし、こなくていいから。」と父。
でも、離れていると落ち着かないので、私も翌朝、飛行機で帰りました。
父と妹と病院へ。母はまだICU(集中治療室)のベッドに寝ていました。目がさめていて、私たちの顔をみて、とても喜んでくれました。ベッドに横たわる母の顔を見たとたん、涙があふれましたよ。
離れていてごめんなさい。いざという時に何もしてやれない娘でごめんなさい。
心からそう思いました。
経過は良好で、3日目には個室に移り、今では歩行器なしで歩けるほどに回復したとのことです。毎日、妹がかいがいしく面倒をみてくれているようです。まーちゃん、ありがとう。(私の妹もまーちゃんなんです。)
NICUに見舞うということで、今回は単身で帰省しました。結婚してから、初めてのことです。いつもは夫や双子、そしてルークとともに帰省しているのに・・・。
気がつくと、父と母、そして妹と私。もう、かれこれ20年以上前にバラバラになった家族がひとところに集まって、ちょっぴり不思議な気持ちがしました。
母はまた数ヶ月後にもう一度手術が必要とのことですが、しっかり治療して、まだまだ長生きしてもらいたいものです。
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