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2007年10月24日 (水)

双子の大冒険(その3)

ついに2人が旅立つ日がやってきました。

新大阪駅8:21発「のぞみ99号」に乗って博多まで。出勤前だったので、私も新大阪駅まで送っていきました。

新幹線に乗るまで、2人の顔を見ると、こまごまとしたことを注意してしまいます。心配はつきません。

ホームにあがると、私の方が緊張が高まりました。(新幹線のホームって緊張しません?)

車掌さんにできれば目配りしていただこうと思って、双子の座席番号を書いたメモを作っていたのですが、結局、車掌さんには会えずじまい。

でも、のぞみが入線する前に車内販売のお姉さんに夫が「○号車の○番に小学生の女の子が2人だけで乗りますので、気に掛けてやってください」と頼んでくれました。

「のぞみ99号」は新型N700系です。でも、生まれてはじめて新幹線に乗る2人にとっては、どのタイプの新幹線でも新鮮なはず。

いよいよ「のぞみ99号」がホームに入ってきました。

サラリーマンの方たちと一緒に荷物を抱えて車内に乗り込む2人。幸い、2人がけの席はホーム側でした。2人は神妙な顔をして座っています。

停車時間は3分間。まだまだ言いたいことがいっぱい。本当に行ってしまうの?あー、行かないで。

ついに発車です。

2人を乗せた新幹線は加速しながら、西に向かいました。

そして、あっという間に行ってしまいました。

・・・・・・

事故など起こりませんように・・・。

とりかえしのつかないことをしてしまったように思えて、涙があふれてきました。

博多まで2時間半。到着時刻は10:45です。博多駅のホームまでじーじとばーばが迎えにきてくれます。

無事に着きますように・・・。心の中で神様に祈りながら、私は地下鉄に乗って、会社に向かったのでした。

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