2段ベッドの攻防
「サーヤが上!だってサーヤがお姉ちゃんやもん」
2段ベッドが我が家にやってくる前日、サーヤが突然言い出しました。
こんな風にサーヤが主張するのって結構めずらしいこと。自分がお姉ちゃんなんて言い方もしたことがありませんし。
「まーちゃんと2人で決めたらいいし、毎週交代にしてもいいじゃない」と言ってみたのですが、話し合っている風もなし、マーヤの方もどちらでもいいような顔をしています。
翌日、2段ベッドがやってきました。
「やったー!2段ベッドだー!サーヤが上!だってサーヤがお姉ちゃんやもん」
またしても同じ台詞をはきながら、サーヤは自分の布団やぬいぐるみをどんどん上の段に持ち込んでいます。
マーヤも渋々なのか、納得済みなのかわからない表情で下の段に自分のものを運び込んでいます。
かくして2人の「陣地」が決まりました。
「サーヤのおうちに遊びに来る?」「うん、行くわ」などと言いながら、自分たちのベッドをそれぞれの「おうち」に見立ててままごとが始まりました。
あまりにあっさり上下が決まったので、マーヤはガマンしてないかな、と「1週間たったら、上と下、交代したらいいやん」と再び言ってみました。
そして1週間後、なにやら子供部屋で2人がもめています。
サーヤ「そしたら、マーヤは一生そこで暮らすつもり?」
マーヤ「いいやん」
サーヤ「あーそう。じゃぁ、結婚してもそこでいいの?赤ちゃん生まれてもそこで寝るの?」
マーヤ「マーヤ、赤ちゃんと一緒にここで寝るからいい」
サーヤ「あーそう。じゃぁ、そうしたら」
上下を交代しようとサーヤが言い出したところ、マーヤの方が下の段が気に入ったのか、変わりたくないと言っているようです。
それにしても、結婚してもこの子供部屋で暮らすという発想はいかがなものか・・・(^^;)
そんな先のことはわかりませんが、ベッドがやってきて3週間、今のところ2人とも気ぃよくそれぞれ寝てはります。
頭の部分にちょっとした棚がついていて、ぬいぐるみがいっぱい!夜はそれぞれのぬいぐるみを寝かしつけています。
クッションやフリースの毛布なんかも持ち込んで、ほんと、自分たちのおうちみたい。
私も子供の頃、妹と一緒に使っていた2段ベッドが大好きでした。2人にもいろんな思い出ができますように。
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