さよならママ
なので、昨日(月曜日)は代休です。もちろん、幼稚園だけ。
双子も夫も起こさないようにして、こっそり会社に出勤するつもりだったのですが、着替えるために寝室に入ると、双子がベッドの中であーだこーだヒソヒソおしゃべりしながら、起きてました。
「おなかすいたら、パパを起こしてね〜」
と無責任に言い渡して、家を出ようとすると、マーヤが私の顔を見ながら、ゆっくり一言ずつこう言いました。
「ママ、いってらっしゃい」
「気をつけてね」
「お仕事がんばってね」
そして最後にもう一言
「さようなら」
・
・
・
さよならですかい。
・・・と思っていると
「だって、ママ、死んじゃうかもしれないでしょ?だから『さようなら』って言っておこうと思って」
確かに通勤途上で何があるかわかりません。仕事中に地震が起きて、生き別れになってしまうかもしれないし・・・。
事故や天災はいつ起こるかわからない。だから私も、家族が出かけるときはケンカをしたり、おこったりしないように努めているのですが、「さようなら」と言い納められてしまうと、フクザツです。
まだまだ「死」からは遠い二人。それは幸せなことなんでしょうね。
【Photo】でも、ママ、早く帰ってきてねー(マーヤ)
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コメント
何とまぁ!確かにでもなかなか気持ちも分かります。双子が行ってらっしゃいとか可愛いなぁー。頑張って生きたいです。
投稿: 友起 | 2006年11月14日 (火) 15時15分
子供って、私ら大人からしたら意外な感性を持っているものなんですよね。私も時折どきっとさせられるときがあります。「さようなら」はちょっと切ないですが、子供心に言わないといけないっ・・・だったんでしょうねぇ。なんか、けなげで可愛いですよね・・・うるっ。
そういえば、前のネタ「双子として言われたくない言葉」なんですが。
「あなた双子のお兄さんなんでしょ? じゃあ後から生まれたんだよねー」・・・これがムカッときました。今でもです。
どれだけ昔の話かは分かりませんが、”先に生まれた方がお腹の中では下にいたのだから弟、後は上にいたから兄”ということがあったようです。事実かどうか調べたことはありませんが、未だに伝承(?)されているようです。
何故腹が立つのかといえば、いつの話だか分からない、しかも本当かどうかも分からない双子の話を、”知ってるんだ~”と知ったかぶりされるのがムカついてムカついて・・・あ、言葉悪くてすみません。でも、本当に双子のことを分かろうとしているならば、出ない発言だと思うのです。
比べられるのが嫌だという意見もございましたが、私に限ったこととして述べさせていただきますと、あんまり気にしてませんでした(^^;) むしろ面白がっていたような気がします。だって似てるんですもの、誰だって比べて違うところ探したくなりますよねぇ。まあ、これはあくまで私だけってことで。
すんません。長くなりました。
投稿: 双子のすっちゃん♂ | 2006年11月14日 (火) 22時54分
友起さん、いらっしゃいませ。
二人に「いってらっしゃーい」と玄関で言われると、嬉しいけど、後ろ髪ひかれる気分にもなります。逆に「お帰りなさーい」と玄関までとびだしてきてくれるのは嬉しいですね。なかなか、そんな時間に帰ってこれないのが悩みの種ですけど。
双子のすっちゃんさん、いらっしゃいませ。
そうなんですよ、マーヤの気持ち・・・というか理屈もわかるんだけど、ちょっとさびしかったかな。「後から生まれた方がお姉ちゃんなんでしょ?」というのは、我が家でもよく聞かれます。以前に調べたことがあったのですが、これって結構古い話なんですよね。確か明治頃までのことだったと思います。それなのに、世間の常識としては、いつまでもひっぱられているんですね。
投稿: komaru | 2006年11月15日 (水) 05時52分