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2006年11月30日 (木)

お盆の夜に・・・

今頃ですが、お盆の日のお話。

8月15日の夜、私は仕事を終えて、夜9時ごろ帰宅しました。

マンションのエントランスに入ると、「ミャァ」と小さな鳴き声がします。振り返ると両手のひらに乗ってしまいそうな、小さな小さな黒猫が私を見上げています。

「うわぁ、かわいい」

・・・と思いましたが、相手は野良猫。蚤とかいそうじゃないですか。さわってみたいけど、いやいやダメダメ。それに野良猫って近づくと逃げてしまうんですよね。なので、しばらく離れて見てました。

私が小さな声で「ミャァ」と鳴いてみると、少しずつ近づいてくるじゃないですか、真っ黒子猫が。

そして私と子猫の間は1mほどに。そして、ついには私の足元をぐるぐるまわりはじめました。うひょ~。可愛いけど、蚤うつさないでよー。

・・・と私がとまどっていると、エレベーターが1階にやってきました。

ごめんね、バイバイ・・・とエレベーターに乗るつもりが、なんと真っ黒子猫がエレベーターの中までついてきちゃったんです。多分、蚤も一緒に。

エレベーターの中でも私を見上げて「ミャァ」と言います。

私の家がある階でエレベーターが止まり、ドアが開くと、私は逃げるように家に向かいました。子猫はしばらくエレベーターの前で「ミャァ」と鳴いていました。

「どうしよう、子猫がついてきちゃった」

玄関に入るなり、あわててドアを閉め、夫に言う私。

それを聞きつけたパジャマ姿の双子が、「え~?子猫~?」とマンションの廊下にとびだします。

「触っちゃだめよー、蚤がいるから」

・・・と言う私の言葉を聞いているのかいないのか、廊下からすぐに「わぁ、ほんとだー」「真っ黒子猫だー」と双子の興奮した声が。

そのうちに、夫がお皿にミルクを入れて出て行きました。

連れて帰っちゃ、やーよー。うちにはルークもいるし、蚤うつるから。

・・・と言う私の声も届かず、旦那さま、子猫を抱いて帰ってきてしまいました。

すぐにベランダに出しましたが、どーするんだ、一体・・・。

夫いわく

「お盆の夜にきたらあかんよな」

誰かの生まれ変わりとでも言うのでしょうか?蚤ついてんのよ。

子猫はその晩、おとなしくベランダで寝ていました。

翌日、私が会社から戻ると、部屋に猫のキャリーバスケットがありました。ベランダには猫のトイレも・・・。

「え~?飼うの?うちにはルークもいるのに」

と私が言うと、

「じゃぁ、お前捨ててこいよ」

・・・

子猫は双子とおままごとをして遊んでいました。メルちゃんのベビーカーに乗せられて、まるで赤ちゃんのよう。いきなりお姉ちゃんになった双子は、もうおおはしゃぎです。

朝一番でルークのかかりつけの動物病院に連れて行って、あれこれ検査してもらったそうです。蚤は3匹ほどいたそうですが、薬をつけてもらい退治。おなかには夫がやったミルクしか入っていなくて、他には病気も何もしていない、きれいな猫だったそうです。

生後推定2ヶ月の男の子。まだ乳歯しかはえていません。乳飲み子時代が終わり、お母さん猫から放り出されたのかも、とお医者さんの推測です。

猫と犬は同居できるのか?

大きな疑問です。実際、もの珍しげにルークが子猫の顔をのぞきこむと、子猫は背中を丸めて「フーッ」とルークを威嚇します。あんまり「フーフー」言うので、夫が「ふうた(風太)」と名づけました。

そのうちに、ルークが大人しいのをいいことに、風太の方がルークをひっかいたり、猫パンチをするようになりました。ルークは毎回、逃げています。

どうなることやら・・・と思いましたが、2度のワクチン注射も終え、3ヶ月半が過ぎ、風太はもうすっかり我が家の家族の一員です。

「もう、本当の家族になったね」と、このあいだ、マーヤがふとつぶやいていました。

最初のうちは、ちゃんと家族になれるのかどうか不安で、なかなか皆さんにご紹介できなかった末っ子「風太」ですが、子供4匹のドタバタ家族の様子を、これからも綴ってまいりますね。皆様、これからもどうぞよろしく。

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2006年11月29日 (水)

ルークが我が家にやってきた理由

この日記でも時々紹介させていただいてますが、我が家には7歳になるミニチュアシュナウザーがいます。名前はルーク。

私たち夫婦は7年ほどのつきあいを経て、「もうそろそろ子供が欲しい!」と切望して結婚しました。結婚したら子供ってすぐにできるもんだと思ってたんです。

そんなもんじゃないんですよね。欲しいと思うと、なかなかできない。結婚してから1年ほどたつと、あれこれ悩むようになりました。生理がくるたびに、ため息をついて・・・。晩婚夫婦でしたから、子供はできても一人が限界かも。その一人も難しいかも・・・ほんと、あれこれ悩みました。今ふりかえると、ちょっとノイローゼ気味だったかも知れません、私。

子供ができなくても、せめて二人で愛情を注ぐものが欲しい。二人ともそんな気持ちになってきました。そして夫が提案したのが「犬を飼おうか」。ノイローゼ気味の私を見かねての言葉だったのかも知れません。

私はそれまでペットを飼ったことがなかったので、かなりとまどいましたが、二人であれこれ考えて、結局飼うことに。

そして、やってきたのがルークです。生後2ヶ月の赤ちゃん犬でした。私たち夫婦はまさに子供のように可愛がりましたよ。

ルークがやってきたのは11月。高齢の両親が「もう子供はあきらめたのかしら」と心配するといけないので、「犬を飼うと子供ができるって言うじゃない」と言っていたら・・・なんと、年明けすぐに妊娠したのです。しかも思いがけなく双子でした。もうビックリ。

多産系の犬は安産の守りとも言いますが、まさか本当に双子を妊娠するとは・・・。

こんな経緯がありましたので、私も夫も、ルークが双子を連れてきたと信じています。

ルークがまだ0歳の頃に妊娠→入院→出産・・・となりましたので、留守番でさびしい思いをさせたり、まだまだ甘えたい年頃なのに、双子育児でなかなかかまってやれなかったり、双子にやきもちをやいて、わざといたずらしたり・・・しばらくはいろいろありましたが、すぐに双子のいいお兄ちゃんになってくれましたよ。

なんで今頃ルークの話をするかというと、実は皆さんにご報告したいことがもう一つあるからなんです。それはまた明日・・・。

■ルークに関する日記はこちら

→ http://futagonikki.web.infoseek.co.jp/blog/archives/cat_eeiue.html

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2006年11月28日 (火)

パパっ子、ママっ子

赤ん坊のころのマーヤって、ちょっと男の子っぽかったんです。ぽやんとした表情のサーヤに比べて、キリキリっとした視線で私たちを見ていて、ぶんぶん振り回す腕や足を見ていると、暴れん坊のようでした。

双子が2歳になった頃から、家族であちこちの温泉に行くようになったのですが、最初のうちは二人いっぺんに入浴させるのは大変で、たいてい夫がマーヤを男湯に連れていき、私がサーヤと女湯に入っていました。

そのうちに、子供連れで温泉に入るのも楽になり、二人とも私と一緒に女湯に入ることが多くなりましたけどね。

温泉だけじゃなく、今振り返ると、マーヤの方がパパっ子だったような気がします。

ところがところが、3歳を過ぎたあたりから、髪の毛もロングになって、二人とも段々と女の子らしくなってきました。それまでは、男の子っぽい服なんかも着せていたのですが、嫌がるようになり、スカートやフリルがついた「かわいいの」が二人の好みに。

そしてねぇ、気がつくと最近、サーヤの方がパパっ子なんです。ソファーに座ってテレビを観ている時なんて、恋人のように寄り添っていますし、とっても甘え上手。歩く時もパパと手をつなぐことが多いかな。

マーヤは最近どちらかというとママっ子。「朝の抱っこしてくれてない~」とすねてみたり、と私にベタベタ甘えてきます。

でも、成長するにつれ、また変わっていくんでしょうね。パパっ子、ママっ子が入れ替わったり・・・。気がつくと、どっちも抱っこさせてくれなくなるのかな。

親の方はもちろん、二人とも可愛いものです。どちらも大切な大切なわが子です。

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2006年11月27日 (月)

マーヤのおばあちゃんみたいに

まだマック君が戻ってこないのですが、今週も頑張って更新します。写真なしですが、お許しを・・・。

双子が通う幼稚園では、毎月、その月に生まれたお友達に先生が突撃インタビューをするようです。そのインタビュー結果が毎月発行される幼稚園だよりに掲載されるのですが、我が家の双子の誕生月は9月だったせいか、敬老の日にちなんで(?)、こんな質問でした。

「どんなおじいちゃん・おばあちゃんになりたいですか?」

6歳児がはせる、老後の夢です。はてさて、二人の回答やいかに・・・(^^;)

サーヤの回答は・・・

「お料理が上手なおばあちゃんになりたい」

マーヤの回答は・・・

「マーヤのおばあちゃんみたいなおばあちゃんになりたい」

泣かせるじゃぁないですか。

サーヤの回答も、よくよくたずねてみると「サーヤのおばあちゃんみたいに、お料理が上手になりたいの」ですって。

二人の言葉、敬老の日に、私の母と義母にこっそりプレゼントしました。私も孫にそんな風に言ってもらえるおばあちゃんになりたいものです。まだまだ早いか。

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2006年11月24日 (金)

【双子ひろば】一人に嬉しいことがあった時、親の対処法は?

皆さん、ご無沙汰ばかりでごめんなさい。突然ですが、今週はやりますよ、【双子ひろば】。

いよいよ、あと4ヶ月ちょっとで小学校に入学する我が家の双子。親の私は楽しみな反面、ちょっと不安なこともあるのです。

小学生になると、点数がついたり、順位がついたりするじゃないですか、そんな時、二人に差がついたら、どうしたらいいかなって、今からあれこれ考えているんです。

特に・・・一人だけテストで100点をとった時、一人だけ絵画展で入賞した時・・・そんな時、親は手放しで喜んでほめてやりたいと思うのですが、もう一人の心情を考えると、そういうわけにもいかないかなって。

そんな極端なことは、心配しなくてもほとんどないかも知れませんが(親の取り越し苦労?)、二人の成績に差がついたりすることってありそうですよね。ほめて伸ばしてやりたいものの、手放しでほめていいものか、はたまた、もう一人のことも必ず、別の面でほめてやったらいいのか・・・。あれこれ考えてしまいます。

些細なことですが、今年の春にサーヤの歯が初めて抜けた時もマーヤを尻目に大喜びしていいものか、ちょっぴり悩みました。その時はマーヤも自分のことのように喜んでくれたので、一緒になって大騒ぎできましたけど。

双子の親御さんはそんな時、どうなさっていますか?ご自身が双子の皆さん、そんな時、親御さんにどうしてもらったら嬉しかったですか?嫌だったことはありますか?

悩める母にアドバイスをお願いいたします。

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2006年11月21日 (火)

3つのお願い

先週は、PCトラブルにより、【双子ひろば】をお休みしてしまって、ごめんなさい。

まだ、入院中なんです、私のマック・・・。ぐっすん。

夫のパソコンを借りて、書いてます。しばらく画像なし&更新が途切れ途切れになるかと思いますが、ご容赦を。

さてさて、週末のことです。

家族そろってご飯を食べていた時に、ドラえもんの話題になり、「神様ロボットが3つのお願いをかなえてくれたんだよ」という話がでました。なんでも静香ちゃんが、一つ目はピアノの発表会に向けて指の怪我を治してほしいとお願いし、2つ目はきれいなお洋服がもらえますようにとお願いし、3つ目は豚になってしまったスネオとジャイアンが元の姿に戻りますようにとお願いしたとのこと。ご覧になられました?

それを聞いた夫が言いました。

「パパやったら、一つ目のお願いで『お願いを1万個にしてください』ってお願いするな」

おいおい・・・(^^;)教育上いかがなものか。

そんな親の入れ知恵にも影響されず、サーヤが言いました。

「サーヤだったらね・・・、一番最初に『パパの肩を治してください』ってお願いする」

1年前の交通事故で痛めた右肩がいまだよくならないパパを気遣ってくれる娘に、夫はウルウルです。

「2番目はね、『ママも肩とおなかがよくなりますように』ってお願いする」

実は私も12年前に交通事故で左肩を骨折したんです。日常生活には困らない程度に回復したのですが、腕がうしろに曲がらない後遺症が残り、子供をおんぶすることができません。まだ痛みも残っています。「おなか」の方は昨年、腸閉塞で入院し、その後ずっと投薬治療しているんです。こうやって書くと、なんだか情けない母ですね。私もサーヤの言葉にウルウル。

「3番目はサーヤのためにお願いしたら」

と言ってみたところ、

「うん・・・サーヤ・・・まだよくわかんない」

マーヤも3つのお願いを考えました。

「マーヤが小学生になっても殺害されないようにお願いして、サーヤも小学生になって殺害されないようにお願いして、パパとママも死んだりしないようにお願いする」

・・・大事なことですが・・・。(^^;)

ママのお願いは・・・マックが早く帰ってきますように・・・じゃなくて、サーヤとマーヤが幸せになることだよ。もっちろん!

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2006年11月16日 (木)

パソコンが・・・

突然ですが、日ごろ、ブログ更新用に愛用しているマックが電源部の不良か、動かなくなってしまいました。

このエントリーは夫のPCで書いてます。

写真やネタ帳ファイルがないので、しばらく更新を休ませていただきます。

あ~、困った~。

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2006年11月15日 (水)

普通のママになりたい

双子20061115出がけにマーヤから「さようなら」と言われてしまいましたが、昨日は無事に帰ってきたハハです。

数日前にも、ちょっとショックなことを言われたんですよね。マーヤから。

「マーヤ、やっぱりお花やさんになるのやめた」

大人になったらお花やさんになって、K君と結婚して、子供を3人産んで、朝、自転車で幼稚園に連れていき、延長保育も利用しながら、昼間はお花屋さんで働いて、夕方にはお料理作って、そしたらK君が会社から帰ってくるのよ・・・、とかなり具体的なプランを描いていたマーヤですが、突然、心境の変化があったのか?

「マーヤね、普通のママになりたい。R君のママみたいに、おうちにいておうちのことだけするの」

R君とは幼稚園で同じクラスの男の子です。これまたお母さんがたおやかな美人で素敵な女性なんです。マーヤが憧れるのもわかる気がする。

「だって、ママになってお仕事するのしんどそうだもん」

ぐぐっ・・・もしかして、私、無意識のうちに子供たちの前でしんどそうにしてるのかなぁ。

最近、体調が悪いことが多くて、土曜日の朝なんて起きることができなくって、しっかり者の双子が自分たちで朝ご飯を作って食べてくれるのをいいことに、朝寝坊したりしてるもんなぁ。

反省反省。いつも元気なママでいなくっちゃね。

それに、「普通のママ」だって、それはそれでしんどいんじゃないかと、子育て専業夫をみていて思うハハでございます。

【Photo】でも、マーヤね、「ママ」にはなりたいのよ(マーヤ)

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2006年11月14日 (火)

さよならママ

双子20061114日曜日、幼稚園の絵画展&バザーがありました。

なので、昨日(月曜日)は代休です。もちろん、幼稚園だけ。

双子も夫も起こさないようにして、こっそり会社に出勤するつもりだったのですが、着替えるために寝室に入ると、双子がベッドの中であーだこーだヒソヒソおしゃべりしながら、起きてました。

「おなかすいたら、パパを起こしてね〜」

と無責任に言い渡して、家を出ようとすると、マーヤが私の顔を見ながら、ゆっくり一言ずつこう言いました。

「ママ、いってらっしゃい」
「気をつけてね」
「お仕事がんばってね」

そして最後にもう一言

「さようなら」



さよならですかい。

・・・と思っていると

「だって、ママ、死んじゃうかもしれないでしょ?だから『さようなら』って言っておこうと思って」

確かに通勤途上で何があるかわかりません。仕事中に地震が起きて、生き別れになってしまうかもしれないし・・・。

事故や天災はいつ起こるかわからない。だから私も、家族が出かけるときはケンカをしたり、おこったりしないように努めているのですが、「さようなら」と言い納められてしまうと、フクザツです。

まだまだ「死」からは遠い二人。それは幸せなことなんでしょうね。

【Photo】でも、ママ、早く帰ってきてねー(マーヤ)

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2006年11月13日 (月)

やっと冬支度

双子20061113木枯らし一番・・・ふきましたね。

11月だというのに、日中は20度を超える暑さで、子供たちなんて「半袖じゃないと暑い」なんてことを言い出す始末でしたが、関西も昨日から急に冷え込んできました。

・・・で、慌てて冬支度。(←かなり遅すぎ?(^^;))

我が家は車でちょっと行ったところにトランクルームを借りていて、衣替えの時は段ボール箱を何箱も取りに行かないといけないんですよ。それがちょっと面倒で、なかなか冷え込まないのをいいことに、ずっと先送りしてたんですよね、衣替え。でも、昨日の冷え込みに負けて、慌ててトランクルームに走りました。

久しぶりにみる冬用のパジャマやセーター・・・双子はおおはしゃぎ。部屋の中で手袋をはめてみたり、カーディガンをはおってみたりしてました。

110cmのものは、この冬の間に小さくなりそうですが、120cmのものもいくつかあり、今年やっと丁度よくなりそうです。

夜は早速、冬用のパジャマを着て、フリースのカーディガンをはおったままで寝てしまいました。

寝る時に、布団に二人でもぐりこんで「今、おそとは木枯らしがふいてるってことね」と言いながら、それぞれお気に入りのぬいぐるみをギュッと抱きしめて、二人ひっついて寝ていました。

外はどんなに寒くても、おうちの中はあったかい・・・そんな幸せな想像をしながら眠りについた二人です。

【Photo】先週は日中まだあったかく、こんな薄着で遊んでいました(マーヤ@公園にて)

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2006年11月10日 (金)

【双子ひろば】双子として言われたくない言葉って?

双子20061110今週も【双子ひろば】の時間がやってきました。

先週は双子の親御さんたちに鬱憤をはらしていただきましたが、今週は双子ちゃんご自身に思いのたけをぶつけていただきましょう!

テーマはズバリ

「双子として言われたくない言葉って?」

比べられたり、一緒くたにされたり・・・双子の皆さんにも不満の1つや2つあることでしょう。その中でも、どんな言葉を投げかけられると傷つきますか?

我が家の双子は、まだそれほどイヤなことはないようですが、名前を間違って呼ばれるのは許せないようです。親が言い間違えても怒ります。幼稚園でも、サーヤが「まーちゃん」と呼ばれ、マーヤが「さーちゃん」と呼ばれると、知らん顔をしているようです。(お友達のお母さんたちから、聞いたことあり。)

では、皆さんのコメントお待ちしていまーす!

【Photo】こんな時はとりあえず1人ずつ名前を呼んでみてください

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2006年11月 9日 (木)

双子でザンネン

双子20061109昨夜のことです。

ちょっと早めに帰宅したので、双子に絵本を読んでやる約束をしました。着替えをすませて寝室に行くと、マーヤは待ちきれずに眠っていました。

ベッドの上に1人ちょこんと座って待っているサーヤに

「あらあら、妹の方はもう寝ちゃったのね。お姉ちゃんだけ起きてたの?」

と言うと、こっくりうなずきました。

サーヤももう眠くなったのか、布団の中にもぐりこみます。

絵本を読む前に、サーヤの枕元でこんな質問をしてみました。

「サーヤってお姉ちゃんに生まれてよかった?それとも妹に生まれたかった?」

双子ですから、お姉ちゃんも妹もないんですけど・・・我ながらオバカな質問。

サーヤはちょっと考えて、こう答えます。

「お姉ちゃんでよかった。サーヤの方が小さいのと、双子だったのがザンネンだけど」

え〜?双子で生まれてザンネンなの?ハハ、ショック・・・。

「サーヤ、MちゃんとかAちゃんとかみたいに、小さい妹とか弟とかいたらいいな」

幼稚園のお友達に赤ちゃんが生まれたり、妹や弟が年少さんに入園してきたりするのを見て、うらやましく思っているのでしょう。

お姉ちゃん願望が強いお年頃。

かなえてやりたいけど、なかなか難しいことですね。

【Photo】本当のお姉ちゃんがよかったなぁ(左:サーヤ)マーヤがお姉ちゃんだったらよかったなぁ(右:マーヤ)

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2006年11月 8日 (水)

離れてしまわないように

双子20061108平日、私が帰宅する時間には、たいていベッドで就寝中の双子。このあいだ、帰宅してすぐに寝室をのぞいてみると、二人の手首にリボンが巻かれていました。

1mほどのリボンで、二人の腕をつないでいます。

寝ている時にひっぱりあいになったり、寝相がややこしくなって、首に巻き付きでもしたら・・・と思い、こっそりはずしてしまったんですけど、翌朝、二人に聞いてみると、こんな訳だったんですって。

「夜中に冒険に行くから、離れてしまわないようにって、リボンで結んでたの」

「冒険」とは、夜中にこっそり二人で起きて、枕と布団とお人形を持って寝室から脱走し、リビングの隅っこなどで寝ることなんです。そのどこが『冒険』なのだ、と突っ込みたくなりますが。

「さーちゃん、今日は『冒険』に行くよ」
「いいよ」

とベッドの中で、親に聞こえないようにヒソヒソ話をしているのを聞いたことがあります。そんな時はこっそり、懐中電灯を隠し持って寝てるんですよ。

明け方、1人が目を覚まし

「マーヤ、冒険に行くよ、起きて」

ともう1人を起こしているのを聞いたことがあります。

そんな時、寝ている方は「う〜ん」とうなりつつも、「ちょっと待って」となんとか自分を覚醒しようと努力して、ちゃんと2人で『冒険』に出かけます。

親が起こすと、毎朝、怒ったり泣いたりするくせに、なぜ双子の片割れに起こされると、ちゃんと起きられるのか不思議です。

夜中にベッドの中で1人がもう1人に抱きついた格好で寝ていたり、額を寄せ合って寝ていたり、手をつないで寝ていたりすることがたまにあります。

もちろん、たまたまそんな格好になっているだけですが、双子っていいな・・・、って思ってしまいます。

2人がこれからもずっと心のリボンで結ばれていますように。

【Photo】あ〜、夜中に『冒険』しちゃったから、今日は眠たいなぁ・・・(左:サーヤ、右:マーヤ)

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2006年11月 7日 (火)

初めてのカラオケ

双子200611071双子200611072双子200611073

皆さん、家族でカラオケって行きますか?

最近ではお子さん連れで・・・というのも多いそうですね。カラオケ店にキッズメニューもあるとか。

我が家はまだ行ったことがなかったんです。子供が生まれる前に夫婦で行くこともなかったですし。

双子も6歳、そろそろカラオケで歌えたりするかも・・・と、この3連休の間に初挑戦!

夕食を兼ねた3時間コース。家族で歌いまくりましたよ。

カラオケ初挑戦の双子は、最初にいれた「ふたりはプリキュア」のテーマソングで、いきなり脱落。難しい唄ですものね。

童謡作戦に切り替えたところ、大きな声で歌ってました。

日頃はサーヤの方が響く声でおしゃべりし、マーヤはどちらかというとボソボソしゃべるのに、カラオケでマイクを握った途端、マーヤの方が大きく響く声で歌い出しました。サーヤの方は画面の歌詞を目で追うのがせいいっぱいなのか、ちょっと自信なさげ。

親の方は普段の飲み会では歌えないような、懐メロオンパレードです。

家族だけだと、気兼ねなく歌えて楽しいですね。

また時々、行きたいな。

【Photo】熱唱するサーヤ・・・に見えますが、まだちょっと恥ずかしそうに唄っていました。

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2006年11月 6日 (月)

親は無力なものです

双子20061106昨日、喫茶店で神戸新聞を読んでいたんですけど、読者からの投稿欄に、思わず涙があふれた投稿がありました。

45歳の男性からの投稿だったのですが、6歳になる娘さんが先天性の疾患で大きな手術を受けることになったそうです。

傷跡も残るし、娘が不憫でならない、けれども命にはかえられない、自分の娘だけがどうしてこんな目にあわなければならないのか・・・と親としての心情が綴られていました。

そして、健康な身体に生まれてきたのに不摂生をする若者や同年代の人たちに憤りを感じていらっしゃいました。

最後に書かれていた言葉に胸がしめつけられました。

「親は無力なものです。手術の成功を祈ることしかできない。」

子供が大きな病気にかかると、親は自分の無力さを感じるものです。

私もおなかの中でサーヤの成長が止まった時、小さく生まれて心臓に疾患があると言われた時、「ごめんね、ごめんね」と謝りました。

替われるものなら、替わってやりたい・・・親なら誰でもそう思うでしょう。けれども実際には、何もしてやることができない・・・その無力さが歯がゆいのです。

「五体満足」の有り難さ、親になって初めて実感するようになりました。

手術が無事に終わったら、娘をせいいっぱいほめてやりたい・・・と、その投稿はしめくくられていました。

手術の成功を祈っています。心から、心から、祈っています。

【Photo】毎日、少食ながらもご飯を食べて、少しずつ少しずつ大きくなってきたサーヤです。小学校入学前に、また心臓の検査をします。

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2006年11月 3日 (金)

【双子ひろば】双子育児中、言われたくない言葉って?

双子200611039月からずっとひいている風邪がまだ治りません。
咳だけ続いているんですよね。今週はさらに悪化して、朝どうしても起きることができず、「双子日記」の更新もさぼってました。ごめんなさい。会社に行くのがやっとという状態。最近、あれやこれやと体調が悪くて落ち込んでます。

さてさて、さぼっている間に【双子ひろば】の時間になってしまいました。

先週は双子育児中、嬉しかった言葉を募集しましたが、今週は反対に

「双子育児中、言われたくない言葉って?」

をテーマとさせていただきます。

皆さん、日頃のうっぷんをはらしてください。

私は・・・育児主担当の夫に比べて、育児でそれほど苦労していないせいか、何を言われても、それほど気にならないのですが、1つだけショックな言葉があります。

「年子さんかと思ったわ」

サーヤとマーヤは私のおなかの中にいたころから、2割ほど大きさが違ったんです。生まれた時はサーヤが1800g、マーヤが2300gでした。その後、少しずつ差が縮まってきたのですが、今でも身長で2cm、体重で1.5kgほど差があります。

最近は兄弟・姉妹でおそろいの服を着せていらっしゃる方も増えてきたせいか、おそろいの服を着せていても「年子さん?」と聞かれることがしばしば。

しかも、次女のマーヤの方が「お姉ちゃん」と呼ばれてしまいます。

先日も双子の靴を買いに行った時、お店の人に「双子なんですけど、靴のサイズは1cm違って・・・」と言ったにもかかわらず、「お姉ちゃんの方はこちらなんかいかがかしら?」とマーヤがずっとお姉ちゃんよばわりされてました。

当の双子はあまり気にしている様子もなく、聞き流してましたけど、私は「サーヤかマーヤか、実は気にしてるんじゃないか」とハラハラ。気にしすぎかしらん?

今週も皆さんのコメント&トラックバックお待ちしていまーす!

【Photo】最近はそれぞれ違う服を着たがり、髪型も違うようにするので、「年子」状態です(左:サーヤ、右:マーヤ)

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