ママがバカって言った
子供に向かって「バカ」なんて言葉は言っちゃいけない、と思いつつ、つい言ってしまうことってありません?
先日、言っちゃったんです。サーヤに向かって。
その日はパウンドケーキを焼いていて、オーブンから熱々のパウンドケーキを取り出し、「熱いからさわっちゃダメよ」と言ったにもかかわらず、サーヤが何を思ったか、ステンレス製の型にさわってしまったんです。
熱いのはパウンドケーキで、型は熱くないと思ったのかな?
「さわったらダメって言ったでしょー!バカっ!」
熱くて思わずひっこめたサーヤの指を水道の水で冷やしながら、ついつい言ってしまったんですよねぇ。
そしたらね
「ママが・・・(ひっく)・・・ママが・・・(ひっく)・・・バカって言ったぁ・・・」
とシクシク泣き出してしまいました。
熱くてビックリしたうえに、私から「バカっ」と大きな声で言われてさらにビックリし、かなりショックを受けたのでしょうね。
「ごめん、ごめん、ママもビックリしたから、ついバカって言っちゃったの」
とあわてて謝りましたが、
「バカって言った方がバカやのにぃ・・・(ひっく)」
と蚊の泣くような小さな声でつぶやきました。
抱きしめてやると
「いつも『サーヤは記憶力がいいね』って言ってるのに、なんでバカって言うの?・・・(ひっく)」
どんどん悔しさがにじみ出てきたようです。まずい。
何かにつけマーヤの方が成長が早いのですが、記憶力はサーヤの方がいいなと思う場面がしばしばあって、そんな場面で必ず「記憶力がいいね」と褒めていたのは私です。
そんな親のさりげない言葉に喜び、そして何気なくぶつけた言葉に傷つくものなんですね。反省です。
ごめんね。さーちゃんは本当にお利口だよ。
【Photo】ママが・・・バカって言ったぁ・・・(呆然とするサーヤ)
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