双子の創作ばなし
お風呂の壁には「ボールが1個、くるまが2台・・・」と1から10までの数字が書かれたB5版のシートを貼っているのですが、マーヤがそれを手にとって、突然、お話をはじめました。
「昨日、動物園にいって、おっとせいがボールで遊んでいるところをみたよ。そのあと車でドライブしたよ。そしたら、学校があって、みんなで運動会をやってたよ。お母さんと公園にいったらおもちゃが4つあって遊んだよ・・・」
シートに書かれている事柄を順番につなげてお話を創っているのです。
特にストーリーのある話にしあがっているわけではありませんが、自分の頭で考えるということが嬉しくて、思わず目を細めてしまいました。
「まーちゃん、お話じょうずね〜」とほめてやると、続いてサーヤも創作話を始めました。
「昨日、お父さんとお母さんと動物園にいったら、おっとせいがボールでサーカスをやっていたよ。そのあと車でドライブしたら学校でお兄ちゃんたちが走っているのがみえた。だからボクも公園で走って遊ぼうと思ったら、もう子供たちがいっぱいいたから、やめて、家に帰って本を5冊読んだ。翌朝、おバカな鶏がコケコッコーって大きな声でなくから、『下のおばちゃんからおこられるよ』って言ったのに、やっぱり下のおばちゃんが『この家はうるさいよ』っておこってきた。ボクは何も悪いことをしていないのに。・・・(中略)・・・おうちに帰ってクレヨンで絵を描いた。クレヨンは9本あったので、楽チンだった。夜、空を見上げると星が10個並んでいた。そしたらまた、おバカな鶏がコケコッコーってなくんだ。もう夜なのに、本当におバカな鶏だ」
かなりビックリしました。
マーヤはただ、1から10までの数字とイラストをつなげて話を創っただけですが、サーヤの話には「おバカな鶏」が2回もでてきて、起承転結までいかないけれど、なんだかそれぞれの事象がつながっているのです。
小さいからとあなどってはいけません。その子なりに個性があるもの、とあらためて思った次第。
ウィークデーは残業や飲み会で、なかなか双子と一緒にお風呂に入ることができないけれど、お風呂の楽しみが増えた私です。
【Photo】今日、私はプリンセスサーヤよ(付録の「王冠」をかぶったサーヤ、王冠には「ぷりんせつおうじょサーヤ」と書かれていました(^^;))
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