双子と昔ばなし
「親と子の読み聞かせ・昔ばなし100話」という本を以前に買って、時々読んでやっていたのですが、最近、がぜん興味を持ち出して、しょっちゅう「読んでー」とリクエストされます。
『主婦と生活社』から出ているこの本、すごいんですよ。全部で432ページもあって、電話帳のように分厚いのですが、1話はだいたい4ページほどで、読みやすくなっています。絵本ではありませんが、それぞれのお話に挿絵が多く入っていますので、生活様式が違う時代のイメージを子供たちに伝える助けになります。「鍬」とか「つづら」とか「杵」とか「臼」とか言ってもイメージわきそうにないですものね。
「桃太郎」「一寸法師」といった超有名どころから、「かさじぞう」「やまたのおろち」などちょっと渋めの話もあり、「乙女峠に眠る少年」「小池のばあさん」など私も知らなかった話も入っています。なんといっても100話!ですから。
国際幼児教育学会会長の松原先生が監修されていて、言葉も厳選されているように思えます。何度も何度も繰り返し読む(読んでやる)本なので、言い回しや言葉のテンポなどが気になるのですが、この本はなかなか満足しています。
この本を買ったのは随分前なのですが、以前はそれほど興味を持たず、最近になって急に興味を持ち出したので、この機会に、と私もせっせと読んでやっています。
興味がある時期だからか、一度読んでやった話を2人ともすぐに覚えます。「それでね、たぬきがね、おじいさんに『ばばあじる』を飲ませてね、「やーほいやーほい」って言ってね・・・」と最初から最後までをつっかえつっかえ話すマーヤにつきあうパパはちょっと大変そう。
サーヤは要点をおさえて、あらすじを話すそうです。こんなところにも性格の差が・・・?
【Photo】むかしむかし、あるところに「ざしきわらし」がいました・・・いえいえこれはサーヤちゃん
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