9月の怪談
いつもは宵っ張りの夫が私よりも先に寝てしまい、私は夜中の1時頃、双子が寝ているベッドに入りました。
風のせいで、リビングのブラインドがガタガタと音をたてています。なんだか寝付けなくて、じっと耳をすませていると、小さな小さな音ですが、どこかで「ピー」という音がしています。
なんだろう・・・。
ベッドの中でぼんやりと考えていると、突然、玄関の照明がつきました。
玄関の照明はセンサーライトで、人が通るとつくようになっています。でも、家族はみんな寝ているのに・・・。
ドキドキしながらベッドの上で起きあがる私。
しばらくすると、照明は消え、そしてまた・・・ついたのです。
センサーの故障かなぁ・・・と思いつつも、一人で見に行くのがこわかったので、そのまま眠ることに。
フフフフ・・・
ベッドに横になっていると、今度はどこからか、子供の小さな笑い声が聞こえてきました。キャァー!!!
・・・と一瞬、身体を固くしてしまったのですが、それはマーヤの寝言でした。なーんだ。でも、こわかったぞー。
翌朝、夫に聞いてみると、玄関の照明はやっぱりセンサーがおかしくなってきているそうです。「ピー」という音は、ベランダの蛇口を止め忘れていて、ホースから水が少しずつもれている音でした。
あー、こわかった。
あのシチュエーションで、マーヤの笑い声・・・最高にこわかったです。お化けかと思っちゃいました。我が子なのに変ですね。
結局、その晩はあまり眠れなかった私です。
【Photo】ママ、お化けってこんな顔してた?(マーヤ仮面)
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