マーヤのおさがり
生後1週間でマーヤと対面した時、身体と顔は小さすぎてビックリしたのに、手と足だけはしっかりしていて、これまたビックリした記憶があります。
1歳になり、歩き始めた頃の靴のサイズは二人とも12cm。以来、靴だけはどんどん小さくなって、どんどん買い換えていってます。
3歳半で幼稚園に入園した時はサーヤが16cm、マーヤが17cmの上靴をはいていたのですが、すぐに二人とも小さくなって、9月にはそれぞれ1cm大きい上靴を注文しました。1学期しかはいてなかったので、上靴はまだピカピカ。少々もったいない気がしました。
サーヤにはマーヤがはいていた17cmの上靴をはかせる手もあったのですが、双子同士で「おさがり」というのも可愛そうかな、と思い、新しい17cmの上靴を注文したのです。名前も書いてますしね。
年中さんになったある日のことです。幼稚園に行く直前にサーヤが「靴が小さくて痛い」と言い出しました。
・・・と言われても、すぐに買いに行くわけにもいきません。とっさに、年少さんの時にマーヤがはいていたミキハウスの赤い運動靴があったのを思い出し、「まーちゃんの靴はいていく?」と聞いてみました。ほとんどはかないまま小さくなったので、捨てるにはしのびなく、とっておいたものです。
意外なことにサーヤは嬉しそうにうなずき、マーヤも「いいよ」と言ってくれました。
夏休みの直前には、またまた二人とも上靴が小さいと言い出し、夏休みまであと何日もなかったので、とりあえずマーヤには買い置きしていた普通の靴を上靴として持たせ、サーヤにはマーヤがはいていた上靴をはかせることにしました。2学期になり、マーヤは新しい19cmの上靴をはいていますが、サーヤはマーヤからもらった18cmの上靴を文句も言わずにはいています。
服も同じサイズのおそろいがない時は、100cmと110cmというように、1サイズ違うものを買っているのですが、その服が小さくなると、マーヤが「さーちゃんにマーヤの服あげる」と言い、サーヤは嬉しそうにしているんですよ。
双子同士で「おさがり」なんて可愛そうと思うのは親ばかり。でも、そのうちに「マーヤのおさがりなんてイヤ」と言い出す日が来るかも知れませんね。
【Photo】だってマーヤが好きなんだもん(サーヤ)
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