身体が弱い子
おバカな話ですが、私、子供の頃に「身体が弱い子」に憧れていました。小学校の朝礼とかで、貧血でパタンと倒れる子っていませんでした?漫画でも可憐なヒロインがベッドに横になっていて「君は身体が弱いんだから、今日はもうおやすみ」などと素敵な男性に手をにぎられてそっとささやかれたりしているのを見ると、「憧れちゃうわぁ」なんて思っていました。
そんなバカなことを考えていたからか、身体が弱い子が生まれちゃいましたよ。それはサーヤちゃん。
心臓にはいまだ心配が残るものの、大病をするわけではないのですが、旅行に行ったり、幼稚園でちょっと大きなイベントがあったりすると、当日の夜や翌日に熱を出してしまいます。
今回も海水浴から戻った翌日、私が会社で仕事をしているとマーヤからメールが届きました。
「ままさあやちゃおねつだしているからやしゃしくしてねまあやより ままえ(ママ、サーヤちゃんがお熱を出しているから、優しくしてね マーヤより ママへ)」
ありゃりゃりゃりゃー。帰宅すると、ベッドで真っ赤な顔をしてサーヤは寝ていました。マーヤは妙に元気なんですけどね。
二人一緒に風邪をひいても、マーヤはすぐに回復するのですが、サーヤは1週間以上、調子が悪いままだったりします。結果、幼稚園の出席日数もサーヤの方が少なくて、園外保育などの楽しいイベントもサーヤだけ参加できなかったことがあります。
未熟児で生まれたので、体力がまだないのかな?
「気持ちが悪い」と言ってベソをかき、熱を出して寝込んでしまうサーヤの小さな身体を見ると、「小さく産んでごめんね」って謝りたくなります。
成長に合わせて、少しずつ体力をつけさせなくては、と思う母。もう「身体が弱い子」に憧れたりしません。
【Photo】気持ちが悪くなると、こんな顔になるサーヤ
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