サーヤとルークのテレパシー
楽しかった旅行も終わり、電車を乗り継いで帰りました。我が家の最寄り駅までの電車に乗り、最寄り駅の二つ手前の駅を通った時にサーヤがこんなことを言い出しました。
「ルークちゃんのお迎えに行かないの?」
その駅はおばあちゃんのおうちの最寄り駅なのです。
最寄り駅とはいえ、おばあちゃんのおうちは駅からバスで15分ほどかかります。我が家も駅からバスで10分ほどかかるので、おばあちゃんのおうちには車で行った方が断然便利。
「おうちに帰ってから車でお迎えに行くよ」と答えたところ旅の疲れで機嫌が悪かったのか「サーヤ、おうちに帰る前にルークのお迎えに行きたい」とぐずりだしました。
さてさて困ったものです。もう駅を通過してますから後戻りするのも面倒。だいたい車以外でお迎えに行くなんてかなりナンセンスなのです。しかも帰る時間が遅くなったのでお迎えは明日にしてもいいかな、などと思っていたぐらいで同じく疲れが出ている親の方はサーヤのぐずりにげんなりしました。
最寄り駅に着き、バス停に向かう道すがらもぐずるサーヤ。ついにパパのカミナリが・・・。それでも「ルークちゃんのお迎えに行く〜」とワアワア泣くサーヤ。バスの中でも泣いていました。
バス停をおりた夫はマンションの駐車場に向かいました。荷物もおろさずにこのままおばあちゃんのおうちに向かうことに。サーヤの粘り勝ちか?
おばあちゃんのおうちに着くとルークが嬉しそうにみんなにとびついてきました。
「8時過ぎからルークが玄関でクンクンなきだして『パパたち遅いねぇ』とルークに話してたのよ」とおばあちゃん。ちょうどサーヤがぐずり出した時間です。
今晩帰ってくるとなぜルークはわかったのでしょう?
ルークがないているとどうしてサーヤはわかったのでしょう?
サーヤとルークはテレパシーで交信していたのかも??
そう考えるとぐずるしか表現手段がなかったサーヤが愛しく思えました。サーヤちゃん、ルークちゃんごめんなさい。
【Photo】サーヤはルークが大好きだからルークの気持ちがわかったのよ(サーヤ)
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