週末、双子と図書館に行きました。毎回、「一人2冊まで好きな本を持っておいで」と自分たちで借りたい本を選ばせているのですが、今回、サーヤが選んだものに『おれさまは、カジノモト』という紙芝居がありました。
帰宅して、早速読んでやりました。
象の親子が主人公の紙芝居で、お母さんが天ぷらを揚げている時に火を消さずに電話に出てしまい、火事になる、というお話です。
お兄ちゃんのワタル君が「僕が水で消してあげる」と鼻で水を吸い上げて消火しようとするとお母さんが「ダメ!よけいに火が強くなるわ」と止め、濡れた布団をかけようとしたり、119番に電話する・・・という『防災紙芝居』。
「あたしお人形持って逃げる」「僕はこのあいだ買ってもらった船を持って逃げる」と子供たちが言うのですが、お母さんは「ダメダメ、すぐに逃げるのよ」と言います。
燃え上がるおうちを見ながらお兄ちゃんが「僕のお船ー」と泣き出す場面で、マーヤの目は既に真っ赤に。象のお兄ちゃんが可愛そう、と思ったんでしょうね。
結局、消防車がかけつけて火は無事に消え、お母さんが消防署の人から怒られる、というしめくくりでした。
サーヤもマーヤも結構真剣に見入っていたので、読み終わって二人に聞いてみました。
「どうして火事になったんだと思う?」
「えーっとぉ・・・お母さんが火を使っている時に電話したから」とまっとうな答えのマーヤちゃん。
「そうだねえ。ママのお母さんがよく言ってたけど、泥棒は持てるものだけしか持って行かないけど、火事は全部なくなってしまうからコワイんだよ」と続ける私。
「もし火事になったらマーヤの好きな『めーちゃん(クマのぬいぐるみ)』もサーヤの好きな『ビビ・サラちゃん(ウサギのぬいぐるみ)』も置いて逃げなきゃいけないかも。そんなことになったらどうする?」と言うと既にワタル君に感情移入していたマーヤはシクシク泣き出しました。
二人をギュッと抱きしめて、とどめの言葉「だから、火遊びはしないでね」。『防災紙芝居』らしい締めくくりでしょ?
ついでにもう一つ聞いてみました。
「もし、さーちゃんとまーちゃんが小学生になって、二人で火を使ってお料理している時に電話がなったらどうする?」
「マーヤ、火を止めて電話に出る」とマーヤがまっとうな答えをすると、横からサーヤが「サーヤがお料理してるから、マーヤが電話に出たらいいよ」と言いました。
う〜ん・・・どちらも正解!
【Photo】お料理だって二人でするもんねー(サーヤ&マーヤ、公園にて)
※先週の正解は・・・※またまたサーヤでした!当たりました?
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