緊張の週末
週末に幼稚園の生活発表会がありました。舞台の上で子供たちが歌や演奏やお遊戯などを披露するいわゆる『学芸会』です。
我が家の双子が通う幼稚園は毎年3月に行われるようで、1年の総決算ともいうべきイベントのようです。子供たちも歌やダンスを覚えて毎日練習して大変ですが、親の方もダンスの衣装を各自で作らなければならないので、いろんなお母さん方から「大変ですよー」とおどされてきました。
今年の衣装はペンギンスタイル。写真の衣装の他に帽子と靴も作りました。我が家は二人分なので「2倍大変でしょう?」とご心配いただいたのですが、手先の器用な私の妹が多大な協力をしてくれたおかげで、なんとか無事に乗り切りました。妹よ、ありがとう。
前日から私の両親が泊まりにきてくれて、発表会当日は夫の母と私たちと合わせて5名で観にいきました。
初めての舞台で子供たちもさぞ緊張するだろうと思っていたのですが、ステージにのぼった経験がないからから、前日に夫がインタビューしたところ「おじいちゃんやおばあちゃんやパパとママが観にきてくれるから楽しみ♪」と嬉しそうに語っていたそうです。
発表会前夜は私の方が緊張していたのか、妙に眠れませんでした。なぜだろう・・・。忘れ物しないか、寝坊しないか・・・などとあれこれ心配だったからかも知れません。おかげで発表会当日の夢までみてしまい、夢の中で遅刻してあせっておりました。
当日は寝坊も遅刻もせず、無事に会場入りできたのですが、集合場所の手前でそれまでご機嫌だったサーヤがぐずぐず言い出して、最後は「ママがいい〜」と私に抱きついて大泣き。あんまり人が多かったので緊張したのでしょうか?
なだめればなだめるほどしっかり抱きついて離れません。夫がなだめ、最後は担任の先生が抱き上げて連れて行ってくださったのですが、遠くからもサーヤの大泣きしている声が聞こえ、胸がはりさけそうでした。
年少組の歌と演奏はプログラムの1番目。サーヤが大泣きしながら消えていってから15分後に始まります。サーヤは舞台に立てるんだろうか・・・?サーヤの泣き声に胸が痛むのと、最初のプログラムは無理かな、と半ばあきらめて客席入りしました。
幕があがると・・・ちゃんとサーヤもステージに立っていました。もう泣いていません。サーヤはトライアングル、マーヤはピアニカを演奏します。歌も大きな声で一生懸命歌っていました。
年中さん、年長さんの歌と演奏が続き、プログラム後半はダンスです。うちのクラスがまたまたトップバッター。幕があがると19匹の可愛いペンギンがポーズを決めて並んでいました。
跳んだりはねたり、くるりとまわったり、お友達と手をつないで輪を作ったり・・・いろんな振り付けを一生懸命にやっていました。
『生活発表会』とは本当に名前のとおりです。毎日、幼稚園で我が子が一生懸命に頑張ってきたのだと思うと、涙が出ました。
発表会の後、子供たちは皆、大興奮でした。それなりにみんな緊張していたのかも知れません。よく頑張ったね。
【Photo】(左)ペンギンスタイルのマーヤ(右)ペンギンサーヤの後ろ姿
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