さよなら3歳
今年のバースデープレゼントはちょっとはりこんで自転車を買ってあげました。二人が選んだのはピンクのキティーちゃんの自転車。補助輪付きの16インチです。
三輪車は買ってあげずじまいだったので、初めての自分たちの乗り物に二人は大喜び!自転車が届くと、早速、近所の公園で練習していました。でもなかなか思うようにいかなくて、二人ともすぐにめげていましたけど。そのうちにビュンビュン乗り回すようになることでしょう。
誕生日の前日、家族だけでお誕生会も開きました。普段は夫まかせで料理をしない私がグラタンをホワイトソースから作り、サラダも作ってあげました。サーヤもマーヤもグラタンを全部たいらげ、「ママ、グラタンとシチューと卵焼きじょーずね」と言ってくれました。(得意料理がたった3品・・・というのが悲しいところ(^^;))
バースデーケーキはこれまたキティーちゃんのケーキ。キティーちゃんとクマちゃんの砂糖菓子がついた可愛いイチゴのケーキです。
無事に4歳になってくれることはもちろん嬉しいことですが、「もう今日で3歳の二人とはお別れなんだ」と思うとちょっぴり感慨深いものがありました。
今振り返ると2歳までは大変な毎日でした。私も夫もひたすら走り抜けてきたような気がします。「双子育児は3歳までのガマン」とよく言われるのですが、確かに3歳の誕生日を過ぎたあたりからずいぶん楽になり、今度はいろいろな楽しみが出てきました。こうやって「双子日記」を書くほどの余裕が出てきたのも3歳のお誕生日を過ぎてから。
そしてこの1年間は、この「双子日記」でもご紹介してきたように、いろいろなことがありました。本人たちが「お誕生日だ」とちゃんと認識できたのは去年から、七五三のお参りで着物を着て二人とも大喜びしましたし、クリスマスにはサンタに会いに行きました。幼稚園にも入園し、生活環境が親子ともにガラリと変わりお友達もたくさんできました。そんな盛りだくさんの1年間に一つの区切りをつけるのが、なんだかさびしかったのです。
ケーキを食べながら「3歳のさーちゃん・まーちゃんとは今日でお別れね」と言うと、サーヤがゲラゲラ笑って「さーちゃん・まーちゃんどこにも行かないよ」と言いました。マーヤも笑っていました。
4歳になったらもっと楽しいことがいっぱいあることでしょう。これからどんどんしっかりしてきて、あと2年もすると小学校にも入学です。そして少しずつ、親離れしていくと思うと・・・そんなことが今からさびしいのかも知れません。
翌朝、最初に目を覚ましたサーヤにそっと言いました。「4歳のさーちゃん、おはよう」
サーヤはえくぼをひっこませて、にっこり笑いました。
二人にとって幸せな1年間でありますように。
【Photo】3歳になった頃のマーヤとサーヤ。1年間いろんな思い出をありがとう。
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