今は平和な世の中なのでしょうか?
今年もまた終戦記念日を迎えました。戦争を直接知らない私ですが、毎年、この日になると、いろいろな思いが胸をよぎります。
私や夫の親の世代は戦争を体験した世代です。私も子供の頃は両親から戦争の頃の話をいろいろ聞かされました。自分自身は戦争を体験していないものの、両親の話から何かを理解したような気がしています。
伝え聞きではあるものの、ミレニアム生まれの我が子に戦争の話を伝えていかなければならないと、機会をみつけては親から聞いた話、小説や映画の話などを伝えるようにしています。戦争を知らない子供たちばかりになった時、とんでもないことが起こるような気がして、まだちょっと難しいかな、と思いつつも少しずつ、いろんな話をしています。
サーヤとマーヤが今のところ知っている国は日本とアメリカとオーストラリアです。アメリカはミッキーマウスの国、オーストラリアはこれまで帰国のたびに2回ほど一緒に遊んだことがあるNちゃんが住んでいる国です。
ある日、ぬいぐるみをいっぱい乗せたソファーの船の上で二人はこんな話をしていました。
「どこの国に行く?」
「んーとねえ、オーストラリア!」
「オーストラリアにはNちゃんが住んでいるからね」
「あっ、やっぱりアメリカ!」
「アメリカは戦争があるからだめよ」
終戦から59年・・・と思っているのは私たちだけ。イラクのニュースをリアルタイムに見聞きしているミレニアム生まれの双子にとっては、戦争はまさに現在進行形なのです。
平和な世の中がずっと続きますように・・・そんな風に祈っていた私にとって、結構、ショックなことでした。
子供たちの未来は平和な世の中になりますように。
【Photo】まーちゃん、戦争はしないよ(マーヤ)
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