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2004年8月26日 (木)

双子割引

20040826 「双子ってお金もいっぺんにかかるから大変ですね」とよく言われます。確かにお宮参りも七五三もいっぺんにやりましたし、幼稚園や習い事の月謝もすべて2倍!何かを始めたり、購入しようとする時は出費も2倍モードなので躊躇することもしばしば。そんな時「双子割引があったらいいのに」などと考えてしまいます。

実は・・・あるんです、双子割引。

幼稚園の月謝は割引になりませんでしたが、入園料は1.5倍ですみました。

我が家ではまだやっていないのですが、「しまじろう」でおなじみの進研ゼミの幼児版「こどもチャレンジ」にもあるんですよー、双子割引が。教材は二人分送られてくるのですが、ビデオなどが1本になり、若干お安くなるそうです。

先日、家族で焼き肉屋さんに行きました。
大きな焼き肉屋さんだったのですが、威勢のいい店長さんが私たちの席にいらして一言「双子ちゃんですか?」。

「そうなんです」と答えると「僕も双子なんですよー」とのこと。しばらく双子談義で盛り上がりました。

ご飯を食べ終わった頃、また店長さんがいらして、「双子ちゃんなので特別に」とおっしゃられ、なーんとメロンシャーベットを家族全員にプレゼントしてくださいました。

くふふふ・・・これも双子割引かしらん?

【Photo】ママ、双子でよかったでしょ?(サーヤ&マーヤ)

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2004年8月25日 (水)

7:2:1

200408257:2:1・・・これは我が家の子供たちの中で怒られる割合です。7割はマーヤ、2割は長男ルーク(ミニチュアシュナウザー・雄)、そして残り1割がサーヤです。

気が付くといつも「マーヤ!!!」と大声をあげているような気がします。

マーヤが特別に悪い子だからではありません。どうやら、彼女の好奇心旺盛な性格が災い(?)している模様。

よく見ていると、何か新しい遊びを始めるのもマーヤですし、その中でやってはいけないことをやってしまったりするようです。それが結果としては「いたずら」になってしまうのです。

サーヤはマーヤがはじめた遊びを真似することが多く、それが「いたずら」の領域の時でも主犯マーヤ・共犯サーヤとなり、怒られ度も低いのです。

好奇心旺盛おおいに結構。そう思っていても、怒らなければいけないこともあり、怒られマーヤの日々は続くのでありました。

【Photo】マーヤ、いろんなことをやってみたいのよ(マーヤ)

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2004年8月24日 (火)

名付けの不思議

20040824我が家の双子は35週で帝王切開により出産することになり、生まれる前から二人とも未熟児決定という状態でした。未熟児で生まれると保育器に入ることはもちろん、場合によってはNICU(新生児集中治療室)に入らなければなりません。健康保険に加入せずにNICUに入ると高額の治療費を支払わなければなりません。そのため、我が家では出産直後に出生届けをする必要があり、そのために子供の名前も事前に決めておく必要がありました。

名付けにあたっては、私が好きな漢字や平仮名をいくつか挙げ、夫がそれらを組み合わせた名前をあれこれ考えてインターネットで画数を調べ、その中からサーヤ・マーヤという名前に決めました。(仮名:二人の本名は漢字を用いた名前です)

最初は語呂がよかったので「マーヤとサーヤ」にしようと考えていたんですよ。先に生まれてきた方にマーヤ、次に生まれてきた方にサーヤと名付けるつもりだったんです。

ところが・・・出産直前に夫の母からこんなコメントが。

「お姉ちゃんの方をサーヤにしないと、学校に行くようになって50音順に並んだ時に妹の方が先になってしまうよ」

さすがお母様・・・そんなところにまで配慮がいたりませんでした。

というわけで急遽、長女がサーヤ、次女がマーヤとなったのです。おかげで幼稚園で同じクラスになりましたが、ちゃんと長女・次女の順に名簿でも並んでいます。

名前というのは不思議なもので、名前の雰囲気にあった子供になるようです。うちの場合はまんまる顔の方がマーヤになりました。あやうくサーヤと名付けられそうだったんですけどね。サーヤはやっぱり「サーヤ」という雰囲気です。

【Photo】あたしがマーヤだったらどうする?(サーヤ)

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2004年8月23日 (月)

初めての腕時計

200408231200408232

週末、家族みんなでショッピングセンターに行きました。おしゃれ雑貨のお店に並べられていたヘア用の可愛いゴムに双子は釘付けに。「パパに買ってもらおうか」などと言いながら、あれこれ選んでいました。

値段を見るとなんと100円!夫に小声で「買ってあげたら」と言ってみたのですが、夫の答えは「ダメ」。

「今日はヘアゴムを探しに行こうね、って言った日じゃないと買わない」なかなか厳しい父親です。

別のお店で今度は夫が子供用の腕時計を見つけました。

「時計買ってやろうかな」

あれあれ?時計探しに行こうね、って言った日じゃないとダメなんじゃないの?

「最近、時計の時間に興味を持ちだしたみたいだから、そろそろいい時期かな、と思うんだけど・・・」

なるほどね。それならいいんじゃない?

早速、双子を呼んで好きなキャラクターを選ばせました。
「わー、時計買ってくれるの?」
「時計って素敵ー」

などと言いながら、コーフン気味にあれこれ選ぶ双子たち。悩んだ末にマーヤはプーさん、サーヤは「おしゃれキャット」のマリーが付いた白い腕時計を選びました。

お店で腕につけてもらい、ワクワクの双子たち。何度も何度も時計を見ては「今、8時よ」などと当てずっぽうの時間を口にしていました。

家に帰ってもしばらく腕に付けたまま遊んでいましたが、はずしたあとは「大事なものだから」と言って、パパの時計が置いてある横にそっと置きました。

初めての腕時計、大切にしてくれますように。

【Photo】パパに買ってもらったプーさんの時計よ(左・マーヤ)おしゃれキャットの時計サーヤに似合う?(右・サーヤ)

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2004年8月20日 (金)

ドラボンの怒り

20040820今週は台風の影響で変なお天気が続いていますね。週の初めには雷がなりひびき、まるで雷ショー。私は会社で仕事をしていましたが、帰路の途中でおちやしないかとドキドキしました。

翌朝、サーヤとマーヤは起きるなり私にこう言いました。
「ママ、昨日の夜ねドラボンがあばれてたよ」

ドラボンって・・・???

よくよく聞いてみると雷のことを夫が「ドラゴンが暴れてる」と教えたようです。

ドラゴンならこわいけど、ドラボンと言われるとドラえもんとバカボンが一緒に踊っているようで緊張感がぬけてしまいます。

双子は雷が相当こわかったようで「ドラボン怒ってピカピカ光ってたよ」「ドラボン、さーちゃんまーちゃんのプールにも来て暴れてたの」と神妙な顔で前夜の雷について報告してくれました。

サーヤが「今日の夜もドラボン来たらどうしよう」と不安そうに言うと、マーヤがサーヤを抱きしめて「マーヤがいれば大丈夫」と言いました。

雷がなっても二人でいれば大丈夫な双子です。

【Photo】ドラボンってこわいのよー(左・サーヤ)マーヤがいれば大丈夫(右・マーヤ)

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2004年8月19日 (木)

ちびちん共和国の人

20040819長女サーヤは戸籍上はお姉ちゃんながら、次女マーヤより小さめです。今でも身長差が4cmほどあり、体重も2kgほど違います。

そんなサーヤを私は「ちびちん共和国のちびちん姫」と呼んでいます。

この呼び方、サーヤもまんざらでもないようで、「ちびちん共和国・ちびちん姫のおなーりー」と高らかに叫ぶと「はーいー」と言って、しずしずと歩き出し、見えない群衆に向かって手を振ります。心は姫です。

一方、マーヤはお顔が丸いので「まんまる共和国のまんまる姫」と命名しました。「まんまる姫はどうしてお顔がまんまるなんですか?」とインタビューしてみたところ、「アンパンマンが好きだからまんまるなの」と答えていました。なるほど・・・。

ちびちん姫はまんまる姫と大の仲良しですが、ひそかにまんまる姫よりも大きくなりたいと願っています。まんまる姫が食欲がない日は、ここぞとばかり、ご飯を全部たいらげます。

いつか本当に大きくなるかも知れませんね。ちびちん、ガンバレ!

【Photo】ごはんいーっぱい食べてまんまる姫より大きくなるじょー(ちびちん共和国・ちびちん姫)

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2004年8月18日 (水)

おばちゃん予備軍

20040818 「女の子は小さい頃からおばちゃんよ」とよく言われますが、我が家の双子もご多分にもれず、3歳にしてしっかりおばちゃんの要素を持ち合わせています。

【おばちゃん要素その1】よくしゃべる
二人で朝から晩までペチャクチャペチャクチャ飽きもせずにしゃべっています。食事の時など二人同時に別々のことをしゃべるので困ってしまいます。

【おばちゃん要素その2】人の噂話が大好き
幼稚園のお友達のことなど、夏休みになっても毎日あれこれ話しています。

【おばちゃん要素その3】人の批判が大好き
レストランなどでよそのお子さんが大きな声を出したり、走り回ったりするのを見つけると、二人して「ダメねー」と言い合っています。

二人のおばちゃん度はこれからさらにエスカレートしていくのか・・・今から先が思いやられます。

【Photo】そーざますのよー、おほほほほ・・・(ママのサングラスをかけたサーヤ)

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2004年8月17日 (火)

オリンピックと地図帳

20040817 アテネオリンピック盛り上がっていますねー。スポーツ音痴の私ですら、開会式からワクワクムードで観ています。日頃はテレビでスポーツ観戦などほとんどしない私ですが、さすがに日本人が出ている競技は一生懸命応援してしまいます。日本人としてのアイデンティティを最も感じるイベントかも知れません。

オリンピックを観ている時にいつも感じることですが、世界にはいろんな国がありますねー。実は私、スポーツ音痴以上に地理音痴なのです。開会式の時など聞いたこともない国がいっぱいあって自分の無知をあらためて感じました。

国名を聞いたことはあっても、どこにあるのかわからない・・・そんな国もあります。そんな時、地図帳が手元にあれば、すぐに調べて知らなかった国でも少しは身近に感じることができるかも、と何年か前に買った地図帳を本棚から引っ張り出してきて、リビングに置いてみました。

百ます計算でおなじみの陰山英男先生の著作『学力は家庭で伸びる?今すぐ親ができること41』にも図鑑や地図帳をリビングに置こう、と書かれていました。テレビを観ていて子供が興味をもったら、すぐに調べてさらに興味の幅を広げることができそうです。

子供の心に興味の火がともった時に、さらに明るく燃やしてあげることができたらいいな、と思います。

今回のアテネオリンピックは時差の関係で子供たちにあまり見せてあげられないのが残念。地図帳は地理音痴の私がせっせと使うことになりそうです。

【Photo】ママ、もっとお勉強しなくちゃダメよ(マーヤ)

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2004年8月16日 (月)

今は平和な世の中なのでしょうか?

20040816今年もまた終戦記念日を迎えました。戦争を直接知らない私ですが、毎年、この日になると、いろいろな思いが胸をよぎります。

私や夫の親の世代は戦争を体験した世代です。私も子供の頃は両親から戦争の頃の話をいろいろ聞かされました。自分自身は戦争を体験していないものの、両親の話から何かを理解したような気がしています。

伝え聞きではあるものの、ミレニアム生まれの我が子に戦争の話を伝えていかなければならないと、機会をみつけては親から聞いた話、小説や映画の話などを伝えるようにしています。戦争を知らない子供たちばかりになった時、とんでもないことが起こるような気がして、まだちょっと難しいかな、と思いつつも少しずつ、いろんな話をしています。

サーヤとマーヤが今のところ知っている国は日本とアメリカとオーストラリアです。アメリカはミッキーマウスの国、オーストラリアはこれまで帰国のたびに2回ほど一緒に遊んだことがあるNちゃんが住んでいる国です。

ある日、ぬいぐるみをいっぱい乗せたソファーの船の上で二人はこんな話をしていました。

「どこの国に行く?」
「んーとねえ、オーストラリア!」
「オーストラリアにはNちゃんが住んでいるからね」
「あっ、やっぱりアメリカ!」
「アメリカは戦争があるからだめよ」

終戦から59年・・・と思っているのは私たちだけ。イラクのニュースをリアルタイムに見聞きしているミレニアム生まれの双子にとっては、戦争はまさに現在進行形なのです。

平和な世の中がずっと続きますように・・・そんな風に祈っていた私にとって、結構、ショックなことでした。

子供たちの未来は平和な世の中になりますように。

【Photo】まーちゃん、戦争はしないよ(マーヤ)

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2004年8月13日 (金)

お母さんは忙しいのよ

20040813_2相変わらずお母さんごっこが好きな双子ですが、先日もうさぎのぬいぐるみを赤ちゃんにみたてて二人ともお母さんになって遊んでいました。

赤ちゃんがお熱を出しただの、ごはんを作ってあげなくちゃ、だのといろいろ言いながら二人で部屋の中をバタバタ走り回っていました。

夫はいつも椅子に座るとソファをオットマン代わりにして足を乗せ、その下を「トンネル、トンネル」と言いながら双子が通っていくのですが、その時はさすがにジャマだった模様で「パパ、トンネルなんかしないで!」と怒られていました。

そしてもう一言、「お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいのよ!」

「子は親の鏡」と申しますが、私のせいでしょうか?・・・ちょっと反省(^^;)

それにしても女の子って不思議なものです。今から少しずつ、お母さんになる練習をしています。

【Photo】マーヤの赤ちゃんってどんな顔かなぁ・・・(マーヤ)

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2004年8月12日 (木)

お風呂学校

20040812最近、急にひらがなに興味をもちだした双子たち。絵本の挿絵を見ながら多少でたらめまじりに字を読み上げてみたりしています。

子供がそんな段階になった時、とても便利なのがお風呂の壁に貼る50音表です。我が家は「くもん・おふろでレッスンシリーズ」を買いました。水に濡れても破れない素材でできていて、水にぬらすだけでペタっと壁に貼ることができます。

最初はディズニーのアルファベットの表を貼ってみたところ、2歳の頃から二人で競争するように覚えて、二人ともとても嬉しそうだったので親の方もいい気になり、ひらがなの表・カタカナの表・すうじの表まで買いそろえ、お風呂の壁に貼ってみました。まるで小さな学校みたいな我が家のお風呂です。

ところが同じ文字でもアルファベット以外はずーっと興味を持てず、たまに50音表のイラストを指さして遊ぶだけだったのですが、こういうものって興味を持つ時期がそれぞれあるんですよね。興味のない時期にあれこれ教育を試みてもダメなようです。

ひらがなに興味をもちだした最近では、お風呂に入るたびに一つ一つの字を指さして大きな声で読み上げています。やっと50音表の本領発揮です。

親は子供が興味を持ちだしたら応えてあげられる環境を作るだけで十分なのかも知れません。

【Photo】マーヤね「ま」っていう字は書けるよ(マーヤ)

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2004年8月11日 (水)

ほめて伸ばす子育てをしたいけど

20040811海水浴ツアーでマーヤは一つ開眼したことがあります。それは水に顔をつけて泳ぐこと。

何かをきっかけに目をつぶって息をとめ、水中に顔をつけるコツを体得したようで、何度も何度も顔をつけて泳いでみていました。泳ぐといってもばた足を4回ぐらいしたらすぐに顔をあげて、毎回顔についた水を手ではらいのけるんですけどね。

それでも親というのはバカなもので、「ワー、まーちゃんすごーい」と言って思わず手をたたいてしまいます。マーヤも得意げに何度も何度も練習していました。

普通のご家庭でしたら、こうやって子供をほめて才能を伸ばす方法ってとてもいいことなんでしょうが、我が家の場合はちょっとまずい点が・・・。

自信たっぷりの満面の笑顔で練習を続けるマーヤの横でサーヤはさびしそうな顔をしていました。マーヤが顔をつけて泳ぎはじめたとたん、一気に自信を喪失したもよう。

「さーちゃんもやってごらん」と言っても「サーヤ、まーちゃんみたいにできないもん」と下を向いて言うばかり。あー、まずいモードに入ってしまった。

けれどもしばらくすると、サーヤは背泳ぎの練習を始めました。マーヤとは違う路線でがんばってみたい様子。サーヤのことも手をたたいてほめてあげます。

あれこれ気をつかう双子育児です。

【Photo】サーヤ、まーちゃんみたいに泳げないのよ(サーヤ)

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2004年8月10日 (火)

世界の中心で、サーヤと叫ぶ

20040810今年も海水浴に行ってきました。夫も私も海が好きで、海水浴は毎年の恒例行事。とはいえ、双子が海水浴デビューしたのは昨年から。今年は2回目の海でした。

昨年はちょっと波に驚いたものの、プール好きの二人は海もそれほどこわがらず、キャアキャア遊んでいました。けれども海よりも二人が気に入ったものは砂浜。二人にとっては「巨大な砂遊び場」に見えたのでしょう。ほとんど砂遊びをして過ごしていました。

プールなどで泳ぐ時、今は便利な物があります。それは子供の二の腕につけるタイプの浮き輪です。ドーナツ型の浮き輪よりも安定性があり、まず子供が溺れる心配はありません。立ち泳ぎをしたり、バタ足をしたり、水中でクルクル回転してみたり、子供たちは自由に泳いだり遊んだりすることができます。(でも、何が起こるかわかりませんので、必ず保護者の方が見ていてあげてくださいね)

今年はその浮き輪をつけて、双子は最初からさっさと海に入っていきました。足がつかないところも平気。今年新しく買ったプーさんのビニールボートに乗ってみたり、ひっぱってみたり、キャッキャと遊んでいました。

けれどもしばらくすると、お砂場セットを持ってきて、砂浜で砂遊びを始めました。今年は海草をいっぱい集めてみたりもしていました。そしてまた海に入って遊んだり・・・その繰り返しでした。

マーヤが砂遊びをしていて、サーヤとパパと私は海の中で遊んでいた時のことです。砂遊びから顔をあげてふと見ると私たちが見えなくなっていてあせったマーヤちゃん。砂浜に立ち上がりこう叫びました。

「さーちゃーん!」

私たちはマーヤをずっと見ていたので「パパー」と呼ぶか「ママー」と呼ぶかどっちだろう、と思っていたのですが意外な展開。(^^;)

マーヤは何度も何度もサーヤの名前を呼びました。水の中で遊んでいたサーヤも「まーちゃーん!」と叫びました。

みんなでマーヤがいる砂浜に戻るとマーヤはサーヤに一言。「さーちゃん、どこに行ってたの?」あのぉ・・・パパとママには訊かないの?

ますます絆が深まる二人です。

【Photo】マーヤ、さーちゃんがいなくなってビックリしたよ(マーヤ)

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2004年8月 5日 (木)

死なない子

20040805「どんなお子さんに育ってほしいですか?」と聞かれたら、「優しい子」でも「元気な子」でもなく「死なない子」と答えたいと思っています。

病気や事故で親より先に死んで欲しくないし、自殺なんてまっぴらごめんです。そして有事の時ですら、生き延びる子になって欲しいと願っています。

そう強く考えるようになったのは野坂昭如氏原作の映画 「火垂の墓(ほたるのはか)」を観て以来です。父親の出征中に空襲で家を焼かれ、母を亡くした14歳の兄と4歳の妹が親戚の家をとび出し二人だけで生きていこうとするこの映画、戦争が終わったことも知らない暮らしの中で妹は栄養失調で死んでしまい、一人で妹を弔った兄もまた餓死してしまいます。

この映画をみて平和への切望以上に「有事に死なない子に育てたい」と私は思いました。

阪神淡路大震災を経験し、平和な日本ですら人生何があるかわからない、と強く感じています。どんな状況になっても生きる希望を持ち、たとえ両親がいなくなっても生き抜く知恵と社会に適応できる柔軟性をもって欲しいと思っています。

「火垂の墓」の14歳の兄はひたすらに生きようとしました。二人だけの家を構え、食事を作り、泥棒をしてでも小さな妹に食べさせようとしました。でもダメだった。戦争が幼い二人を殺した・・・というのは簡単です。でもそれだけじゃない、私はそう思うんです。親戚や地域といった「社会」から孤立して人は生きていけないのです。14歳の兄にはそれがわからなかった。

サーヤとマーヤに折りにふれてこう言っています。

「戦争や地震でパパとママが死んでも、さーちゃんとまーちゃんは生き延びなさい。ひとしきり泣いたら近くにいる人を探して『育ててください』って言うんだよ。ごはんだけは絶対に食べなさい。どんな暮らしでもガマンして大きくなってね。」

そんな話を夫にすると彼はこう言いました。

「おれは子供を残して死んだりしない」

親の方も「死なない親」にならなければいけませんなあ。(^^:)

【Photo】あたしがんばって生きる(サーヤ)

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2004年8月 4日 (水)

キャミ派

20040804これまで子供の肌着のデザインには無頓着でした。赤ちゃんの頃は使い込んだ肌着の方が汗を吸いやすいと聞き、甥っ子やご近所の方からいただいたおさがりの肌着を着せていましたし、その後も冬は半袖、夏はランニングタイプの肌着を着せていました。胸にワンポイントのイラストがついている普通のタイプです。

昨年の秋、私の母からもらったワコールの福袋の中に可愛くてちょっと生意気なキャミソールとショーツのセットがはいっていました。サイズは100cmで双子たちには大きかったので着せずにそのままとっていたのですが、この夏そろそろサイズも合うかなと着せてみると・・・可愛い〜!

ランニングだと中性的ですが、キャミソールの細い肩ひもは女の子らしさをかもしだします。それにおそろいのショーツというのが生意気です。

以来、すっかりキャミソールにはまり、あちこちのお店で見てまわっています。

キャミソールはそれだけでも可愛いですが、肩ひもが細いのでノースリーブのワンピースを着せる時など便利です。

ネットでも探してみると・・・あるある。子供用でも大人みたいなデザインのものや、キャラクターものなどいろいろあります。しかも上下セットでも1000円以下のものが結構あってリーズナブル。

サイズも100cmから160cmまでいろいろあるようです。

当の双子はあまり関心をもっていませんが、おしゃまな女の子だったら喜ぶかも。大人の真似をしてみたいおませな女の子へのプレゼントにいかがですか?

【Photo】写真ではちょっとわかりにくいですが、水色の地に白い小さな水玉がついたちょっぴり生意気なデザインのキャミです(モデル:サーヤ)

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2004年8月 3日 (火)

男親の教育

20040803ミミレ、ドドレレ・・・

「サーヤ、違うよ」
朝ご飯を食べ終わるとすぐ自分からピアノに向かっておけいこするサーヤにパパがキッチンの換気扇の下でたばこを吸いながら声をかけます。

ピアノのレッスンを始めてから2ヶ月半の双子たち、まだドレミの3音しか出てこない練習曲ですが、自分で楽譜を見ながら一音一音、一生懸命に弾いています。

ミミレ、ドドレレ・・・

「サーヤ、間違ってる」
楽譜はミミミレ、ドドレレ・・・となっているのです。どうしても3番目に出てくるミの音をとばしてしまうサーヤ、パパに言われるたびに最初から弾き直します。

ミミレ、ドドレレ・・・

「違う!」
はたで聞いてる方が緊張。練習曲は4拍子の4小節、合計16の単音ですから1音ぐらい間違っても90点以上じゃん、と母は思うのですが口出しするのはこらえます。

ミ・・・ミ・・・レ・・・、ド・・・

「ちゃんと前を向いて楽譜を見て!」
ドレミを歌いながらピアノを弾く練習スタイルですが、サーヤの声がうわずってきました。あー泣いてるよお。きっとテレビCMに出てくる福原愛ちゃんの小さい頃みたいな泣き顔で弾いてるんだろうなあ、と私の方が胸がつまってきました。それでもじっとガマン。私が顔を出したとたん、サーヤはきっと甘えて大泣きしてしまいます。

ミ・・・ミ・・・レ・・・

「サーヤ、違う!」
ついにサーヤは大泣きしてしまいました。ピアノに向かったままの姿勢で上を向いて目をつぶって泣いています。あーあ、泣かしちゃった。なにも練習で泣かさなくても・・・サーヤのそばにいって抱っこしてあげるべきか、ガマンするべきか葛藤する母。

「サーヤ、泣いてもピアノは上手にならないよ。マーヤ、さーちゃんにタオル持ってきてあげて」
マーヤがタオルを持って行き涙をふいてあげている模様です。母はじっとガマン。サーヤの涙の温度が伝わってくるようです。

ミ・・・ミ・・・レ、ド・・・

しゃくりあげながら再びピアノを弾き始めるサーヤ。あー、これでピアノが嫌いになっちゃったらどうしよう。明日になったら弾けるようになるかも知れないし、今日はもうやめたらいいのに・・・別にピアニストにさせたいわけじゃないんだから、泣かしてまでやらせなくても・・・いろんなことを考えます。

サーヤは泣きながら何度も何度も弾き直し、ついに正しく弾けるようになりました。

ミミミレ、ドドレレ・・・

パチパチパチ。パパが拍手をしています。「もう一回やって」

ミミミレ、ドドレレ・・・

サーヤは正しく4回弾きました。私もサーヤの横に立ち、ちゃんと弾けるたびに拍手をしてあげました。ちゃんと弾き終わった時、サーヤの顔は得意満面でした。パパに違うと言われてから気が付くと30分以上もたっていました。

ピアノの練習を終えてサーヤはパパのところに駆け寄り抱きついてこう言いました。
「サーヤね、いっぱいいっぱい泣いたけど頑張ったらピアノできるようになったでしょ?そんなことがわかったの」

そして笑顔でこう言いました。「サーヤ、ピアノがだーい好き。サーヤ、パパもだーい好き!」パパも笑顔でサーヤを抱きしめました。

私だったら「明日またがんばろうね」と言うか、手取り足取り細かく教えるかどちらかです。いやはや男親の教育方法に脱帽しました。

【Photo】サーヤね泣いても泣いてもがんばるのよ(サーヤ with パパ)

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2004年8月 2日 (月)

トマトができた

200408021200408022

ベランダのプランターで今年はトマト作りに挑戦しています。ミニトマトは結構簡単にできるそうですが、うっかり普通のトマトの株を買ってしまい無理かしらん・・・とあきらめかけていたのですが、気が付くと一つ、そしてもう一つ、緑色の実が二つでき、何日かかけて赤くなりました。さすが育児主担当の夫が育てただけあります。(私だったらきっと枯らしてる?)

双子は毎日トマトを見上げては「もう食べていい?」と待ちきれない様子。十分に赤くなるまで待ち、週末、トマトの初収穫をしました。

ミニトマトよりもちょっと大きいぐらいの小さなトマトですが、双子は手にとって大興奮!じっくりじっくり眺めていました。

半日おいて、いよいよ初収穫のトマトを食べてみることに。

「甘〜い」「おいしい〜」

私も一口だけ食べさせてもらいました。確かに甘い!

トマト好きの二人ですが、やっと赤くなった貴重なトマトだからか、二人ともペロっと食べてしまわずに、ゆっくりと味わいながら食べていました。

この夏、あと何回か収穫できそうです。プランター栽培ではありますが、これから少しずつ植物を育てることと収穫の楽しみを教えてあげたいと思っています。

それにしてもトマトちゃん、二つ一緒にできてくれてよかったよかった。

【Photo】おうちのトマトは甘かったよ(サーヤ&マーヤ)

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