« 空まで高く | トップページ | まーちゃんって呼ばれているの »

2004年7月14日 (水)

よその子ごっこ

20040714パパとマーヤが朝寝坊していた朝のことです。私とサーヤは二人で遊んでいました。サーヤをキューっと抱きしめて「あー可愛い。ママ、こんな子が道に落ちてたら絶対に拾うわ」などと言って遊んでいました。

しばらくすると、部屋の片隅にサーヤが仰向けに寝っ転がっていました。私はその横に跪いて「アラ、こんなところに女の子が落ちてる」と言いながらサーヤを抱き起こします。

「あなたお名前は?」
「サーヤ」
「お父さんはいないの?」とたずねるとサーヤは悲しそうな目をして、首を横にふります。

「お母さんは?」またまた首を横にふり、かぼそい声でこう言うのです。
「パパもママも戦争で焼けちゃったの」

「まあ可愛そう。じゃあ、おばちゃんのおうちに来る?あなたと同い年ぐらいのマーヤちゃんという女の子がいるんだけど」サーヤはこくんとうなずきました。

するとマーヤがトコトコ起きてきました。

「あ、まーちゃんおはよう。この子ねサーヤちゃんって言うの。お父さんとお母さんが戦争で死んじゃったんですって。これからママのおうちで一緒に暮らすから仲良くしてあげてね」寝ぼけまなこのマーヤもこくんとうなずき、「私のおもちゃ貸してあげるからね」などと言いながら、サーヤと一緒に遊びはじめました。

またまたしばらくすると、今度はマーヤが部屋の隅っこに気をつけの姿勢で寝っ転がっていました。

サーヤと同じように抱き起こして「お父さんとお母さんは?」と聞いてみると、「パパもママも死んじゃったの」と言いながら、デリケートなマーヤの目には涙が浮かんできました。あらあら。いきなり両親をなくしたシチュエーションに感情移入してしまったもよう。

こんなバカな遊びができるほど、我が家は平和で幸せです。

【Photo】あたしのパパとママ死んじゃったの(マーヤ)

|

« 空まで高く | トップページ | まーちゃんって呼ばれているの »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186463/40609808

この記事へのトラックバック一覧です: よその子ごっこ:

« 空まで高く | トップページ | まーちゃんって呼ばれているの »