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2004年7月30日 (金)

母を超えた双子

私は虫が苦手です。苦手も苦手、超苦手!の部類です。蚊がブーンととんできてもパチンとつぶすこともできませんし、生きている虫はもちろん死んでいる虫でもこわいんです。

そんな私から生まれた双子はやっぱり虫が苦手です。夫は「お前がキャアキャア言うから二人とも虫をこわがるようになったんや」と言いますが、そうかなあ・・・。

今の季節、一番いやなのは蝉の死骸がゴロゴロ道端にころがっていること。うっかり踏んでしまったら、きっと私失神します。

先週末、ルーフバルコニーのプールで水遊びをしていた時も屋上にもかかわらず蝉が一匹死んでプールの横に転がっていました。

双子も私もキャアキャアさわいでいたのですが、近くで見る蝉に双子は少々興味をもった様子。私は全くダメ。すぐに屋上から逃げ出しました。

夫は蝉の死骸を手にとって双子にじっくり観察させたようです。

これが足、何本ある?ここがおなか。これが羽。これが顔、目があるだろう?お口をよく見てごらん、何かついてる?そうストローがついてるねえ・・・。

そんな風にじっくり教えると双子は急に蝉に興味を持ち、二人で交互にさわってみたそうです。

そして最後は手に持って屋上から部屋に逃げ込んだ私をのぞきこみ、「ママー、蝉こわくないよー、ほら」と言い出す始末。

ポトンと落とされでもしたら気が狂ってしまいそうな私は「そうよかったねー、でもママはダメー」と完全拒否です。

「よくわからないものは恐いけど、よくわかると恐くなくなるんだ」と夫の弁。双子はすっかり虫嫌いを克服したようです。

「あんたも虫嫌いでしょ?」と長男・ルークにささやきながら、私は虫嫌いのまま人生を送るつもりです。

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2004年7月29日 (木)

パブロフの双子

20040729子供たちの練習用に電子ピアノを買いました。本当はアップライトのピアノを買ってあげたかったのですが、マンションのエレベーター入らず、仕方なく電子ピアノにしました。

あれこれ迷って購入したのはKORGのCONCERT C-6500。最近の電子ピアノは鍵盤のタッチも本物に近く、買ってみると結構、満足しています。夜中もヘッドフォンを使用して気兼ねなく弾けますし、親の方も時々練習したりしています。

そして購入してから気に入った機能がもう一つあります。それはデモ演奏機能。店頭では必要でも買ってしまえば使わない機能だと思っていたのですが、意外や意外、部屋の中で使うと楽しいものです。このピアノでこんな素敵な音楽を奏でられるんだー、と感激してしまいます。

デモ演奏曲は32曲入っていて、食事中にB.G.M.としてならしていると、ピアニストの方が演奏しにいらしてくださっているような錯覚におちいります。(単純すぎ?)なかなか優雅なものです。

デモ演奏曲の中にT.オースティンの「人形の夢と目覚め」が入っています。この曲の途中、あるフレーズが始まると双子が突然立ち上がって「キラランキララン、パンパンパン♪」と歌いながら踊り出しました。幼稚園で習ったお遊戯の曲なのでしょうか。二人ともとても嬉しそうに踊ります。

そしてこの曲のこのフレーズが始まると、双子は何をしていてもパっと立ち上がり、「キラランキララン、パンパンパン♪」と二人して踊り始めます。機械仕掛けの人形みたいで面白い光景です。

【Photo】あっ!キラランキララン♪がはじまった!(サーヤ)

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2004年7月28日 (水)

洗濯かーちゃん笑顔を忘れる

20040728夏休みに入る際、幼稚園から週めくりのカレンダーをいただきました。毎週、目標を書き込み、その目標を達成できた日はご褒美シールを、できなかった日はがんばろうシールを毎日貼るようになっています。

夏休み第一週の双子の目標は「すすんでピアノのおけいこをする」第二週の目標は「みのまわりのことをじぶんできちんとする」だそうです。単純なもので、シールに目がくらみ、なんとか今のところは二人とも頑張っている模様。

「パパの今週の目標は何?」と双子に聞かれた夫は、ウ〜ン・・・と考えて「パパは洗い物をする、にしようかな」と答えたそうです。食器洗いは私の仕事なので。ところがそれを聞いたサーヤはこう言ったそうです。

「パパはお洗濯をしなしゃいよ。ママいつもお洗濯している時、さみしそうにしているよ」

こりゃまた意外なお言葉。洗濯も私の仕事なのですが、双子が生まれて以来、「もしかして私って実は『洗濯かーちゃん』?」と思うぐらい、結構、洗濯が好きだったりします。毎日、帰宅してから、あまりに帰りが遅い日は翌朝出勤前に必ずやってますし、天気の良い休日などは3回ぐらい洗濯機をまわすことも。

洗濯物を干し終わるとなんだか気分もスッキリするんですよね。そんな私なのに干している最中はさみしそうな顔をしていたとは・・・。

「これからは洗濯物干す時、楽しそうにやってくれよ」と夫に言われました。「じゃあ、ルラララ〜ン♪とか歌いながらやるよ」と答えましたが、まだ実践できていません。(^^;)

私の今週の目標は「ルラララ〜ン♪と洗濯をする」です。

【Photo】ママ、お洗濯は楽しそうにやってよね(サーヤ&マーヤ)

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2004年7月27日 (火)

マーヤ「冬ソナ」を語る

20040727お恥ずかしながら我が家は「冬のソナタ」をあまり見ていません。好きとか嫌いとかではないのですが、なぜか見そびれているのです。

いろんなメディアで取り上げられているので、ヨン様がどんなお顔かドラマのあらすじはどんなものかぐらいはもちろん知っています。けれども家の中で「冬のソナタ」について話題にすることはほとんどありません。

そんな家庭環境なのに、先日マーヤの着替えをさせている時にマーヤが突然、「ヨン様」と言い出しました。

もしかして幼稚園でも「冬ソナ」ブーム???などと思いつつ「ヨン様って何?」と聞いてみました。すると「冬のソナタ」と言うじゃありませんか。

「冬のソナタって何?」とさらに聞いてみると、「楽器屋さんの1階で見たでしょ?あれが冬のソナタよ」と答えます。

子供たちのピアノを選びに楽器屋さんをあちこち見てまわったのですが、そのうち1軒の楽器屋さんの1階はDVDやCDを売っていて、「冬のソナタ」のDVDが上映されていました。それをみて私が「あっヨン様!『冬のソナタ』よ」と思わず言った超ライトな意味のない一言をマーヤはしっかり覚えていた模様。

「まーちゃん、よく覚えてたねえ。じゃあ、冬のソナタってどんなお話か知ってる?」とさらにたずねると・・・さすがに「わかんない」と答えました。(^^;)

親のさりげない一言でも子供はしっかり吸収しちゃうんだ、とビックリした1件でした。言葉は選んで使わないといけませんね。

【Photo】ヨン様は冬のソナタでしょ?マーヤ知ってるよ(マーヤ)

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2004年7月26日 (月)

母は朝帰り?

20040726お勤め人のお父さん、お母さん、出勤前にお子さんから「今日は早く帰る?」と聞かれたらなんと答えますか?

マーヤに「ママ、今日は早く帰る?」と聞かれ、「う〜ん・・・なるべく早く帰るね」とあいまいに答えた日のことです。多分、今日も遅いだろうな・・・と思いつつ、あどけない笑顔を見るとそうとも言えずしどろもどろの私にマーヤがこう言いました。「ママ、朝帰ってくる?」

帰ってくるのは子供たちが寝静まった夜だけど、子供たちが私の顔を見るのは翌朝なので「遅くなる=朝帰ってくる」ということか、と思い思わず「そうそう、朝帰ってくるよ」と約束してしまいました。

結局、その日も早くは帰れず、夕方、夫にメールで「やっぱり遅くなるのでごはん先に食べてて」と知らせました。夫が双子に「ママ、今日も遅くなるって」と伝えると、マーヤの目から大粒の涙がポロポロとこぼれたそうです。

「ママ、朝帰ってくるって言ってたのに、暗くなる前に帰るよってマーヤと約束したのに・・・」

マーヤが言う「朝」とは「明るいうちに」という意味だったそうです。ありゃりゃりゃ・・・。

夫からも「遅くなるなら遅くなるって言った方がいい。子供の信頼失うで」と言われる始末。そんなつもりじゃなかったんだけど。

とはいえ今夜も遅くなる予定。さすがに朝帰りはしませんが、子供たちにとっては朝帰りと同じ母なのでした。

【Photo】ママ、「朝」かえってくるって言ったのに・・・(マーヤ)

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2004年7月23日 (金)

サーヤ増量キャンペーン中

20040723昨日の日記でサーヤが小さくてマーヤよりも成長が遅いと書いたところ、「サーヤちゃんがんばれ」「すぐにマーヤちゃんぐらい大きくなるよ」とDMを何通かいただきました。ありがとうございます。

サーヤの成長がマーヤよりも遅いことはさほど気にしていないのですが、先日、幼稚園の身体測定の結果、4歳を目前にして2歳児平均の体重しかないことに気づいた時はさすがの私たち夫婦もショックを受け、もう少し意識してサーヤにご飯を食べさせなければ、と思った次第。

というわけで我が家では「ただいまサーヤ増量キャンペーン」実施中です。

サーヤもマーヤも二人ともご飯の時は少食ですが、よく見ているとマーヤはサーヤに比べると多めに食べていますし、お菓子や果物などはだまっていてもしっかり食べています。サーヤはおやつの時もお皿にクッキーなどを残すことがあり、残したクッキーをマーヤに食べられる始末。ますます体重差が・・・と心配になります。

そこでご飯の時もサーヤにはじっくり時間をかけて、なるべく多く食べさせるようにしています。バナナなどを半分こした時も大きい方をサーヤにあげるようにしています。

そんな親の努力(?)を知ってか知らずか、このあいだ二人の大好物のあんパンが一つしかなかった時、こんなことがありました。「マーヤがはんぶんこする」と言ってあんぱんを二つに割ったマーヤちゃん。二つをじっくり見比べて、「こっちの大きい方はさーちゃんにあげる」と言ってサーヤのお皿に大きい方をのせました。「まーちゃん、ありがとう」と言って、サーヤはあんパンを全部たいらげました。

サーヤはきっと大きくなります。

【Photo】いっぱい食べて大きくなるじょー(サーヤ)

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2004年7月22日 (木)

小さい子

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「ピアノもマーヤの方が上達が早いな」

子供たちが寝静まってから夫が私に言いました。

「今日なんかマーヤがサーヤの横で楽譜を指さしながら『ドー、ドー、レー、レー』って教えてやってた。身体が小さいというのは、やっぱり成長にも影響するんやな」

長女のサーヤはおなかの中にいる時からマーヤよりも1〜2割小さめでした。子宮の中で着床した位置や双子ゆえ胎盤からの栄養の取り合いなども影響したのでしょうか、35週で生まれた時にはサーヤは1800g、マーヤは2300gでした。

ともにNICU(新生児集中治療室)に入りましたが、マーヤは1週間で母子同室となり、サーヤはさらに2週間かかりました。

もうすぐ4歳になる今でも体重差は2kg、身長差は4cmもあります。身体の成長だけでなく、いろんなことがマーヤよりも3ヶ月ほど遅れてしまいます。

歩き出すのも4ヶ月ほど遅れ、一時期は私が会社から帰ってくると、マーヤはトコトコ歩いて、サーヤはその後ろからハイハイして玄関まで迎えにきてくれていた光景を今でも時々思い出します。

でんぐりがえしができるようになったのも、クレヨンで「顔」を描けるようになったのもマーヤの方が先でした。歌もマーヤが先に覚え、サーヤはそれを真似して歌っています。

このように書くと、私がサーヤの成長の遅れを気にしているようにみえますか?いえいえ、むしろこの成長の差を愛しく感じているぐらいです。サーヤはいつもマーヤができるようになったことを自分もできるようになろうと努力しています。そしてマーヤもどうやったらできるようになったのか自分なりにサーヤに教えてやっているようです。

成長は遅れをとりがちですが、「顔」の絵が描けるようになったとたんサーヤはとても面白い絵を描くようになりました。外国の児童書の挿絵に使われているようなちょっと変わった画風です。歌もサーヤは自分で作詞作曲して歌ったりします。トンチンカンな歌ですが思わず苦笑してしまうような歌もあります。成長の遅い子は遅い子なりに、面白い個性をもっているんだなあ、と思います。

未熟児で生まれる赤ちゃんが増えているそうです。未熟児でなくても成長が遅いお子さんもいらっしゃることでしょう。でも、子供たちはそれぞれのスピードで前に前に進んでいこうとしています。

お父さん、お母さん、どうぞ愛情いっぱいの目で見守ってあげてください。

【Photo】左奥がサーヤ、右がマーヤ。いつか二人で上手に連弾してくれる日がくるのかなあ。

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2004年7月21日 (水)

プールざんまい

20040721今日から夏休み!
双子にとっては生まれて初めての夏休みです。毎日、何をして過ごそうかと育児主担当のパパはあれこれ計画を練っているもよう。朝ごはんを食べたらまずピアノの練習をさせて、お花のみずやりのお手伝いをさせて・・・それから、プールで水遊び!

我が家にはプールがあるんです。うふふ・・・いいでしょ?

我が家にはルーフバルコニーがあって、おとどし240cm四方の大きなビニールプールを買いました。大人はさすがに泳げませんが、それでも水着で入っているだけでリゾート気分。双子は大興奮で遊びます。

夏の間は大活躍のビニールプールですが、困ったことが一つ。大きすぎて空気を入れるのにも出すのにも一苦労する点です。昨年は9月になってプールをしまおうと思っていると雨が降ったり・・・で、基本的にめんどくさがりの私と夫は「また今度の週末にやろう」と先延ばし先延ばししてしまい、ついには冬になり、もう寒くてルーフバルコニーにあがることもできずプールをほったらかしにしたまま今年の夏を迎えてしまいました。お恥ずかしいかぎり。(^^;)

でも、今年はネットでいいものを見つけたんです。それは空気を入れないタイプのガーデンプール。水を入れると壁面が立つようになっています。早速、購入し、今年も我が家はプール開きをしています。なかなか快適。

これなら今年の秋はちゃんと洗ってしまえそう。多分・・・。

プールざんまいの毎日で今年も双子は真っ黒になってくれることでしょう。楽しい夏休みになりますように。

【Photo】まーちゃん、プールでキャアキャア遊ぶじょー(マーヤ)

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2004年7月20日 (火)

子供の価値観

20040720今日は幼稚園の終了式。明日から双子にとってはじめての夏休みが始まります。

入園式から約3ヶ月、お友達もたくさんでき、仲良くなったり、ちょっぴり嫌いになったり、また仲直りをしたりしました。入園までは自分たちのことを「サーヤ」「マーヤ」としか認識していなかったのに、フルネームで認識するようになりました。幼稚園でのルールもおぼえ、給食のお当番をやったりもしました。遠足やミニ運動会に夏祭り・・・いろんな行事でワクワクしました。

私たち親にとっても楽しく充実した3ヶ月でしたが、子供たちの成長には目をみはるばかりでした。未熟児で生まれた二人だったので、3年保育はちょっと早いかな、と思ったこともありましたが、やっぱり入園させてよかったと思っています。

幼稚園に入園して最も大きな変化は、小さいながらも「社会」に直接、関わりをもつようになったことです。いろんなお友達がいて先生がいて、好きになったり嫌いになったり、好きと言われたり嫌いと言われたり、悪いことをしている子がいたり優しい子がいたり、毎日いろんな発見があるようです。そしてその社会の中で彼女たちなりにいろんな価値観が育ちつつあります。

私にとってちょっぴりショックなこともありました。
入園前にできれば手作りの物を持たせてあげたい、と絵本の「こぐまちゃん」シリーズのアップリケをあしらった手縫いの給食袋を作ってあげたのですが、5月の終わり頃にマーヤから「まーちゃん、もっと可愛い給食袋がいいな。みんなはキティーちゃんとかプーさんとかの持ってるよ」と言われてしまいました。

手作りで世界に一つしかない物が最高、と思うのは親の価値観。子供にとってはキャラクターがついた既製品の方が「○○ちゃんはキティーちゃん、△△ちゃんはプーさん」とアイデンティティを示しやすいのかも知れません。

親の価値観と子供の価値観は違うとわかっているものの、実際にこうやってつきつけられるとショックなものです。

子供の価値観も大事にしなければと思う一方、みんなが持ってるから、というだけで安易に合わせてしまうのも単なるブランド志向の人間を育ててしまいそうで悩ましいところです。

まだまだ子供たちの価値観は成長途上。親の価値観を押しつけるのではなくバランスをみながら子供たちのリクエストに都度都度こたえていければ、と思うのですが、なかなか難しいことですね。

【Photo】子供には子供の価値観があるのよ(マーヤ)

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2004年7月19日 (月)

おだんごおにぎりと母の野望

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もうすぐ4歳になるサーヤとマーヤはなんでも自分でしたがるお年頃。
私が料理をしていても、「サーヤが混ぜたい」などと言いながらワラワラと寄ってきます。

料理に興味をもつことはいいことだと私は思っているので、そんな時はなるべく二人ができる範囲で手伝ってもらうようにしています。

二人の得意技は「卵わり」です。慎重に慎重に卵にヒビを入れ、両手の指でそっと殻を割ります。時には失敗もしますが、殻のカケラが入らずにうまく行くときもあります。ホットケーキを焼くときは卵を割ってもらい、粉と牛乳をいれて混ぜるところまで二人にやってもらいます。

先日は「おにぎり」をにぎってもらいました。三角おにぎりは無理ですが、おだんご型にするのは意外に上手にできました。よく考えてみたら幼稚園のお砂場で毎日、おだんごを作っているんですものね。

私自身は大学に入学して一人暮らしを始めるまで、ほとんど料理をしたことがありませんでした。自炊を始めて最初のうちはいろんな失敗もしましたが、なんとか一通りのことはできるようになりました。(多分・・・(^^;))

今でもそんなに料理が上手なわけではありませんが、それでも料理ができることは一つの自信につながります。卵を上手に割れた、おにぎりを上手ににぎれた・・・そんな小さな成功体験をサーヤとマーヤに少しずつさせてあげたいと思っています。

そして、彼女たちが中学生になる頃には自分のお弁当は自分で作れるようになり、私は早起きしなくてすむようにと、遠大な10年計画を立てている母でございます。

【Photo】(左)おにぎりをにぎるサーヤ(中)おだんご型のおにぎりができました(右)マーヤも上手にできて嬉しそう

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2004年7月16日 (金)

素敵なおさがり

20040716 マーヤは次女ながら、サーヤとは同じ年なので、サーヤのおさがりを着ることはありません。(あたりまえか(^^;))

「双子ちゃんっておさがりができないから不経済ね」とよく言われますが、双子に服を買ってあげるのが私たち夫婦の趣味みたいなものなので、あまり気にしていません。バーゲンで同じサイズのものがなかなか揃わない、というのは悩みどころですが・・・。

普段着では、甥っ子のおさがりのTシャツやトレーナーでなるべく雰囲気が同じものを二人に着せたりしています。甥っ子がその服を着ていた時のことを思い出し、おさがりを着せるたびに私は幸せな気分になります。中には私が買ってあげたものもあったりして、なつかしい気持ちでいっぱいになります。

去年の夏休み、私の実家に帰省中、母が思いがけない物を出してきてくれました。

それは私と妹が小さかった頃に着ていたワンピースやブラウスです。母が気に入ったものだけを厳選して、大事に大事に保管してくれていたのです。

父が銀行員だった我が家は、いわゆる「転勤族」でした。引っ越しのたびにいろんな荷物を捨ててきたのに、お気に入りの服だけは何度も何度も荷造りされて、私たちと一緒にあちらこちらを転々としてきたのです。

その中に、3歳ぐらいのサイズの紺色のワンピースが2枚ありました。おそろいではありませんが、どちらも刺繍があしらわれているところや生地が似ていてサーヤとマーヤにぴったり!と思い持ち帰りました。

母の保管方法がよかったためか、何十年も保管されてきたのに虫食い一つありません。このワンピースのように、私たち姉妹も大事に大事にされてきたような気がして胸が熱くなりました。

秋冬もののワンピースだったので、昨年の秋、幼稚園の入園面談の時や七五三参りの着付けに行く時などに着せました。着付けの方に「素敵な刺繍のワンピースですね」と言われたので「私がこの子たちぐらいの時に着ていたものなんですよ」と言うとビックリされました。そして「まあ、素敵なおさがりですね」と言われました。

双子たちはワンピースを、そして私は母の愛情というおさがりをもらったような気がします。本当に素敵なおさがりです。

【Photo】このワンピースを着ていた頃、私はどんな子供だったんでしょう

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2004年7月15日 (木)

まーちゃんって呼ばれているの

20040715サーヤもマーヤも毎日、幼稚園のお話をいっぱいしてくれます。クラスメイトの名前もフルネームで覚え、誰々が誰々を叩いたとか、誰々が泣いたとか、誰々と一緒に遊んだとか、こと細かに報告してくれます。

このあいだはお友達の呼び名の話になりました。

「あのね、K介くんはKちゃんって呼ばれているの」
「Rちゃんはね、Rたんって呼ばれているのよ」

まだ、あだ名の命名にはいたっていないようです。

「サーヤとマーヤは幼稚園でなんて呼ばれてるの?」と聞いてみました。

「あのね、サーヤはね『まーちゃん』って呼ばれているのよ」
「マーヤは『さーちゃん』って呼ばれてるの」

??? (@o@) ???

どうやらいまだに幼稚園のお友達は二人の見分けがついていないようです。(^^;)

【Photo】あたし幼稚園では「まーちゃん」って呼ばれてるの(サーヤ)

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2004年7月14日 (水)

よその子ごっこ

20040714パパとマーヤが朝寝坊していた朝のことです。私とサーヤは二人で遊んでいました。サーヤをキューっと抱きしめて「あー可愛い。ママ、こんな子が道に落ちてたら絶対に拾うわ」などと言って遊んでいました。

しばらくすると、部屋の片隅にサーヤが仰向けに寝っ転がっていました。私はその横に跪いて「アラ、こんなところに女の子が落ちてる」と言いながらサーヤを抱き起こします。

「あなたお名前は?」
「サーヤ」
「お父さんはいないの?」とたずねるとサーヤは悲しそうな目をして、首を横にふります。

「お母さんは?」またまた首を横にふり、かぼそい声でこう言うのです。
「パパもママも戦争で焼けちゃったの」

「まあ可愛そう。じゃあ、おばちゃんのおうちに来る?あなたと同い年ぐらいのマーヤちゃんという女の子がいるんだけど」サーヤはこくんとうなずきました。

するとマーヤがトコトコ起きてきました。

「あ、まーちゃんおはよう。この子ねサーヤちゃんって言うの。お父さんとお母さんが戦争で死んじゃったんですって。これからママのおうちで一緒に暮らすから仲良くしてあげてね」寝ぼけまなこのマーヤもこくんとうなずき、「私のおもちゃ貸してあげるからね」などと言いながら、サーヤと一緒に遊びはじめました。

またまたしばらくすると、今度はマーヤが部屋の隅っこに気をつけの姿勢で寝っ転がっていました。

サーヤと同じように抱き起こして「お父さんとお母さんは?」と聞いてみると、「パパもママも死んじゃったの」と言いながら、デリケートなマーヤの目には涙が浮かんできました。あらあら。いきなり両親をなくしたシチュエーションに感情移入してしまったもよう。

こんなバカな遊びができるほど、我が家は平和で幸せです。

【Photo】あたしのパパとママ死んじゃったの(マーヤ)

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2004年7月13日 (火)

空まで高く

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最近ようやく自分でブランコをこげるようになった双子たち。公園に連れて行くと真っ先にブランコに乗り、ぎこちなくこいでいます。でもやっぱり物足りないようで、すぐに「ママー、押してー」とお呼びがかかります。

背中を押してあげるとキャッキャキャッキャとお猿のように喜びますが、慣れてくると「もっと高く!空まで!」とリクエストが。空まで〜?どんな押し方じゃい、と疑問に思っていたのですが、先週末、その疑問が解明されました。

参議院選挙の投票を済ませ、家族みんなで投票所の横の公園で遊んでいた時です。双子はまたまた真っ先にブランコに向かい、「見てみて〜、自分でこげるよー」と言って何度かこいだあと、「パパー、空までやってー」のリクエストが。

パパはマーヤの後ろにまわり、自分の胸のあたりまでブランコをひきあげ、手を離しました。ブランコはものすごい高さで振幅します。見ている方は落ちやしないか、とハラハラです。

当のマーヤは「キャー」という奇声をあげつつも、超うれしそう。
彼女にとってはきっとジェットコースター並みのコーフンだったことでしょう。

女親には絶対にできない遊びです。落ちたらどーすんの。

こんな大胆な父親に育てられて、たくましく育ってくれたらいいのですが、いつもはへなちょこな二人です。

【Photo】見てー、空まで行くよー(マーヤ)

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2004年7月12日 (月)

サーヤの影をとられたら

20040712松谷みよ子さんの名作「モモちゃん」シリーズの中に、主人公のモモちゃんがウシオニという顔はウシで身体はオニというこわい怪物に影をとられてしまうお話があります。

それを知ったモモちゃんのママは、朝ご飯の目玉焼きのお皿を握りしめてスリッパのままでウシオニを追いかけ、ついにはウシオニを見つけて叱りつけ、見事モモちゃんの影を取り返すというお話なのですが、ウシオニを追いかけるママの必死さ、そしてこわいウシオニを叱りつけるママの迫力に、いざとなったら母親ってこんなものだろうな、と親の私の方が双子に読み聞かせをしながら感動しておりました。

そのお話を読み聞かせしてあげた翌朝、朝ご飯を食べながらサーヤがこんなことを言い出しました。

「サーヤの影をとられたらね・・・」

「ママが走って助けにきてくれるでしょ?」とか「ママどうする?」とか続くのかな、と期待しつつ相づちを打っていると

「パパが走って行ってね、ウシオニにメーって言って影とりかえしてくれるのよ。パパ強いもん。」

(^^;)パパでしたか。

日頃、育児主担当のパパは相当な信頼をおかれている模様。双子とパパの結びつきに安心するような、ちょっぴりうらやましいような・・・。

さらにサーヤが続けて言いました。

「まーちゃんの影とられたらね・・・」

今度はママかな?と軽い期待をしつつ相づちを打つ私。

「サーヤが走って行ってね、ウシオニにメーーーーって言うじょ」

パパと双子、3人の絆の中になかなか入れない母でございます。

【Photo】パパにお花をあげるの(サーヤ)

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2004年7月 9日 (金)

真夜中のドライブ

20040709その日は幼稚園のプールで疲れたのか、晩ご飯も食べずに夕方6時から寝てしまった双子たち。10時頃にトイレに連れて行っても爆睡状態でした。

ご飯を食べていないので心配でしたが、無理矢理起こすのもしのびなく、そのまま朝まで寝せてあげることにしました。きっと超!早起きするぞ・・・と覚悟しつつ。

案の定、夜中の3時に二人とも起きてしまい、「ノドかわいた」と言い出しキッチンで麦茶を飲ませました。いきなりなんだかんだとおしゃべりしだす双子たち。ベッドに入ってまだ2時間ぐらいしかたっていない私は眠くて仕方なかったので「まだ夜だから寝なさいね」と二人に言い渡し、ベッドに横になりました。

私と双子は3人でクイーンサイズのベッドで寝ているのですが、私の横で二人でゴソゴソ遊んでいます。私はトロトロまどろみながら、背中で二人の会話を聞いていました。

「ねえまーちゃん、車でどこかに行かない?」
「コーベ行こうか」

どうやらベッドを車と見立てて二人でドライブとしゃれこむ様子。運転しているのはマーヤ、サーヤはお人形をいっぱい乗せて助手席に座っているようです。

二人の車はコーベに向かって出発です。きれいな夜空が見えているのかも知れません。

サーヤが運転するマーヤの横顔に向かって言いました。
「ねえ、まーちゃん」
「なあに?」
「あのね、パパとママが死んでも、まーちゃんはずっと一緒にいてね」
「うん、いいよ。マーヤがいれば大丈夫」

双子っていいなぁ・・・と思いながら、私は眠りについてしまいました。

夜中にまた目が覚めてふと見ると、二人は「車」の中で顔をよせあって眠っていました。夢の中でも一緒に遊んでいるのでしょうか。

【Photo】ずーっとずーっと一緒だよ(サーヤ&マーヤ)

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2004年7月 8日 (木)

小言の仕返し

20040708我が家の双子は二人とも少食で困っています。
二人とも元気ですし、それなりに成長してきているのでそれほど心配はしていないのですが、パパが一生懸命作ったごはんをおしゃべりしながら食べて(ほとんどしゃべってます)、しばらくすると「もうおなかいっぱい」と言うので作った方はたまらないだろう、とヒヤヒヤします。

そこで私は食べている最中もガミガミ言い、「おなかいっぱい」と言われても「あともう少し食べなさい、大きくなれないよ」とガミガミ言ってます。

かくいう私もあまり大食家ではなく、ごはんは1膳きりでおかわりはほとんどしません。身長も152cmほどしかなく、小柄です。いつも双子に「ママは小さい頃、ごはんをいっぱい食べなかったから大きくなれなかったんだよ」と言い聞かせています。

一方、夫は非常にいい体格(?)で、体重は私の倍ほどあります。双子は「ごはんいっぱい食べてパパみたいに大きくなりたい」と憧れています。(行動はともないませんが)

先日、私が「ご馳走さま」と言うと、サーヤから言われてしまいました。
「ママ、いっぱいごはん食べないとパパみたいに大きくなれないよ」

大人は大きくなれないし、大きくなっても困るものだと今は言わずにおきました。

【Photo】ちゃんと食べないと大きくならないのよ(サーヤ)

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2004年7月 7日 (水)

タマゲニ・スタベティ

20040707このあいだ双子が二人で幼稚園でならってきた遊び唄を歌っていました。

「ニンジン、タマゲニ、ジャガイモ、ブタニク、いためて・・・♪」

幼稚園に入園して以来、さらにおしゃべりに磨き(?)がかかってきた我が家の双子ですが、いまだに時々「?」な言葉を話していることがあります。

2月25日の日記に追加して双子語をご紹介します。

◆タマゲニ◆
タマネギのことのようです。かえって言いにくそう。

◆スタベティ◆
スパゲティのこと。1年ほど前はスパゲティもうどんもおそばも全部「チュルチュル」でした。

◆マクドドナルド◆
マクドナルドのこと。かなり惜しい。今はまだ連れて行ったことがなく、二人は「5歳になったらマクドドナルドに行ける」と信じています。

◆メがマガル◆
「目がまわる」と言いたいもよう。双子の中では本当に曲がっているのかも。

◆メガゲ◆
眼鏡のこと。「タマゲニ」といい、「ネ」という音は発音しにくい?

◆カワイイノ◆
テレビのアニメ番組のこと。「今日、カワイイノ何やってる?」と毎日聞いてきます。

◆ひとりふたり・・・◆
「一つ二つ・・・」も「一回二回・・・」も「ひとりふたり・・・」とカウントします。添い寝話をする時も「今日は森のおうちのお話、三人して」とせがみます。「3つするのね」と聞き返してもダメ。そのうちに使い分けができるようになるのでしょうか。

◆おひなさま◆
お姫様の総称。シンデレラも白雪姫もすべて「おひなさま」です。
先日、NHK大河ドラマ「新選組」を見ていた時、鈴木京香演じる芹沢鴨の情婦を見て「おひなさまも死んじゃって可愛そうね」と言ってました。きれいな着物を着ていたら「おひなさま」?双子の判断基準は謎です。

双子が変な言葉を話すたびに夫は正しい言い方に言い直しているようですが、私はこっそり双子のオリジナル語を楽しんでいます。

【Photo】今日のごはんはタマゲニがはいったスタベティかなぁ(サーヤ&マーヤ)

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2004年7月 6日 (火)

どこのマーヤ?

20040706たいていのお子さんが通る道だと思いますが、我が家の双子は最近、インターホンを鳴らすのに凝っています。二人で表に出て遊んできては、ピンポーン♪とインターホンをならして私たちが「はーい」と出ると「サーヤとマーヤ!」と大きな声で叫びます。そしてゲラゲラ笑っています。

先日、私と双子の3人でピアノのレッスンに行った帰りのことです。
その日はマーヤがインターホンをならしました。

「ピンポーン♪」
「はい、どなた?」とパパの声
「マーヤ!」
「どこのマーヤちゃんですか?」

・・・と尋ねられたマーヤは即座に答えました。

「パパのマーヤ!」

インターホンの向こうの夫はちょっぴり嬉しそう。
「はい、どーぞ」と言ってオートロックを開けてくれました。

夫の育児ストレスもすこーし軽くなった・・・かも知れない午後でした。

【Photo】マーヤはパパがだあい好き(マーヤ)

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2004年7月 5日 (月)

鼻から牛乳

20040705 人間ドックで胃カメラの検査を受けました。丁度1年前もやったのですが、今年は「鼻からカメラを入れます」と言われてビックリ!鼻からの方が嘔吐感がなくていいとのこと。確かにノドからだと、ゲーゲーなって数分の検査で3kgぐらい痩せちゃいそうですもんね。(痩せればいいが・・・)

鼻に麻酔薬を入れて管を入れて検査開始。麻酔をしているので痛くはないのですが、それでも管が入る時は痛いような気がするし、管がノドを通過する時は軽い嘔吐感がありました。管が食道を通り、胃に入るとまったく感覚はなくなりますが、管が鼻からずーっと入っていますので、とてもいやな状況です。

鼻から管を入れてヨダレをダラダラ出しながら、私は自分の手をギュッと握りしめ、長女・サーヤのことを考えていました。

1800グラムで生まれたサーヤは生まれてすぐに NICU(新生児集中治療室)に入れられ、3週間を過ごしました。そして最初の5日間はミルクを口から飲むことができず、鼻からチューブを通され直接、胃に送り込まれていました。

その姿をガラスごしに見て痛々しいと思いながらも、当時のことを人に話す時は「サーヤなんか最初は『鼻から牛乳』だったのよ」と冗談めかして話していたものです。

たった数分の検査にもかかわらず、私は途中でへこたれそうになりました。検査用のファイバーと新生児用のミルクの管では違うかも知れませんが、5日間も鼻に管を通され、点滴の針まで刺されていたサーヤの状況を追体験しているような気分になりました。

とんでもない異物感、そして軽い恐怖感。

泣いても求めても、私もパパもおばあちゃんもガラスの向こうから眺めるだけで抱っこすら、いえ手さえ握ってあげられなかった。

今、ちょっぴりわがままで、すぐに「抱っこ」という甘えん坊のサーヤの性格は、この時に形成されたのかも知れません。

検査の最中に涙が出てきたのは、嘔吐感からだけではなかったのです。

【Photo】今はコップで牛乳のめるのよ(サーヤ)

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2004年7月 2日 (金)

双子の手遊び

20040702双子は幼稚園でいろんな手遊びや身体遊び(?)を教わってきます。

「むすんでひらいて」「いっぽんばしこーちょこちょ」「なべなべそこぬけ」など私も遊んだことがあるなつかしい遊びから、「こどもがパン屋にやってきて、おばちゃんメロンパンちょうだい、メロンパン一つ買っちゃった」など初めて聞くような遊びまでいろいろです。

幼稚園で覚えてきた手遊びをすぐに家でも披露して遊べるのは双子ならでは、です。なにしろ二人はクラスメイトでもあるので、家は幼稚園の延長とも言えます。いいなぁ・・・。

私は手遊びっていいなあ、と思います。だって、いつでもどこでもできるでしょ?
おもちゃがなくても、テレビがなくても、手遊びをいっぱい知っていたら、二人でずっとゲラゲラ笑いながら遊べる双子はやっぱりうらやましいです。

【Photo】サーヤ鬼だぞ〜(サーヤ:顔の前の指はパパの指です)

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2004年7月 1日 (木)

寝顔よりも愛しいもの

20040701お子さんの寝顔を飽きずにながめていらっしゃるお父さん・お母さんってきっと多いですよね。「起きているときは悪魔でも寝ている顔は天使そのもの」とよく言われますが、確かに子供の寝顔って可愛いものです。

でも私は寝顔よりもついつい見入ってしまうものがあるんです。

それは子供の手。

寝ている子供の手をそっと握りしめて、指を一本一本つまんでみて、「指の作り方の設計図もみたことないのに、よくまあ10本もできたものだ」と妙な感激をしてしまいます。

そして、この小さい手や指でごはんを食べたり、砂場でおだんごを作ったり、いたずらをしたり、ハサミで何かを作ってみたり、お風呂で石けんをつけ私の背中を洗ってくれたり・・・こんな小さい手なのに毎日、一生懸命がんばって生きているんだね、と思うと寝ている子供が愛しくてたまらなくなります。

寝顔よりも愛しいなんて、私って変わっているでしょうか?

【Photo】お手てでちゃんとお箸もってハンバーグも食べてるんだよ(マーヤ)

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