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2004年5月31日 (月)

アイシテル

20040531 「愛してる」って言葉、口に出して言ったことありますか?

恋人や夫婦の間で、そして親子の間で「大好きよ」「大切に思ってるよ」「いつも心配してるよ」・・・という言葉は口にできるけど、「愛してる」という言葉って日本人はなかなか使わないのではないでしょうか。

少なくとも私はそう。気持ちは「愛してる」んだけど、言葉として口にするのはちょっと気恥ずかしい。子供たちにも「愛してる」の言葉のかわりに「可愛いね」とか「ママの大事大事よ」とか言いながら抱きしめています。

でも、双子が2歳になり言葉を話すようになった頃、「愛してる」と言ってみました。最初はキョトンとした顔をしていた双子ですが、何度も言ってるうちに私が「愛してる」と言うと「サーヤ(マーヤ)もママをアイシテル」と言ってくれるようになりました。

3歳になった今では、時々子供たちの方から「ママ、アイシテル」と言ってくれるのですが、「ママ、だーい好き」と言われるよりも、やっぱりなんだかくすぐったい気持ちがします。

英語圏の人たちは恋人同士でも家族同士でも実にさりげなく"I love you"という言葉を使いますよね。"I love you"という言葉は直訳すると「愛してる」ですが、ニュアンスはちょっと違うのかも知れませんね。

同じようによく使う英語なのに、ちょっとニュアンスが違うかも、と思った言葉がもう一つあります。それは"beautiful"という言葉。日本語では「美しい」と訳することが多いですよね。

知人のアメリカ人夫婦の息子さんが生後1年ほどたって脳に障害があることがわかり、久しぶりに再会した時になんと言っていいのか迷いながら言葉を選びながら話していると奥さんの方が"But he is a beautiful boy. Very very beautiful."と涙をこらえた笑顔で話されました。

"beutiful"という言葉には私たちが思っている以上に愛情深い感情が入っているのかな、と思いました。

【Photo】サーヤのことアイシテル?(サーヤ)

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2004年5月28日 (金)

お別れのときは泣いてもいいけど

200405282夜、マーヤが幼稚園でのできごとを話してくれました。

「まーちゃんね、MちゃんとYちゃんが幼稚園で『ママー、ママー』って泣いてたからね、『泣かないで』って言ってあげたの」

「そーお。MちゃんもYちゃんも泣いちゃって可愛そうだね」とかえすと・・・

「あのねお別れのときは泣いてもいいけど、そうじゃないから『泣かなくていいよ』って言ったのよ。だってまたお迎えにきてくれるでしょ?だから泣かなくてもいいのよ。」

サーヤもマーヤもジージとバーバのおうち(祖父母の家)から帰る時や私の妹が2〜3日遊びにきて帰ってしまう時など大泣きします。それはきっと『お別れのとき』なんですね。

幼稚園では「パパー、パパー」とも「ママー、ママー」とも泣かずに、さっさと園庭に消えていってしまうサーヤとマーヤです。その後ろ姿をいつまでも見つめているのは親の方です。

【Photo】お別れのときは泣いてもいいのよ(マーヤ)

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2004年5月27日 (木)

我が家の双子は病院がお好き

20040527先週末、サーヤが明け方に熱を出しました。
夜中に寝ながら咳をしていたのですが、4時半頃に起き出して「のどが渇いた」と言うのでお水を飲ませ、身体が熱いことに気がつきました。

体温計ではかってみると39度1分。
あわてて夫を起こして、座薬をいれて様子をみることに。

熱でうるんだ目で私を見つめてサーヤが一言。
「サーヤ、K先生のとこに行きたい」

K先生というのは「2歳児マーヤの家出願望」にも書きましたが、二人が赤ん坊の頃からお世話になっている近所の小児科の先生です。

病院ぎらいの子供というのはよく聞きますが、我が家の双子は病院が大好き。そのうえ薬も大好きです。K小児科のお薬がおいしいのかも知れませんが、一人が風邪をひいてお薬をのんでいると、もう一人も「マーヤ(サーヤ)もお薬のみた〜い」とやってきます。

おかげで親の方は助かりますけどね。

結局、その日は二人そろって幼稚園を休ませ、リクエスト通り(?)K小児科に連れていってもらいました(連れて行ったのはパパ)。そしてキティーちゃんのシールを二人とももらってご機嫌でした。

【Photo】サーヤお熱があるときはね、病院に行きたいのよ(サーヤ)

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2004年5月26日 (水)

サーヤちゃん?マーヤちゃん?

20040526昨日に引き続き、授業参観の時のお話です。

参観のあと、他のお母さん方とお話する機会があったのですが、我が家でお名前が出ているお友達のお母さんからは「うちでもサーヤちゃん・マーヤちゃんと遊んだ、とよくお話してますよ」と言われ、ちゃんとお友達と遊んでいるんだ、と嬉しくなりました。

「でも、うちの子、サーヤちゃんとマーヤちゃんの区別はちゃんとついていないみたいで、『遠足の時、おててつないでくれたのはサーヤちゃん?マーヤちゃん?どっちなの?』と聞いても、『どっちかわかんない』って言うんですよ」「うちの子もわかってないみたい。よく似てますよねぇ」

とも言われました。ありゃりゃー・・・。

入園式の直前にサーヤがジャングルジムから落ちておでこにタンコブとすり傷を作っていたので、入園当初はその傷で見分けがついていたそうですが、傷がなおった今ではお友達も見分けがつかなくなったそうです。

「見分けがつかない」と言われることも、実は双子の親にとって嬉しい言葉なのです。

【Photo】私はどっちでしょう?(答えは・・・サーヤ!)

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2004年5月25日 (火)

初めての授業参観

20040525 昨日、幼稚園で授業参観がありました。
午前中は会社を休んで幼稚園に行きました。

親として参観するのは初めての私。
きっと子供たちよりも私の方が緊張していたと思います。

たった30分間の参観でしたが、みんなでご挨拶をしたり、先生に合わせてお遊戯をしたり、先生のお話を聞いたり、みんなでお歌を歌ったり・・・と子供たちのいろんな表情を見ることができました。

それなりにちゃんと先生のお話を聞いていて安心しました。サーヤとマーヤは同じクラスにしていただいたので、他のお友達とちゃんと遊べるかしら、二人だけで遊ぶんじゃないかしら、と入園前はちょっぴり心配していたのですが、床に座って先生のお話を聞く時も、二人は別々のお友達と一緒にそれぞれ仲良く座っていたので、これまた安心した次第。

最後に工作の作品をプレゼントしてもらい、二人が一生懸命作ったのかと思うと感激しました。

未熟児で生まれた二人で、ずっと身体も小さめだったので、3年保育はちょっと早いかな、と思っていたのですが、毎日とても楽しそうに登園しています。それが一番嬉しいですね。

【Photo】幼稚園って楽しいよ(サーヤ&マーヤ)

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2004年5月24日 (月)

マーヤのひざ上スカート

20040524我が家の双子は現在、身長が90cmちょっとです。お洋服は90cmから100cmぐらいを着せています。

ところが、幼稚園の制服は3年間着続けられるようにと、120cmサイズをすすめられました。身丈も袖丈もかなり大きめです。ブラウスなんてワンピースみたいに長くて笑ってしまいます。

入園式直前にとりあえずブラウスと上着の袖丈を直し、スカートもひざ下ぐらいの長さになるよう、吊り部分を直してあげました。

入園から1ヶ月半ほどしかたっていませんが、先週のある朝、制服に着替えさせている時にふと気がついたのですが、マーヤのスカートがひざ上になっていました。

(@o@)いきなり身長が伸びたの〜???

サーヤのスカート丈はまだひざ下です。マーヤだけが急に成長したもよう。

いつも3ヶ月遅れぐらいでサーヤも同じ成長をとげるので、きっと夏にはサーヤも急成長することでしょう。

6月からは夏服に衣替えなので、しばらくはひざ上スカートで通園するマーヤです。

【Photo】あのね、スカートが短くなっちゃったのよ(マーヤ)

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2004年5月21日 (金)

双子はいつも一緒

20040521朝、起きてしばらくベッドの中でゴロゴロしていた時にサーヤがマーヤにこんなことを言っていました。

「まーちゃん、これからもずっと一緒にいてね」

確かに双子というものは、いつも一緒にいます。同じ年なので赤ちゃんの時から、もっと言えば、私のおなかの中にいる時から一緒です。

親子というものは、実はずっと一緒というものでもないんですよね。フルタイムで働いている私はもちろんですが、育児主担当のパパですら、おばあちゃんが手伝いにきてくれた時や私が休みの週末、仕事や用事が入ると家を出て、子供たちとは離れる時間があります。

実家に帰省した時はジージとバーバに双子を預けて夫婦だけで映画を観に行くこともありますしね。

世話をする親や祖父母はいろいろと入れ替わっても、双子同士はいつも一緒なのです。幼稚園でも同じクラスにしていただいたので親離れ(?)はしたものの、双子同士はやはり朝から晩まで一緒にいます。

そんな双子が離ればなれになった2週間がありました。未熟児で生まれたため生後すぐNICU(新生児集中治療室)に入った二人ですが、1週間でマーヤは保育器から出て母子同室となり、サーヤ一人がNICUの保育器の中に取り残されました。

マーヤよりもサーヤの方が離ればなれになることを怖がるのはこのためかも知れません。

小学校に入学したら、双子はたいてい別々のクラスになるようです。その時ちゃんとやっていけるのか、今からちょっぴり心配な母です。

【Photo】これからもずっと一緒だよー(サーヤ&マーヤ)

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2004年5月20日 (木)

マーヤの学校

20040520「まーちゃん、がっこうに行ってくる」

そう言って、時々マーヤはパパの部屋に入っていきます。パソコンや机が置いてあるパパの部屋がマーヤの学校だそうです。

大人用の椅子によじのぼり、机に向かってトイザらスで買ってやったワークブック「はじめてのひらがな2・3・4歳用」をやっています。大きな字で書かれた平仮名を鉛筆でなぞるワークブックです。最初にパパがやり方を教えただけで、あとは子供たちの気がむいた時に自分でやればいいや、とパパの机に置いたままです。

マーヤが学校に行っている間は声をかけないようにしています。(ほったらかし、とも言います(^^;))

勉強が終わると「ただいまー」とリビングに戻ってサーヤと遊びはじめます。時々、こっそりワークブックをのぞいてみると、ちゃんとなぞっている箇所もあれば、「あーもう!むずかしい」と思ってヤケになったのか、ぐちゃぐちゃに落書きしている箇所もあって苦笑してしまいます。

「5歳になりたい」でも書きましたが、サーヤもマーヤも「5歳になって学校に行く」ことを人生の目標にしているようです。それまでは、「おうちの学校」で自習してちょうだいね。

【Photo】学校にクマちゃん持っていっちゃダメ?(マーヤ)

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2004年5月19日 (水)

初めての水筒

20040519いまどきの幼稚園生は毎日、水筒にお茶を入れて持って行くんですね。自分の娘たちが幼稚園に入って初めて知りました。

私が幼稚園の頃はどうだったかしらん。水筒なんて遠足の時にしか持って行ってなかったように思えます。

・・・という訳で、入園準備に水筒の用意もしていなかった我が家ですが、入園祝いにとファミリアの水筒をプレゼントしてくださった方がいらしてとても助かりました。5月の連休明けから毎日、おそろいの水筒にお茶を入れて幼稚園に持って行っています。

初めて水筒を持っていった日のこと。
パパがお迎えにいくとサーヤの水筒にはお茶が少し残っていたそうです。歩いて帰るので、少しでも軽くしようとパパは残ったお茶を幼稚園で捨てて返りました。

帰り道、マーヤが「のどかわいたー、パパ、ジュース飲みたい〜」と言い出し、サーヤは「さーちゃん、お茶飲む、水筒のお茶まだ残ってるもん」と言ったそうです。

あせったのはパパ。
「パパ、残っていたお茶、幼稚園に捨ててきちゃったよ」と正直に告白したそうです。

帰り道にも飲めるように(?)、幼稚園でちびちびお茶を飲んでいるサーヤの様子を想像しながら「性格だねえ」と夫婦で話していました。

【Photo】お茶は計画的に飲むものよ(サーヤ)

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2004年5月18日 (火)

双子のお手伝い

20040518我が家の双子・サーヤとマーヤは最近よくお手伝いをしてくれます。

食事の前にはお箸やお皿をテーブルに並べてくれたり、食事が終わると食器を持ってきてくれたりします。

お風呂がわくと入浴剤を入れてくれるのですが、どちらが入れるかで毎回ケンカになりヤレヤレです。

卵焼きを焼く時も二人とも卵を割りたがるので一つずつ割ってもらいます。困るのはホットケーキを焼く時。卵は1個しか必要ないので、どちらが割るかで、またまたケンカです。

掃除機をかけていると、クイックルワイパーで床ふきをしてくれるのですが、床だけでなくカーペットまでクイックルワイパーで拭こうとするので「ダメー」と大声を出さなければなりません。

・・・とまあ、お手伝いしてくれるのはいいけれど、少々ストレスがたまることもあり。勝手なものですが。

それでも、やはりお手伝いはなるべくさせたいので、いろいろ工夫しています。

例えば、洗濯物を干す時は靴下だけを取り分けて、靴下用の小さな物干しに双子だけで干してもらいます。二人で一生懸命、靴下を洗濯バサミにはさんでいる横で私はシーツなどの大物を干します。

洗濯物をたたむ時もハンカチやタオル、靴下などたたむのが簡単なものをあらかじめ取り分けてたたんでもらいます。時間はかかりますが、3歳でも結構ちゃんとたたんでくれますよ。

気が向いた時しかやってくれないのが玉に瑕。ほめたり、おだてたり、遊びの要素を加えたり・・・とあの手この手でお手伝いをする子供に育てていきたいと思っているのですが、いい方法があったら教えてください。

【Photo】お手伝いしたら疲れちゃった・・・(サーヤ)

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2004年5月17日 (月)

ちっちゃい組

20040517週末、家族みんなでご飯を食べている時にマーヤがポツリと言いました。

「幼稚園でね、大きいお兄ちゃんがまーちゃんのこと『ちっちゃい組』って言うのよ。まーちゃん、○○組なのに。ねえ、ママ、まーちゃん『ちっちゃい組』じゃないよね。」

3年保育で幼稚園に入ったサーヤとマーヤはいわゆる年少組です。幼稚園では年長組のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちが給食の時にお手伝いしてくれたり園庭で一緒に遊んでくれたりするので、時々、お話をしているもよう。そんな時に年長組のお兄ちゃんから言われたのでしょう。

さらにマーヤは「『ちっちゃい組』は階段のぼって上にあるのよ。まーちゃん、さーちゃんの○○組は下にあるでしょ。だから違うのに・・・」と続け、『ちっちゃい組』と言われたことがどうしても納得いかない様子でした。そのくせ年長組のお兄ちゃんたちのことは時々、「おっきい組のお兄ちゃんが遊んでくれたの。そのお兄ちゃんは△△組よ」などと話しています。わかっているような、わかっていないような・・・(^^;)

幼稚園に入園して、約1ヶ月。最近、幼稚園ではじめてお話するお友達とは、まず最初に「あなた何組?」と聞いているようです。生まれて初めてのクラス分けがもたらしたものは帰属意識の芽生えのようです。

【Photo】マーヤ、ちっちゃい組じゃないもんねーっ、だ(マーヤ)

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2004年5月14日 (金)

双子のケンカ

20040514「双子は仲もいいけどケンカも派手」とよく聞きますが、私の知り合いの双子のお嬢さんも結婚するまで一緒の部屋で暮らしていたほど仲がよいのですが、大人になった今でも派手なケンカをくりひろげて、見かねてまわりが止めにはいるほどだとか。でも本人たちいわく「私たちのはケンカじゃなくて『お話』なの」だそうです。双子以外にはなかなか理解できませんね。

我が家の双子もやっぱり朝から晩まで何度も何度もケンカをします。

ケンカが始まったのはおすわりできるようになり、おもちゃで遊ぶようになってから。相手のおもちゃをもう一人が取り上げて、取られた方は取り返そうとしてひっぱりあいのケンカから始まりました。その当時から身体がちょっと大きかったマーヤが毎回優勢。取られたサーヤはワアワア泣き出し、その泣き声を聞いて、体格差はハンディありだろうと親がついついサーヤの味方をしていました。すると、そのうちに「負けるが勝ち」と体得したサーヤちゃん。ちょっとおもちゃをひっぱられただけでワアワア泣いて親を呼ぶようになりました。

それもまた問題だと、私も夫も双子のケンカにはなるべく関与しないことに決めました。

おもちゃの引っ張り合いから始まり、そのうちにたたき合いが加わり、3歳になった今では「クチゲンカ」も激しく行われるようになりました。「まーちゃんが悪い!」「サーヤが悪い!」「いつもまーちゃんばかり使ってるよ!」「昨日はさーちゃんが使ったでしょ!」「んもう!サーヤ、マーヤのこと嫌いになるよ!」「さーちゃん、そんなこと言わないで!」

そのうち一人がガマンできず相手を叩いてしまい、叩かれた方が泣き出して、ついには「ママー、まーちゃんが叩いた〜」と訴えてきます。

なんとかおさめると、またケロッとして、仲良く遊び始める二人です。

双子のケンカは本気で相手にすると馬鹿をみます。

【Photo】マーヤに叩かれて『たんこぶ』できちゃった(サーヤ:風船を頭につけて『たんこぶ、たんこぶ』と喜んでいたところをパチリ)

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2004年5月13日 (木)

先にごはん食べないで!

20040513我が家の双子はちょっぴり大きさが違います。
おなかの中にいたときからサーヤの方がマーヤよりいつも1〜2割推定体重が少なく、生まれてからも体重も身長もサーヤの方が小さめです。

でも小さいサーヤの方がお姉ちゃん。双子なのであまりお姉ちゃんか妹かは関係ありませんが、「まーちゃん、お人形もってきて!」と半ば命令口調で言ったり「まーちゃん、『はい、どーじょ』って言って!」と台詞まで強要したりしています。

マーヤは結構、鷹揚で、たいていはだまってサーヤのいうことをきいています。

昨日の朝のことです。

マーヤよりもお寝坊してしまったサーヤちゃん。ご機嫌ななめの顔で起きてきて先に朝ご飯を食べているマーヤを見て一言。「まーちゃん、いただきますって言ったの?」のほほんとした顔で「言ったよ」と答えるマーヤ。

それを聞いてなぜかサーヤは逆ギレ。「まーちゃん、サーヤがいないのにいただきますしないで!」

少々困った顔で「だってマーヤ、おなかすいてたんだもん」と答えるマーヤ。

「明日はサーヤより先にごはんたべないで!!」完全にいちゃもんモードです。困った顔をしながらも、小さな声で「だって、さーちゃん、起きてこなかったんだもん」とつぶやくマーヤ。

「ん、もうっ!!!」寝起きのご機嫌の悪さを思い切りマーヤにぶつけるサーヤ。いつもは二人のケンカをあえて止めない私たちですが、あまりに不当な話になってきたので、昨日はさすがに止めてあげました。

そのあとは・・・?

ケロッとした顔で二人仲良く朝ごはんを食べていました。

【Photo】だってサーヤ、まーちゃんと一緒にごはん食べたいんだもん(サーヤ)

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2004年5月12日 (水)

パンダよりも人気者は?

20040512 昨日は生まれて初めて「遠足」なるものに参加した双子たち。私も休みをいただき、夫と一緒に参加しました。

行き先は幼稚園の遠足としては定番なのかも知れませんが、動物園。子供たちと保護者がクラス単位でゾロゾロと動物をみてまわる、究極の団体行動で、遠足シーズンのためか他の幼稚園や小学校からも団体で来ていて、ものすごい人出。うっかりしていると、他のグループに紛れてしまったり・・・とワヤクチャ状態の見学でした。

午前中、1時間ほどの見学でしたが、年少組は最初からずっとお母さんやお父さんに抱っこされたままのお子さんもいらして、ワヤクチャの状態で他の子供たちも次第に疲れてくるのか、ぐずりはじめて大変でした。

午前11時過ぎには早めのお弁当タイム。子供たちは一気に元気を取り戻して、食後は子供同士で元気に走り回って遊んでいました。

そして現地解散。朝5時からお弁当作りなどでバタバタした割には、あっという間に終わってしまったイベントでした。

その動物園はパンダで有名な動物園でしたが、子供たちに一番うけていた動物は意外にも「アシカ」でした。

アシカの厩舎は陸上とプールで構成されているのですが、プールは水中を見る場所も用意されています。その場所で見学しているとアシカがぐるーっと泳いできて、水槽の壁にグイーンとおなかを見せながら近づいてくるのです。それを見て子供たちは「キャー」と黄色い歓声をあげていました。何度も何度もアシカがそれをやるので、そのたびに子供たちは大興奮。何度も動物園でアシカを見てきた私ですがこんなに人気者になっているのを見るのは初めて。子供の視点って面白いですね。

夜、双子を寝かしつけている時に「今日は動物園に遠足に行ったねえ、何が一番面白かった?」とたずねてみたところ「お友達と一緒に行ったのが面白かった」と答えました。

親の方はすっかり疲れてしまいましたが、子供たちには大切な思い出の1ページになったんでしょうね。

【Photo】アシカさんがザブーンって泳いできて、みんなでキャアキャア言ったねえ(サーヤ)

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2004年5月11日 (火)

おかあさんの唄

20040511我が家は双子出産を機に、夫が育児に専念してくれ、私は産後2ヶ月からフルタイムの会社員として仕事に復帰しました。双子が幼稚園に入園してからも、この関係は変わっていません。

夫は元から料理が得意で、双子にも私にもおいしい料理を毎日作ってくれています。3年以上もこの状態が続いているため、私の方はすっかり料理の腕も落ち、今では休日にお弁当を持ってでかける際に卵焼きを焼くぐらいです。

それでも双子たちは「パパは料理がじょうじゅ(上手)よー」とほめた後で「ママは卵焼きじょうじゅよー」とほめてくれます。なんとも複雑な気分。(^^;)

双子たちの目には私は卵焼きぐらいしか作れない母親とうつっているようで、先日も珍しくグラタンを作っていると、サーヤがトコトコやってきて「ママ、卵焼きくつってるの(作ってるの)?」と聞いてきました。

料理はダメダメの私ですが、双子が生まれてから、洗濯は好きだということに気がつきました。休日は「洗濯かーちゃん」と化して何度も洗濯機をまわします。平日もせっせと洗濯に励んでいます。

そんな訳で「おかあさん、なあに」ではじまる童謡「おかあさん」の唄の作者に私は感謝しています。1番は「洗濯していたにおい」2番は「卵焼きのにおい」とおかあさんのいいにおいが描写されていて、なんとか母親としてギリギリセーフ。「肉じゃがのにおい」などもってこられていたら・・・あぶないところでした。

今日は幼稚園の遠足です。
得意の(?)卵焼きをはじめ、お弁当作りがんばるじょー。

【Photo】卵焼きくつる(作る)時はマーヤも卵を割ってあげるんだー(マーヤ)

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2004年5月10日 (月)

ママはハハ

20040510 昨日は日曜日。まだ曜日の順番がわからない双子は毎朝起きると「今日は何曜日?」とたずねます。昨日の朝もベッドの中で同時に起きた二人が「今日は何曜日?」と聞いてきました。「今日は日曜日よ」と答えると「日曜日は『母の日』よ」と言いました。

どうやら幼稚園で先生から聞いてきたようです。それにしても意味はわかっているのかしらん、と思っていたのですが、サーヤが「ママは母でしょ?だから母の日はママの日なのよ」と言いました。

続いてマーヤが「パパは父でしょ?」と言うので、内心、(おおー、一応、わかっているんだ)と感心していると、「ルークちゃんはルークちゃん、まーちゃんはまーちゃん、さーちゃんはさーちゃんでしょ?」と訳のわからない展開になってきました。(^^;)

でも、そのあと、サーヤが「あっ!ママにおてまり(お手紙)もらうの(あげるの)」と言ってくれました。そして、二人ともベッドを飛び出して、どこからかハートの模様がついた封筒をそれぞれもってきてくれました。

「何かなあ・・・」と言いながら開けてみると・・・中には「お手伝い券」が入っていました。

幼稚園が印刷して用意してくださったプレゼントではありますが、ちゃんと「ママ、いつもお洗濯してくれてありがとう」「ママ、いつも卵焼きくつって(作って)くれてありがとう」と言いながら渡されたのには感激しました。

ママになって初めての「母の日」体験。
早速、「肩たたき券」を使わせてもらいました。

タントン、タントン、タントンタン・・・

【Photo】ママが「ハハ」ってさーちゃん知らなかったのよ(サーヤ)

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2004年5月 7日 (金)

何色が好き?

20040507連休中のお話その2です。

ジージとバーバのおうちの庭には花壇があり、パンジーなど色とりどりのお花が咲いていました。「さーちゃん・まーちゃんは何色のお花が好き?」とたずねるとサーヤは当然のごとくピンクの花を指さし(サーヤはピンク大好き少女)、マーヤはちょっと悩んで黄色い花を指さしました。

そこにやってきたジージ(おじいちゃん=私の父)。マーヤはジージにかけよって「ジージは何色が好き?」とたずねました。70年生きてきて、好きな色を聞かれたことなどほとんどなかったと思われるジージは「色かあ・・・」とかなり悩んだ末に「おじいちゃんは黄色が好きかな」と答えました。その答えを聞いてサーヤがすかさず「まーちゃんも黄色が好きよ」と言ったところ、ジージは「じゃあ、黄色はマーヤにあげよう」と言いました。言われたマーヤはくすぐったそうに笑いました。

その話をジージとバーバのおうちから戻ってきて、夫にしていたところ、横からサーヤが口をとがらせて「さーちゃんも『色』欲しかった」と言い出しました。

私と夫はひとしきり笑い、笑ったあとに夫が「じゃあパパに何色が好きか聞いて」とサーヤに言いました。サーヤがたずねると夫は「ピンク!jと答え、「さーちゃんは何色が好き?」とたずねました。「さーちゃんは・・・ピンク!」と答えると「じゃあ、ピンク色はサーヤにあげよう」と夫が言いました。

「ピンク色」をもらってサーヤは大喜び。ベランダで遊んでいたマーヤに報告しに行った模様です。すると今度はマーヤが走ってやってきて「まーちゃんにも色ちょうだい」。

パパからも「黄色」をもらってマーヤも小躍り。しばらくの間、家族で色のプレゼントをしあいました。

【Photo】サーヤの好きなピンクあげようか?(ジージとバーバのおうちにあった浴衣をはおってみたサーヤ)

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2004年5月 6日 (木)

りんごジュース・りんごジュース

20040506皆さん、お久しぶりです!
連休を利用して「ジージ・バーバのおうち(双子の祖父母のうち)」に一家で帰省していました。その間、この双子日記の更新もお休みさせていただいていたのですが、今日からまた、月〜金曜日=週5日ベースで更新する予定ですので、これからもよろしくお願いします。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで「双子日記」と入力すると、この双子日記ページが1番最初に出てくることに気がつきました。ところが、この1週間のブランクで、今日は2番目にダウン。やっぱりインターネットの世界では更新頻度が命!とあらためて気がついた次第。頑張らなくっちゃ。

連休中、ジージとバーバのおうちでは仏間に布団を敷いて双子と夫と私と愛犬ルークの4人と1匹で寝ていました。(ルークも自分専用の座布団で丸まって寝ます)我が家ではベッドに双子と私が寝て、夫はリビングで寝ているので家族揃って布団を並べて眠れることが双子には嬉しかった模様。布団を敷くと、毎晩おおはしゃぎでした。

ある朝、最初に目を覚ましたマーヤちゃん。半分寝言だったのかも知れませんが、開口一番の台詞が「りんごジュース、りんごジュース」でした。その声に目を覚ました夫がすかさず「ばななジュース、ばななジュース」と答えました。私もつられて「れもんジュース、れもんジュース」と言ってみたところ、眠っていると思っていたサーヤが「いちごジュース、いちごジュース」と続けました。

珍しく家族全員が同時に目覚めて、無事に点呼(?)を終えた朝でした。

【Photo】あなたは「りんごジュース」が飲みたくなーるー(マーヤ)

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