子供を童話作家にする方法
双子と添い寝をしてあげる時は、まず絵本を読んであげて、その後は「森のおうちのさーちゃん・まーちゃん」のお話をしてあげます。このお話は「昔々ある森の中にサーヤちゃんという女の子とマーヤちゃんという女の子が二人で住んでいました」で始まる創作話です。
このあいだ、面白いことを思いつき、やってみました。
「その日は寒い日でした。森のおうちでサーヤちゃんとマーヤちゃんが遊んでいるとトントンと誰かがドアをノックします・・・さて誰でしょう?」
話の展開を子供たちに考えてもらったのです。
双子はちょっと考えて、マーヤが「くまちゃん!」と言いました。
「ドアを開けてみると、くまちゃんが立っていました」と続けました。
「『ぼく、おうちがわからないの』とくまちゃんは泣きそうになっていました。サーヤちゃんとマーヤちゃんは「お名前はなあに?」と聞きました。・・・さて、くまちゃんのお名前はなんでしょう?」
今度はサーヤが答えました。「クーキチ君!」
「『ぼく、クーキチっていうの』とくまちゃんは答えました。・・・さーちゃんとまーちゃんはクーキチ君に何て言ってあげるの?」
「えーっとぉ・・・『一緒に遊びましょう』って言うの」とマニュアル通りに答えます。(^^;)
「サーヤちゃんが言いました『クーキチ君、さーちゃん・まーちゃんのおうちで一緒に遊びましょう』」
・・・とまあ、こんな感じでクーキチ君のお母さんが迎えにくるまでいろいろなキャラクターがドアをノックして展開していく話に子供のアイデアを取り入れていきました。
母も子もお互い思い付きで創っていく話ですが、不思議に翌朝も子供たちは話の筋をほぼ完璧に覚えていました。(親の方がうろおぼえ)
たまには面白い試みです。
【Photo】今度はキティーちゃんも登場させるわよ(サーヤ)
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