双子育児の大変さと面白さ(3)
閉鎖されたマンションの一室でお母さんと赤ちゃんが二人きりで過ごす毎日。育児書どおりに一生懸命やっているのに、赤ちゃんが泣き止まない、ちゃんとミルクを飲んでくれない、話相手になってくれる人もいない・・・。そのうちにお母さんは育児ノイローゼになってしまい、赤ちゃんにとんでもないことを・・・。
日々、報道される幼児虐待のニュースのかげには、こんな要素もあるのではないでしょうか?
先日、小学校6年生の双子の男の子を母親が殺してしまった事件がありましたが、この事件以外に、虐待された子供が双子だったというニュースをあまり聞いたことがありません。
双子育児の場合は「1対2(父と双子または母と双子)」または「2対2(両親と双子)」という状況が常なので、大変ながらも気持ちの逃げ場や親が客観的になれる状況が作られます。そのために、育児で親が行き詰ってしまったり、ノイローゼになったりしにくいのかも知れません。
双子が3歳になった今では、一人が叱られると、もう一人がかばったり、親の気をそらそうとしたりするようになりました。それがあまりに面白くて、叱っている最中についふきだしそうになってしまいます。
とはいえ、私はほとんど育児放棄のような母親で、育児主担当はもっぱら夫。双子育児の大変さは偉そうに語れませんが・・・。
その夫と「双子育児の負荷って2倍というより、1.5倍ぐらいだよね」と話すことがあります。明日は「1.5倍ぐらいの負荷」というテーマで書かせていただきます。
【Photo】マーヤがケータイカメラで撮ったサーヤの写真(現代っ子ですね)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント