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2004年3月19日 (金)

双子育児の大変さと面白さ(5)

20040319■□■ これから心配なこと ■□■

「双子育児は大変だー!」と言いながらも、なんとかこなしてきた我が家ですが、ちょっと心配なことがあります。

これまでは体力的に大変なことが多かったのですが、子供が成長してくるにつれ、ほめ方や叱り方で悩むことが出てきました。

「子供はほめて育てましょう」とよく育児書などに書かれていますが、同じ月齢の子供が二人いる双子家庭では、「一人をほめる=もう一人がひがむ」という構図になることもままあり、時々、どうしたものか・・・と悩んでしまいます。

こんな状況が最初に起こったのは双子がまだ0歳の頃でした。
ようやくおもちゃを手にとって遊ぶようになり、ラッパを持って遊び始めた頃のことです。

ラッパってすぐには吹けないんですよ。最初は二人とも手にとって、ベロベロなめているだけでした。親が吹いてみせても、吹き方を説明することも難しく、なにしろ相手は0歳児、言葉もうまく伝わりません。

でも、そうこうしているうちにサーヤがひょんなことから「プー」っとラッパを吹けるようになったのです。一度、吹けると不思議なものでどんどん吹けるようになります。

得意気にプップクプー♪とラッパを吹くサーヤに向かって「わー、さーちゃん上手ねー」と手をたたいてほめ、隣に座っていたマーヤにも「まーちゃんも吹いてごらん」と言ったところ・・・マーヤは手に持っていたラッパを床に投げつけました。(*o*)

そしてそれから数ヶ月、マーヤはラッパを手に取ろうともしなくなりました。しばらくしてから自然にマーヤも吹けるようになりましたけどね。

これから成長するにしたがって、「○○ができるようになる」というハードルがいろいろ出てきて、そのたびにどのようにしてヤル気を出させるか、難しいところです。

小学校に入学すると「成績」という形で差が出てくることでしょう。一人が100点を取ってきて、もう一人がよくない成績だったとき、手放しでほめてあげていいのか・・・。一人がかけっこが得意で、もう一人は不得意だった場合、どう励ましてあげたらいいのか・・・。あれこれ考えると、どうしましょ状態になりそうです。

目の前の結果だけであれこれ言わず、本質的なところで励ましてあげたり、ほめてあげたりできればいいのですが・・・実際には難しそうですねぇ。

【Photo】マーヤがケータイカメラで撮ったセルフポートレート(心霊写真っぽいぞ)

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