みやざきはまる双子たち
双子と宮崎駿作品との最初の出会いは「千と千尋の神隠し」でした。テレビで放映されていたものをビデオ録画し、「ちょっと長いし、映像も恐いし2歳児には無理かなあ・・・」と思いつつ見せたのですが、一気に最後まで見てしまいました。さすがアカデミー賞受賞作品!2歳児をはまらせるとは・・・と思ったものです。
その後も「シェン(千)のビデオ見たい」とリクエストが頻繁にあり、そんなに気に入ったなら、とDVDを買ってあげました。
最も印象的だったのは、千尋の両親が豚になる場面だったようで、時々思い出したように「シェンのお父さんとお母さん、豚になったねー」と何度も言っていました。ある日、おままごとのおにぎりを手にしたマーヤがふと「シェン、おにぎり食べて泣いてしまったのね」とつぶやいたこともありました。さりげない一言でしたが、実は「千と千尋・・・」の初回プレスDVDにはおにぎりフィギュアが付録についていたんです。宮崎監督もこのおにぎりにこめたメッセージがあったもようで、「おおー、宮崎監督の意思が2歳児に伝わっている」とおののきました。おそるべし宮崎作品。
その後、「となりのトトロ」のDVDを買ってあげ、こちらにもしっかりはまってくれました。3歳のお誕生日には私の妹が「魔女の宅急便」のDVDをプレゼントしてくれ、こちらにも当然はまりました。
どのDVDも何度も何度も繰り返してみているので、台詞も覚え、時々、二人で台詞の言いあいっこをして遊んでいます。
宮崎駿監督の作品で私が気に入っているのは、子供たちが明るく、とても生活力があるところです。それでいて子供らしいナイーブさがあるのが可愛らしい。学校の成績を気にするよりも、明るく生活力のある子供に育って欲しいと願う母でした。
【Photo】さーちゃんのおうちにもトトロがいるのよ(サーヤ)
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