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2004年2月16日 (月)

森のおうちのお話

20040216双子の添い寝話に「森のおうちのお話」を時々してあげます。

これは母オリジナルの話で毎回こんなフレーズから始まります。「むかしむかし、ある森の中にサーヤちゃんという女の子とマーヤちゃんという女の子が二人で住んでいました。二人のおうちは小さなおうちで玄関をあけると小さなテーブルが一つ、小さな椅子が二つ、部屋の奥には小さなベッドが二つ並んでいます。」

このお話のポイントは子供たちが二人だけで暮らしている、というところです。パパやママはいません。朝ごはんを用意して食べ、「今日はどこ行く?」と話し合って森の中を二人で探険して、嵐の晩も二人でガタガタ震えながら眠ります。双子もこのシチュエーションがとっても気に入っているようです。

森の中にはお友達がいっぱいいます。登場人物や動物は子供たちがイメージしやすいように、従兄弟のお兄ちゃんや絵本の主人公「ぐりとぐら」やくまのプーさん、チップとデールなどを登用しています。「ケチンボくまちゃん」というオリジナルのキャラクターも出てきます。基本的に大人は出てこないのですが、例外的にお隣には「クレアおばさん」というシチュー作りが上手なおばさんが住んでいます。(グリコのルー「クレアおばさんのカレー」「クレアおばさんのシチュー」のキャラクターです)

最初は毎回違うお話を作ってあげていました。「うさぎの赤ちゃんを育てる話」「クレアおばさんにシチューの作り方を習う話」「ぐりとぐらのおうちで双子パーティーをする話」「いちご畑でケンカをしてサーヤが迷子になる話」「ケチンボくまちゃんがサッカーボールを持って帰ってしまう話」「街の学校でミッフィーちゃんに会う話」などなど、今では20話ぐらいの話ができました。

どこかでネタ切れするかも・・・と思っていたのですが、途中から「うさぎの赤ちゃんのお話して」とアンコール公演が多くなり、今では20話ぐらいの中からリクエストにこたえてお話しています。

最近、お子さんの写真を使ってお子さんが主役の絵本(ウィッシングブック)を作ってくれるサービスをあちこちで見かけますが、お子さんが主役の創り話も楽しいものだと思います。

今夜、お子さんと・・・いかがですか?

【Photo】これはおもちゃのおうち、森のおうちはもっと広いよ(マーヤ)

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