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2004年2月27日 (金)

ママ、会社行かないで

20040227夫に双子育児はおまかせして、私は会社員生活をしています。

双子はまだカレンダーの概念がないので、毎朝目が覚めると必ず「ママ、今日は会社行かない?」と聞いてきます。休みの日は「今日は行かないよ」と答えると嬉しそうな顔で「じゃあ、さーちゃん、まーちゃんと遊ぶ?」と聞いてきます。

「今日は行くよ」と答えると「いやー!会社行かないで」とダダをこねます。まだ眠い日などはシクシク泣き出すことも・・・。

雨が降っていた朝、「今日は会社行くよ」と答えたところ、「雨降ってる時は誰も会社こないよ」「雨の日は公園にも誰も来ないよってパパが言ってたもん」と窓から見える近所の公園を指差して言われ、苦笑したことがあります。

またある木曜日、「今日も会社に行くよ」と言ったところ、「もう!何回も行かないで!」とピシャリと言われてしまいました。返す言葉もなし、でした。(^^;)

ダダをこねられるのも泣かれるのもつらいですが、「行かないで」と言われないのもさびしい限りかも。

4月からはママが会社に行く日は彼女たちも幼稚園に行くようになるので、毎朝、ニコニコ顔になるかも知れませんね。

【Photo】ママ、今日は会社行かない?(サーヤ in bed)

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2004年2月26日 (木)

5歳になりたい

200402263歳になった頃から、まわりの方から「いくつ?」と聞かれると二人とも指を3本立てて「しゃんしゃい(3歳)」と言えるようになりました。

3歳の前は2歳、ということもわかるようになり、「さーちゃん、2しゃい(2歳)のとき、おもちゃベロベロなめてた?」と自分の過去をたずねることが増えました。

最近、マーヤが指のジェスチャー付きでこんなことをよく言います。
「3しゃい(3歳)の次は4しゃい(4歳)、4しゃいの次は5しゃい(5歳)!まーちゃん早く5しゃいになりたーい」

5歳になったら学校に行くそうです。
5歳より上はあまり興味がないのか、想像の域を超えているのか・・・。今のところ二人の人生目標は「5しゃいになって学校に行く」ことのようです。

【Photo】1歳の次は2歳、2歳の次は・・・(マーヤ)

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2004年2月25日 (水)

いかましー

20040225先日、夜ごはんを家族みんなで食べている時にサーヤが思い出したように言いました。
「さーちゃん2歳の時、『いかましー』って言ってたねえ」

「いかましー」とは我が家の双子言葉で「いただきます」のことです。確かにちょっと前までは「いただきますって言ったかな?」と催促しても、二人そろって「いかましー!」と言っていました。

それがいつの間にか、「いただきまーす!」と言えるようになっていました。

他にどんな双子語があったか思い出してみました。

◆ちゃーちゃん◆
サーヤのことを「さーちゃん」とどうしても言えなくて二人とも「ちゃーちゃん」と言ってました。他のおうちの子のことも「ちゃーちゃん」と呼んでいたので、「子供」を指して言ってたのかも知れません。

◆ミミーちゃん◆
ミニーマウスもミッキーマウスもどちらも「ミミーちゃん」と呼んでいました。

◆あーと◆
「ありがとう」と言えず、「ママ、あーと」と言っていました。

◆ベンコン◆
「マーチャン、ベンコンスルノ」=「まーちゃん、勉強するの」

◆ウエチ◆
「○○のもの」という意味ですが最初は意味不明で夫と悩んでいました。「ピンクのパンツと黄色のパンツ、どっちがいい?」とたずねると「さーちゃん、ピンクのウエチがいい」と答えていました。

◆パエル◆
「食べる」のサーヤ語。「さーちゃん、いっぱいぱえたよ」とか言ってました。「パワーを得る」の略か?と夫と分析していました。

◆クツル◆
「作る」と言えず、いまだに「くつる」と言います。例)「まーちゃん、ごはんくつってあげようか?」

他にもいろいろあったと思うのですが、忘れてしまうものですね。カタコト時代の子供の言葉って書きとめておかないといけませんね。

【Photo】ママ、ジュースあーと。いかましー。(サーヤ)

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2004年2月24日 (火)

抱きぐせはつかない

20040224 赤ちゃんを抱っこしすぎると「抱きぐせ」がついて、あとあと困る・・・という説があります。我が家は双子なので「抱きぐせ」なんぞついたら親の方は憔悴してしまうかも、と心配したものですが、泣けばやっぱり抱っこしましたし、可愛い顔を見てついつい抱っこしてあげたこともあります。

双子が3歳になって振り返ってみると・・・抱きぐせは抱っこのし過ぎでつくものではないように思えます。(少なくとも我が家の場合ですが)

我が家では赤ん坊二人を同じように抱っこしてきたつもりですが、現在は長女のサーヤが「抱っこ虫」です。何かあるとすぐに「ママー、ダッコしてよ〜」と言って手をのばします。

次女のマーヤもたまに「ダッコして」と言いますが、ほとんどは高いところの物をさわってみたい時など「踏み台がわり」の抱っこで、なんじゃそりゃ?と思ってしまいます。

サーヤは生後3週間保育器に入っていたので、その間ほとんど抱っこをしてあげられませんでした。もって生まれた性格もあるかと思いますが、この3週間のひとりぼっちの期間がサーヤを「抱っこ虫」にしてしまったようにも思えます。

抱きぐせを気にしているお父さん・お母さん、抱っこできるのは数年間だけです。せいぜい抱っこしてあげましょう。

【Photo】メルちゃん抱っこしても抱きぐせはつかないよ(マーヤ)

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2004年2月23日 (月)

育児書を読まない育児

20040223赤ん坊が生まれるまで、ミルクの飲ませ方・オムツの換え方・肌着の着せ方・お風呂の入れ方・・・なーんにも知らない私でした。

妊娠がわかってから、少しずつ勉強しようと妊娠や出産に関する本や育児に関する本を買い始めました。

双子が生まれてからは、てんやわんやの毎日でしたが、泣いた時はどうしたらいいか、ミルクを飲まない時はどうしたらいいか、ハイハイしだしたら危険を回避するためにどうしたらいいか・・・あまりに何も知らなかったので、やっぱり育児書を時々参考にしていました。

ところが・・・育児主担当の夫はほとんど育児書に興味を持ちません。夫曰く、「赤ん坊の気持ちなんて、赤ん坊の顔を見てたらわかるよ」。う〜む、なるほど・・・。

確かに子供はもっている気質もそれぞれ違いますし、環境も状況もそれぞれ違います。育児書どおりにいかないことも多々ありますし、一般常識よりも、正解は子供の顔に書いてあるのかも。

そう考えると、育児でもコミュニケーションが最も大事なんだと思います。

【Photo】まーちゃんのお顔に何か書いてあるの?見ちゃだめ!(マーヤ)

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2004年2月20日 (金)

双子のぐりとぐら

20040220なんだかキャラクター特集のようになってきましたが、今日は双子がお気に入りの絵本「ぐりとぐら」のご紹介です。

お子さんがいるご家庭では絶大な人気の「ぐりとぐら」シリーズですが、子供が生まれる前は読んだことがありませんでした。

私が「ぐりとぐら」シリーズの絵本を買ってみようと思ったのは、野ネズミのぐりとぐらが双子だというのを知ってから。(ネズミなので双子どころか・・・という気もしますが(^^;)。)そこで我が家の双子が2歳になった頃、絵本を1冊買ってあげました。

読んでみるとこれが面白い!子供向けとしては正直、それほど可愛い絵本ではありません。でも、とても生活感あふれていて、それでいてどこかお洒落な生活で大人の私でも憧れてしまうのです。しかも、ぐりとぐらが作るお料理がとてもおいしそう!大人の心も子供の心もしっかりつかみます。

ぐりとぐらが住む森にはブタやウサギ、ライオン、オオカミ・・・お友達もいっぱい!我が家の双子はすっかりぐりとぐらの住む森の一員になっています。

【Photo】ぐりとぐらが作ってくれた肉まんだよ〜ん(マーヤ)

●双子おすすめ絵本●「ぐりとぐらこどものとも傑作集」(なかがわりえこ著、おおむらゆりこ絵)福音館書店

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2004年2月19日 (木)

キティーちゃんがやってくる

20040219女の子って不思議とキティーちゃんが好きですよね。
かくいう私はあまりキティーちゃんが好きではないので、女の子が生まれて「あたしキティーちゃんがだあい好き〜」などと言われてしまったらどうしましょ、と心配していたのですが・・・

しっかり長女・サーヤはキティーちゃん大好きっ子になってしまいました。

キティーキャラクターとは不思議なもので、あまり好きではないにも関わらず、家庭の中にしっかり入り込んできます。我が家でも気がつけば、結婚式の際にいただいた「キティーちゃん電報」のエンジェルキティーのぬいぐるみをはじめ、タオルやお弁当箱、小さなお人形などなど、いろんなキティーちゃんグッズが子供が生まれる前からありました。

女の子二人が生まれてからは、プレゼントやおみやげにキティーちゃんグッズをいただくことがしばしばあり、キティーちゃんが我が家にどんどん増殖しています。

サーヤは「前世はキティラーか?」と思えるぐらいキティーちゃんが大好き!「キティーちゃん電報」のぬいぐるみを毎晩抱いて寝ています。好きじゃない、と言いながらもついつい買ってしまったキティーちゃんパンツを毎日はいています。

ミッキー王国もおそるべし、でしたが、キティーちゃん王国もおそるべしです。

【Photo】知ってた?キティーちゃんって双子なのよ(サーヤ)
※キティーちゃんの双子の妹はミミーちゃんといいます

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2004年2月18日 (水)

あなどれないミッキー王国

20040218私が子供の頃、スヌーピーは好きでしたがミッキーマウスは大嫌いでした。あまりにどこにでもあるキャラクターなので飽き飽きしていたのです。

と・こ・ろ・が・・・大人になって東京ディズニーランドに行って以来・・・はまってしまいました、「ミッキー王国」に。

不思議なもので、ディズニーランドに行くと(ディズニーリゾートはまだ行ったことがないんです(^^;))、ミッキーマウスキャラクターのグッズを買いあさってしまいます。パレードでは「ミッキー!!!」と思わず叫んでしまいます。まるでミッキーの魔法にかけられたみたい。なんででしょう???

ミッキーマウスに関して全く予備知識がない双子たちも2歳の時にミッキーの魔法にかけられてしまいました。出会いは甥っ子(双子の従兄弟)からゆずってもらったディズニーの英会話ビデオ。このビデオを見たとたん、即座にはまってしまいました。

英会話にはまったわけではないのですが、その後、ミッキーマウスの映画ビデオをあれこれ、くいいるように観ています。

そろそろ東京ディズニーリゾートに連れて行ってあげたいなあ、と思っています。

【Photo】ミッキーってこんな顔だよーん(マーヤ)

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2004年2月17日 (火)

みやざきはまる双子たち

20040217双子と宮崎駿作品との最初の出会いは「千と千尋の神隠し」でした。テレビで放映されていたものをビデオ録画し、「ちょっと長いし、映像も恐いし2歳児には無理かなあ・・・」と思いつつ見せたのですが、一気に最後まで見てしまいました。さすがアカデミー賞受賞作品!2歳児をはまらせるとは・・・と思ったものです。

その後も「シェン(千)のビデオ見たい」とリクエストが頻繁にあり、そんなに気に入ったなら、とDVDを買ってあげました。

最も印象的だったのは、千尋の両親が豚になる場面だったようで、時々思い出したように「シェンのお父さんとお母さん、豚になったねー」と何度も言っていました。ある日、おままごとのおにぎりを手にしたマーヤがふと「シェン、おにぎり食べて泣いてしまったのね」とつぶやいたこともありました。さりげない一言でしたが、実は「千と千尋・・・」の初回プレスDVDにはおにぎりフィギュアが付録についていたんです。宮崎監督もこのおにぎりにこめたメッセージがあったもようで、「おおー、宮崎監督の意思が2歳児に伝わっている」とおののきました。おそるべし宮崎作品。

その後、「となりのトトロ」のDVDを買ってあげ、こちらにもしっかりはまってくれました。3歳のお誕生日には私の妹が「魔女の宅急便」のDVDをプレゼントしてくれ、こちらにも当然はまりました。

どのDVDも何度も何度も繰り返してみているので、台詞も覚え、時々、二人で台詞の言いあいっこをして遊んでいます。

宮崎駿監督の作品で私が気に入っているのは、子供たちが明るく、とても生活力があるところです。それでいて子供らしいナイーブさがあるのが可愛らしい。学校の成績を気にするよりも、明るく生活力のある子供に育って欲しいと願う母でした。

【Photo】さーちゃんのおうちにもトトロがいるのよ(サーヤ)

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2004年2月16日 (月)

森のおうちのお話

20040216双子の添い寝話に「森のおうちのお話」を時々してあげます。

これは母オリジナルの話で毎回こんなフレーズから始まります。「むかしむかし、ある森の中にサーヤちゃんという女の子とマーヤちゃんという女の子が二人で住んでいました。二人のおうちは小さなおうちで玄関をあけると小さなテーブルが一つ、小さな椅子が二つ、部屋の奥には小さなベッドが二つ並んでいます。」

このお話のポイントは子供たちが二人だけで暮らしている、というところです。パパやママはいません。朝ごはんを用意して食べ、「今日はどこ行く?」と話し合って森の中を二人で探険して、嵐の晩も二人でガタガタ震えながら眠ります。双子もこのシチュエーションがとっても気に入っているようです。

森の中にはお友達がいっぱいいます。登場人物や動物は子供たちがイメージしやすいように、従兄弟のお兄ちゃんや絵本の主人公「ぐりとぐら」やくまのプーさん、チップとデールなどを登用しています。「ケチンボくまちゃん」というオリジナルのキャラクターも出てきます。基本的に大人は出てこないのですが、例外的にお隣には「クレアおばさん」というシチュー作りが上手なおばさんが住んでいます。(グリコのルー「クレアおばさんのカレー」「クレアおばさんのシチュー」のキャラクターです)

最初は毎回違うお話を作ってあげていました。「うさぎの赤ちゃんを育てる話」「クレアおばさんにシチューの作り方を習う話」「ぐりとぐらのおうちで双子パーティーをする話」「いちご畑でケンカをしてサーヤが迷子になる話」「ケチンボくまちゃんがサッカーボールを持って帰ってしまう話」「街の学校でミッフィーちゃんに会う話」などなど、今では20話ぐらいの話ができました。

どこかでネタ切れするかも・・・と思っていたのですが、途中から「うさぎの赤ちゃんのお話して」とアンコール公演が多くなり、今では20話ぐらいの中からリクエストにこたえてお話しています。

最近、お子さんの写真を使ってお子さんが主役の絵本(ウィッシングブック)を作ってくれるサービスをあちこちで見かけますが、お子さんが主役の創り話も楽しいものだと思います。

今夜、お子さんと・・・いかがですか?

【Photo】これはおもちゃのおうち、森のおうちはもっと広いよ(マーヤ)

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2004年2月13日 (金)

一人はいやなの

我が家の双子はわがままが過ぎると家の外に出されます。「最近、本当に外に出される子って珍しいですよね」とまわりの友人たちから言われますが、何度言ってもきかない時は頭を冷やさせるためにも玄関からほっぽり出します。

我が家では怒られるのも外に出されるのも8割方マーヤですが、最近はマーヤが外に出されそうになると、サーヤが本気で泣きながらとめに入ります。

先日もおばあちゃんと留守番している時にサーヤとマーヤがケンカして、はずみでマーヤがドスンと椅子から落ちてしまいました。

慌ててとんできたおばあちゃんが「さーちゃん、だめじゃない。まーちゃんケガしてるわ。救急車よばないと」とわざと言ったところ、サーヤは顔色を変えて「救急車呼ばないで」と懇願しました。「だめよ。まーちゃん救急車で連れて行ってもらおう」とおばあちゃんが言うと、サーヤは大泣きしながら、こう言いました。

「まーちゃんが救急車で行っちゃったら、さーちゃん一人ぼっちになっちゃうー。さーちゃん一人はいやなのよー。」

サーヤが悪いことをして、「さーちゃん、お外に出そうか?」と言った時も身体を震わせてヒックヒック泣きながらこう言いました。「さーちゃん・・・(ヒック)・・・一人ぼっちは・・・(ヒック)・・・いやなの・・・(ヒック)」

この話を夫にしたところ、夫いわく「サーヤは生まれてからしばらく保育器の中で一人ぼっちやったから、一人になるのを過剰にこわがるのかも知れへんな」

もう一人じゃないから大丈夫だよ。

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2004年2月12日 (木)

マーヤ眠れない夜

20040212寝つきのいい私と寝つきの悪い夫。
そんな私たちから生まれた双子は寝つきのよい子と悪い子に分かれました。

長女・サーヤは私に似て、夜になると「さーちゃん、もう死にしょーよ(死にそうよ)」と言ってベッドに入り、しばらくトロトロしているかと思うと、もう寝ています。ドライブしている時も気がついたら寝ています。

次女・マーヤは夫に似たのか、ドライブの最中も眠いのに眠れないもよう。いつも目的地に到着する直前に寝てしまい、寝ばなを起こされ大泣きしています。

二人の間に入って、私が添い寝してあげる時も、お話をしてあげている最中に、サーヤは眠りに落ちていきます。マーヤは1話では眠れず、「次はー、○○のお話して」とせがみます。そのうちに私の方が眠くなっていい加減な話をしてしまうと「ママー、違うでしょー。」と間違いを指摘します。それでも、どうやら私の方が先に寝てしまうこともしばしば。(^^;)

サーヤも私も寝てしまったあと、マーヤは暗闇の中、何を考えているのかしらん、と思ったので、マーヤに直接聞いてみました。

「まーちゃん、天井みてるの」

サーヤと二人で寝ている時も毎回、サーヤが先に寝てしまい、そのあと1時間以上も天井を見て過ごしていることもあるようです。

幼稚園に行くようになったら、疲れて毎晩バタンキューになったらいいね。

【Photo】あー、今夜もまた眠れないのかなあ・・・(マーヤ)

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2004年2月11日 (水)

母子家庭の日々

20040211このあいだの週末は2日間とも育児主担当の夫に所用があり、私と双子(と飼い犬・ルーク)だけで日中を過ごしました。女3人(と犬1匹)の生活はさぞや気楽なものかと思いきや・・・慌ただしい2日間でした。

朝ご飯を食べさせるだけでも一苦労。うちの双子は少食で、食事にとても時間がかかります。しかも、ぺちゃくちゃ二人でおしゃべりしながらなので、時間がかかるわりにはほとんど食が進んでいない状況。なんとかおだてたり叱ったりしながら食べさせて、やっと後かたづけ。

後かたづけをしているとおもちゃの取り合いで早速ケンカが始まります。なるべく仲裁はしないようにしているのですが、ほったらかしにしておくと次第にすごいケンカに。「まーちゃんんが貸してくれない〜」と言いつけにくる子、むくれている子。

なんとか丸くおさめて遊ばせていると、今度は「まーちゃん、『魔女の宅急便』見たい」と言い出し、するともう一人が「さーちゃんは『おしゃれキャット』がいい」とまたまたケンカ。

「順番、順番」と言ってDVDを見せてあげることに。しばらくは大人しく見ている二人ですが気づいたらゴソゴソとおもちゃをひっぱりだし、どこまで広げるのかとだまって見ているとあっというまに部屋中おもちゃでいっぱいに。後で片づけさせたらいいか、と思いつつもストレスがたまる私。

ふと見るとキッチンにマーヤが。「何してるの?」「あのね、まーちゃんね、お菓子食べたいの」「10時になるまで待ちなさい」「いやだ〜」・・・なだめているうちに10時になります。

おやつの時間も大わらわ。「ママー、ミルクこぼしたー」「ママー、(こぼしたミルクを)ルークがぺろぺろしてる〜」「こらールーク!」

あっという間にお昼ご飯の時間です。これまた食べない双子たち。なんとか食べさせ、後かたづけ。

ごはんを食べたら眠くなったのか、一人がトロンとしています。「さーちゃん、眠たくなった?お昼寝しようか?」しめしめ、これで一人片づくぞ、と思ったものの、パジャマに着替えさせてベッドに連れて行ったとたんに元気になるサーヤ。マーヤもルークもやってきて、ベッドは遊園地と化します。

お昼寝作戦はあきらめて、午後の苦行に入る私。ほっと一息つこうとトイレに入っていると、
「ママーどこー?」と双子が入ってきます。おいおい・・・。

午後も何度もケンカして、いろんなことを母に要求し、それでも元気いっぱいの双子たち。

夕方になったので洗濯物を取り入れます。洗濯物を一緒にたたんでくれるのは助かるのですが、そのうちに洗濯物の取り合いでまたケンカ。

晩ご飯の用意をしていると、おままごとのごはんをキッチンに持ってきてキッチンの中で遊ぼうとします。もう怒る気力もない私。夫が帰ってきた時にはもうクタクタ。

こんな毎日を過ごしている夫に感謝と尊敬の念をあらためて抱いた私でございました。

【Photo】ママー、お店屋さんだよー(サーヤ&マーヤ)

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2004年2月10日 (火)

結婚しませんか?

20040210女の子なら一度は口にするこんなフレーズ・・・
「あたし、大きくなったらパパのお嫁さんになるの」

我が家の双子も3歳にして既に「さーちゃん(まーちゃん)、パパと結婚するの」と言っては、パパの鼻の下を伸ばしてあげています。(^^)

ところが、他のご家庭とちょっと違うのは、一人がこう言うと、もう一人がこう切り返すこと。
「違うでしょ?さーちゃん(まーちゃん)はまーちゃん(さーちゃん)と結婚するんでしょ?」

結婚の意味がよくわかっていないことと、二人の仲がいいことがあいまって、大きくなったら双子同士で結婚したいもようです。

お風呂からあがると、バスタオルを頭からベールのようにかぶって、サーヤがマーヤにこう言います。「私と結婚しませんか?」言われたマーヤはバスタオルを肩からマントのようにかぶって、「はい、いいです」と答えます。

そしてバスタオル姿の二人は手をつないで、しずしずとリビングルームに歩いて行き、パパに「マーヤ王子とサーヤ姫なの」「カッコンシキ(結婚式)してるのよ」と言います。

できればビデオに撮っておきたい瞬間ですが、いつもチャンスを逃してしまいます。

こんな風にずっと仲良しでいて欲しいものです。

【Photo】「ねえ、新婚旅行はどこに行く?」(サーヤ)
「う〜ん、そうだねえ。すべり台で行く?」(マーヤ)

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2004年2月 9日 (月)

誘拐未遂

先週はシリーズでお届けしましたが、今週はまたまた思いつきの雑文を書き連ねて参ります。

先日、我が家の愛車は車検でした。
その際にディーラーおすすめの保険の手続きをし忘れたらしく、ディーラーの営業さんから再度、来て欲しいと連絡がありました。早速、出かけたパパと双子たち。

手続きはすぐに済むので、ディーラーの敷地内に車をとめて、愛車に双子を残したままでディーラーのカウンターに向かったパパ。書類手続きの最中に担当の営業さんからお電話がはいったそうです。

「あのぉ〜・・・本日はわざわざおこしいただいて恐縮だったので、ガソリンを入れさせていただこうとガソリンスタンドに来ているのですが・・・後部座席にお子さんが乗っていらっしゃるのに気がつかなくて・・・」

慌てて外を見たパパ。ガーン!なんと愛車も二人の愛娘も消えていません。

驚いたのは営業さんも同じ?

ちゃっかり営業さんにジュースを買ってもらって無事に帰ってきましたが、こんなご時世なので気をつけなくては・・・ですね。

双子は全然へっちゃらだったみたいで、ディーラーからの帰り道、ガソリンスタンドの横を通りがかった時に「ここに行ったのよ」と指差して言っていたそうです。

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2004年2月 6日 (金)

知育玩具考(5)絵本と図鑑

20040206子供たちに人気の絵本「ぐりとぐら」シリーズの中に「本は子供のたからもの。(中略)おまけにとてもかしこくなる。」といったフレーズがあります。私は本さえ読んでいれば、それなりにかしこくなるのでは・・・と信じている一人です。(かなり安直ですが・・・(^^;))

うちの双子はまだ自分で本を読むことはできませんが、自分で読めるようになるまでの幼児期には絵本を読んであげることが大切かな、と思っています。絵本こそ究極の知育玩具!と思っているほど。

お子さんによって、絵本にも好みがいろいろあると思いますが、私が絵本を選ぶ時に基本にしていることは「文章にテンポがある」「わくわくする内容である」ことです。

1月に書いた「おもちゃ考」では、「子供はおもちゃにすぐ飽きる」と書きましたが、絵本の場合は同じものを何度も読みたがります。これはビデオやDVDでも同じ。自分が知っている展開になることが面白いのかも知れません。

文章にテンポがある絵本だと、子供はすぐに台詞やフレーズを覚えて、ページをめくったとたんに親が読む前に台詞を言ってみたりするようになります。こうして言い回しや言葉を少しずつ覚えていくのかも知れませんね。なので、絵本は一度にたくさん買い揃えるよりも、1冊買っては何度も繰り返し読んであげることをオススメします。

何冊かそろってきたら、子供に自分で読みたい絵本を選ばせるのもいいですね。お気に入りの本はシリーズで少しずつそろえてあげるのも親子ともに楽しいものです。

ある程度、物の名前や種類がわかるようになったら、図鑑もオススメです。我が家は私が子供の頃に使っていた図鑑を実家から持ち帰り、双子にプレゼントしました。ちゃんと字が読めるようになったら、最新版の図鑑を買ってあげないと、と思っていますが、今のところは落書きをされても気になりませんし、双子も結構気に入ってくれ、時々ひっぱりだしては、じーっと眺めています。車が好きなお子さんだったら車の図鑑、動物が好きなお子さんだったら動物の図鑑を朝から晩まで眺めているかも知れませんね。

ただ、添い寝してあげる時に「図鑑読んで〜」とせがまれると困ってしまいます。我が家では寝る前に「好きな絵本もっておいでー。ただし図鑑禁止」と言ってます。

【Photo】ご本読んでるから静かにしててね(マーヤ)

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2004年2月 5日 (木)

知育玩具考(4)お絵かきボード

正確には覚えていませんが、うちの双子は2歳前頃から色鉛筆やクレヨンで「絵」をかきはじめました。「絵」といっても、最初はひたすら線を何本も書いていただけで、子供たちは「ジージー書く」と言っていました。そのうちに丸を描くようになり、丸の中に目や口を描いて「顔」を描くようにもなってきました。

子供はお絵かきを始めると、無造作にどんどん描き散らかしていきます。広告の裏紙などを利用して、どんどん描かせてあげるといいと思います。

描く楽しみを覚えてきたら、スケッチブックを買ってあげるのもオススメです。レポートタイプのお絵かき帳よりも、ちょっと高いですがスパイラルタイプのスケッチブックの方が子供は使いやすいようです。

お絵かき帳やスケッチブックに書かせてあげると、あとで「作品」として残るので面白いですし、自分たちも前に書いた「絵」をながめたりしているようです。(私は日中、子供と一緒に過ごせないので、夜、子供が寝静まってから、こっそりスケッチブックをのぞいてみて、成長の様子を見るのが楽しみ♪)ただ、あっという間にスケッチブックを使い切ってしまうのが悩みどころ。

2歳半ぐらいの時に甥っ子から「お絵かきボード」のおさがりをもらいました。磁気ボードになっていて、マグネットのペンで絵を描くものです。磁石のスタンプもついていて、描いたところ・スタンプを押したところが黒くなります。レバーをひくと、一気に白い画面に戻るというおもちゃです。これだと描いては消し、描いては消し、と何度でも遊べるので面白いようです。

ただ、「ほらママの顔よ」となかなか傑作な作品を描いてくれた時も、「上手ね〜」と言ってるそばから、ジャーっと消してしまうので、残念なことも。そんな時は写真に撮ってあげるのも一策ですね。

お絵かきボードもスケッチブックと色鉛筆も、子供が自分でひっぱり出せるところに置いておくのがいいみたいです。思いついた時に自分たちでひっぱり出して遊んでいます。鉛筆やクレヨンは箱やケースに一まとめにして置いておくのもいいですね。

ちなみに今までで最高に傑作だった「作品」は、マーヤ画伯のクレヨン画。緑色のクレヨンでぐちゃぐちゃと描きなぐり、ところどころに赤とオレンジの色がはいっている作品です。「何を描いたの?」とたずねると「おネチ(お熱)出て、頭イタイの」と答えました。作品名は「頭痛」と名づけ、しばらく冷蔵庫のドアに展示してあげました。

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2004年2月 4日 (水)

知育玩具考(3)ジグゾーパズル

双子が2歳になった頃、ジグゾーパズルを買ってみました。「トイザらス」などでは幼児用のジグゾーパズルが500円以下で販売されています。ピースも8ピースぐらいからあり、小さなお子さんでもチャレンジしやすくなっています。

我が家が最初に購入したのは「くまのプーさん」の20ピース。最初は親がてほどきしてあげましたが、子供たちはすぐにピースをはめこむ作業に没頭しはじめました。

見ていて面白かったのは、大人は絵柄で置き場所を判断しがちですが、子供はピースの形で判断しているようでした。特に幼児用のパズルはピースの形が画一的でなくバラバラなので覚えやすいようです。そして大人と違って何度も何度もくりかえして遊びます。

最初のうちは長い長い時間をかけて二人で取り組んでいましたが、慣れてくるとピースを裏向きに渡しても形を見ただけで、ピースの位置にピタっと置くようになりました。

プーさんを完全クリアしたあたりで、次は「ミッフィー」の30ピースに挑戦。さすがにすぐにはクリアできないので、双子もイライラしていたようです。途中で投げ出して、完全クリアできるプーさんのパズルをやってみたりしていました。でも、そのうちになんとかクリアできるようになりました。

二人で「ちがうよー」とか「ここだよ」とか言いながら遊べるので、クリアできるスピードも一人でやるよりも早く、それがヤル気につながっていたのかも知れません。

その後、40ピースをクリアして、60ピース・・・はさすがに難しいらしく、あまり取り組もうとしません。(^^;)ジグゾーパズルはお子さんの性格によっては向き不向きがある遊びかも知れませんが、何度でも遊べて、ステップアップしていける遊びで、しかも単価も安い!のでオススメです。(収納場所もとりませんし・・・)

ちなみに我が家の双子は「ジグゾーパズル」とは言わず、「ピースして遊ぶ」と言ってます。

P.S.「やのまん」のジグゾーパズルだとピースを紛失してしまった場合や、子供がなめたり破いてしまった時などに2ピースまで新しいピースを送ってくれるサービスもあります。既に我が家は利用済み。

◆「やのまん」ホームページ
http://www.yanoman.com/

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2004年2月 3日 (火)

知育玩具考(2)積み木の芸術家

双子がまだ1歳ぐらいの頃、お気に入りのカフェ兼雑貨屋さんで外国製の積み木を買ってあげました。白木のシンプルな積み木で赤のチェックの布袋に入っています。

既におもちゃの取り合いが始まっていたので、お人形やガラガラは2個ずつ買ってあげていたのですが、積み木はたくさん入っているので、1セットしか買いませんでした。まさかケンカにはならないだろうとタカをくくっていたのですが、相手が握っているものが欲しいらしく、激しいケンカになったことも。ヤレヤレ・・・です。(^^;)

でも、積み木はすぐに二人のお気に入りのおもちゃになりました。最初は2,3個をつみあげるだけでしたが、そのうちに、並べてみたり、積み上げてみたり・・・いろんな遊び方を始めました。

2歳ぐらいになると山のように積み木を積み上げて、「コーベの街よ」と言ってみたり、「ほら電車よー」とズラーっと並べてみたりするようになりました。正解の形がない積み木を使って、双子はいろんなイメージをふくらませ、あれこれ試行錯誤しているようです。

双子のイマジネーション遊びの幅をさらに広げたのはソフトブロックです。ニューブロックという名称でも販売されている幼児用の大きなブロックで、レゴのようにピースが小さくないので、小さなお子さんが遊んでも安心です。

積み木よりもカラフルでつなぎ合わせることでさらに面白い作品を作ることができます。このブロックで双子は「ロボット」や「車」や「ロケット」などを作っています。得意な作品は「アイスクリーム」。棒つきアイスを作っているようで、「アイス食べて〜」と持ってきてくれます。

面白かったのはドーナツを4等分したような形の黄色のブロックを白い棒状のブロックに何個かつきさして「チーズよ」と持ってきたこと。おもちゃの包丁で切り分けることもでき、ちょっとうなってしまいました。作品として仕上げる以外に、あれこれつないでみて、形が変わっていく面白さも感じているようです。子供なりに配色やバランスなども考えているもよう。

双子だと、それぞれのやり方が違っていて面白いです。上に積み上げるタイプと横に並べるタイプ、左右対称にするタイプと非対称のタイプ・・・。そして日に日にやり方が変わってくるのもまた面白い。

オーソドックスではありますが、知育玩具の一つとしてオススメのおもちゃです。

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2004年2月 2日 (月)

知育玩具考(1)なめなめ玩具

20040202早期教育と並んで「知育玩具」ばやりです。おもちゃ屋さんでも、テレビCMでも、育児関係の雑誌広告でも、様々な知育玩具がPRされています。友人から「出産祝いには知育玩具を贈って」とリクエストされたこともあります。

手に取って見てみると、確かにいろんな工夫がされていて、赤ちゃんの興味をひきそう。子供の隠れた才能を伸ばしてあげられそうな気もします。

でも、子供を育てていて実感するのは、子供は遊びの天才!ということ。あえて「知育玩具」として開発されたおもちゃでなくても、様々なものに興味を示し、それなりに頭を使っていろんな世界を創り出しているように思えます。

知育玩具を否定する訳ではありませんが、普通のおもちゃを中心に我が家の双子の能を刺激してきたおもちゃって何だったかなぁ・・・と思い出しつつ、今週は書き連ねてみたいと思います。

今日はまず、赤ちゃんのおもちゃについて。

生まれたばかりの赤ちゃんはほとんど寝てばかり。ガラガラなどのおもちゃに反応するには数ヶ月を要します。さらに自分で持って遊ぶようになるには、さらに数ヶ月を要します。そして、おもちゃをさわって遊び始めるようになると・・・まずは、なめてなめて遊びます。

我が家では布でできた絵本を出産祝いにいただいたのですが、「そろそろ興味を持ってくれるかな?」と期待しつつ、双子に渡してみたところ、絵本についているクマの人形をベロベロなめるのに夢中になり、とても絵本の中味を眺めるどころではありませんでした。でも、これって大切な成長過程なんですよね、きっと。

音が出るものにも興味を示します。ボタンを押すと音が出る、何かが飛び出す・・・といった自分の行為に反応があるものにも非常な興味を持ちます。それはおもちゃに限りません。そんな時、きっと親が思っている以上に子供の頭の中ではいろんな回路がつながっているような気がします。

こんな時期は振ると音がするおもちゃや、なめて感触を確かめられるおもちゃ、そんな物をいろいろ与えてみてはいかがでしょうか?おもちゃとして売っているものでなくてもいいんです。

ただ、市販のおもちゃは安全基準をクリアしたものがちゃんとしたお店では売られているので安心です。手作りのガラガラも素敵ですが、万が一、中に入れた小さな部品を赤ちゃんが飲み込んだりしたら大変!これだけはお子さんが赤ちゃんの時に気をつけないといけません。

こういった時期に知育玩具に傾倒しすぎてしまうと、子供が親が思っているような楽しみ方をしなかった時にガッカリしてしまいがちです。押してみて音を楽しんで欲しいのに、いっこうにボタンを押してみようとしないとか、なめてばっかりでちっとも賢い遊び方をしないとか・・・。

「知育玩具」であっても、あくまでも「おもちゃ」なんですから、大人の尺度で赤ちゃんを測ってしまうのは可愛そうな気がします。赤ちゃんによって、刺激の感じ方が違うでしょうから、できればいろんなおもちゃを与えてみて、気に入ったおもちゃでどんどん遊ばせたいですね。

【Photo】もう大きくなったからアイスしかなめないわよ(サーヤ)

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