おもちゃ考(2)おもちゃの収納方法
子供が一番喜ぶおもちゃって何だと思いますか?
それは・・・「目新しいおもちゃ」です。
子供の思考サイクルは大人が想像している以上に短く、かつどんどん成長するものです。だからかどうかはわかりませんが、おもちゃについても、すぐに飽きてしまい、目新しいものに飛びつきがちです。
そんな子供の特性をよく考えて、おもちゃの収納方法を思いつきました。名づけて「おもちゃ分散作戦」。
おもちゃがある程度増えてきたら、おもちゃ箱を用意します。箱はオープンなものが子供が自分でおもちゃを片付けやすくて便利です。中が見えるのが気になる方は布をかけてあげるとGoodです。(ランチョンマットなどでも可愛い)
「箱」よりもインテリア的には「カゴ(バスケット)」の方がよさそう。「カゴ」というと「籐のカゴ」をイメージしがちですがウィロー(ヤナギ)のカゴの方が柔らかくて子供向きです。(ただし、こわれやすいのが欠点)
ウィローのカゴは最近ホームセンターなどで1000円未満で購入できますので、同じサイズのものを2,3個用意しましょう。この時、おもちゃ箱(おもちゃカゴ)を2個以上用意するのがコツです。
我が家では同じサイズのウィローのカゴを4つ購入しました。そして1つ目のカゴにはお人形を、2つ目にはプラスチックの中ぐらいのおもちゃを、3つ目には小さいおもちゃをいくつかのカン(東京ディズニーリゾートのお菓子のカンなど)に分けて入れました。そして4つ目のカゴには・・・最近、あまり遊んでいないおもちゃをまとめて入れました。
そしてこの4つ目のカゴは子供の目にふれない場所に隠してみました。なぜだかおわかりですね。そう、何ヶ月かたって、このカゴを持ち出すと双子たちは目を輝かせて遊び始めたのです。「わぁ!こんなおもちゃがあった〜」
そう、4つ目のカゴに入っていたおもちゃは時間がたっただけで「目新しいおもちゃ」に変身したのです。4つ目のカゴを出す際には、またその時にあまり遊んでいないおもちゃを1つのカゴにまとめて隠しました。種類別に分けなくても、適当に4つのカゴをぐるぐる入れ替えていくだけでもいいと思います。
2歳程度のお子さんにはかなり有効な作戦です。隠しているうちに忘れてしまえば、迷うことなく、他のお子さんにあげてしまうこともできます。
他にもおもちゃを分散させている場所があります。
実家に帰省する時、我が家はおもちゃを持って帰りません。なぜなら・・・実家には甥っ子が昔遊んでいたおもちゃのおさがりがいっぱいあるからです。
年に2,3回帰省しますが、毎回、アンパンマンの電話やままごとセットやぬいぐるみなどでキャアキャア遊びます。
母はいつも「気に入って遊んでいるようだから、持って帰りなさいよ」と言うのですが、「ここで時々遊ばせるからいい」とやんわり断ります。家のおもちゃが増えるのがいやという理由と、実家に「目新しいおもちゃ」がある方が子供も喜ぶからです。
月齢・年齢に合わせて子供の目にふれるところに出しておくおもちゃを選ぶことも大事です。パズルや知育玩具などは一度子供に与えてみて、あまり興味を示さないようだったら、とりあえず隠しておくことをおすすめします。「そのうちに興味を持ってくれるだろう」と子供の目に触れるところに飾っておくと、子供は目が慣れてしまい、あまり興味を示しません。
数ヶ月後にまた出してみて興味を持てば与え、まだ難しいようだったらまた隠すという作戦はいかがでしょう。ただし、隠していることを忘れないように。(^^)
ぬいぐるみに関してはかなり大掛かりな作戦を展開中なので、こちらは明日ご紹介いたします。
【Photo】おもちゃのおうちで遊んでいるの(マーヤ)
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