双子道楽(その1)街を歩けば・・・
双子育児は大変!
・・・とよく言われていますが、そんな中でも双子ならではの楽しみもいっぱいあります。
今週は「双子道楽」と題して、双子の親のひそかな楽しみをご紹介してまいります。
我が家は夫の方針で、赤ん坊がある程度まで成長するまでなるべく外に出さないようにしていました。未熟児で生まれたこともありますし、ある程度、抵抗ができるまでは外気にさらさない方がいいだろうという判断です。
お宮参りや検診などで病院に行く時以外はほとんど外出させませんでした。9月生まれだったのでちょうど冬に向かって寒くなる時期でしたので、それほどストレスもなく週末は「おこもり生活」を続けました。
生後半年を過ぎた頃から、少しずつ双子を連れて外出を始めました。ベビーカーは双子用の物を1台と普通の物を2台用意しました。週末は夫婦で外出するので、一人一台ずつ担当して身軽に行動しました。
双子を連れて街を歩くと、必ず数回、「双子ちゃんですか?可愛いですね〜」と声をかけていただくことがあります。赤ん坊の顔を見て「可愛い」というよりも、赤ん坊が二人いることが「可愛い」もよう。双子の親になるまでは私もそうでしたから(^^;)
それでも親というのは嬉しいものです。「双子を連れての外出は大変でしょう」とよく言われますが、いえいえなんのその。世間様に可愛いと言っていただくだけで、大変さなんてふきとんでしまうものです。親というのはなんと単純な生き物か・・・。
直接、声をかけてくださるのは、たいてい年配の女性です。若い方は「今の双子ちゃうかった?」と通り過ぎた後にヒソヒソと話していることが多いのですが、そんな声も親はしっかりキャッチしています。
お子さんからは「なんで赤ちゃん二人いるの?」と素朴な疑問を投げかけられます。苦笑しながらも、なんだか嬉しい気分になります。(よく考えてみると「双子?」と聞かれるだけで嬉しくなるのはなんでだろう・・・)
そんなこんなで、今では毎週末、外出しているファミリーです。でも、ベビーカー時代を卒業すると、二人が勝手にあちこち行くので、迷子にはなるわ、双子とは認識してもらえないわ・・・大変さも増してきました。それでも、レストランなどで二人並べて座らせていると「双子ちゃんですか?そっくりですねえ」などと言われて、またまたヤル気(?)が出てくる母なのでした。
【Photo】ごくたまにこんな光景もあり
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