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2003年12月15日 (月)

ルークの日記(1)ママがいなくなった日

今週は、双子より1歳年上の愛犬ルーク(ミニチュアシュナウザー・4歳)と双子の交流をルークの視点でお届けいたします。

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ボクの名前はルーク。生後45日でパパとママのおうちにもらわれてきました。パパとママは優しいけど時々怒ります。パパは怒るとこわいけど、ママは怒ってもちっとも恐くありません。

ボクがおうちにやってきた頃はしょっちゅうお外に連れて行ってもらいました。公園に行って遊んだり、お店にお洋服を買いに行ったりしました。どこに行ってもみんなが「可愛い〜♪」と言いながら、ボクの身体をなでてくれるのでボクは嬉しくて嬉しくて毎日はしゃいでいました。

ボクがおうちにやってきたのは11月のことでした。お正月はママのパパとママのところに行きました。ママのパパとママもボクにとっても優しくて、ボクが何かするたびに写真をとったりキャアキャア言ったりしていました。

お正月が終わり、寒い毎日が続いていた頃、ママの具合が悪い日が増えてきました。ごはんを見ると「気持ちが悪い」と言って、カイシャから帰るといつも寝ていました。ボクはママがこのまま死んじゃうんじゃないかと心配になってきました。

やがてあたたかい春がやってきました。ママの調子は少しよくなりました。でも、ママのおなかは毎日少しずつ大きくなってきました。ボクはおなかの中に悪い虫がいるんじゃないかと心配でママのおなかをクンクンにおってみました。

5月になったある日、ママがカイシャに行ったまま帰ってきませんでした。パパだけ帰ってきて、ボクにこう言いました。「ママはニューインしちゃったから、しばらく帰ってこないよ」

次の日もその次の日もママは帰ってきませんでした。ボクはさびしくてさびしくて死んじゃいそうでした。

10日ほどしてママは帰ってきました。でも、おうちに帰ってきても寝てばかりでボクをお外に連れていってくれません。ママはもうカイシャに行かなくなりました。ママが毎日おうちにいるのでボクは嬉しかったけどママのおなかがどんどん大きくなるので、やっぱり心配でした。

夏がやってきました。ママのおなかはもうはちきれそうです。相変わらず、寝てばかりいます。そして1日に何回も体重をはかっていました。ゲンエン生活をしているので大好きなおソウメンが食べれないとなげいていました。

7月のある夜、ママがトイレから出てきてパパに泣きながら言いました。「またシュッケツしたの。どうしよう」そしてボクを呼んでこう言いました。「ルーク、ママね、またニューインするかもしれない。ルークと会えなくなっちゃう。どうしよう・・・」ママは泣いていました。ボクも悲しくて悲しくてクンクン泣きました。

そしてママはパパと一緒にどこかに行ってしまいました。パパは朝まで帰ってきませんでした。

その後、ママは帰ってきませんでした。パパも毎日どこかに出かけていきます。ボクはさびしくてさびしくて、お部屋の中の植木鉢の土を食べたり、テーブルの足をカジカジしたりしました。そしてパパが帰ってくるたびに叩かれました。そのたびに「ママに会いたい」と思いました。

9月19日、ボクの1歳の誕生日がやってきました。パパがお祝いしてくれました。でもママは帰ってきません。「もうママには会えないの?」ボクはベランダから空を見上げてはママのことを考えていました。

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