子供にオモチャをねだらせないコツ
3連休は信州に遊びにいきました。一家そろってのドライブ旅行です。
長距離を走る時は3歳の双子が途中で「おしっこ〜」というのを防ぐために、サービスエリアでのトイレ休憩は多めにとるようにしています。
サービスエリアに寄るとトイレだけでなく必ずお土産物屋さんでおもちゃをさわって遊ぶのが二人の楽しみ。キティーちゃんの携帯電話型のおもちゃや、音が出るおもちゃをさわりまくっては熱心に遊びます。
でもパパが「さあ行くぞ、バイバイして」と号令をかけると、双子は素直におもちゃたちにバイバイします。
おもちゃ屋さんに行ってもそうなんです。
うちの双子はおもちゃに興味が薄い?いえいえ、そんなことはありません。普通のお子さんと同じくおもちゃが大好き。でも、おもちゃを目の前にして「おもちゃ買って」とは言いません。
そんな3歳児を育てるにはちょっとした工夫があります。
簡単なことなのですが、おもちゃ屋さんで子供の目の前でおもちゃを買ってあげないようにしているんです。買ってあげたいおもちゃは、こっそり買って、お店ではないところ(たとえば自宅とか)でプレゼントします。
うちの双子にとって、おもちゃ屋さんはおもちゃで遊ぶところ。ちょっと前まではおもちゃ屋さんでおもちゃが買えるという経済構造を知らずに育ってきました。
考え方は簡単なことなのですが、親の方に意外に忍耐が必要な作戦です。子供が「これ大好き〜」とか「キティーちゃん可愛い♪」などと言われると、しかも値段が200円とか300円ぐらいのものだったら「これぐらいなら・・・」とつい買ってあげたくなるんです。
でも、そこはぐっとガマン。
何しろ小さい子供には金額による価値がわかりませんし、3000円のものでも300円のものでも欲しいものに価値があるわけです。金額による価値判断は大人だけのものです。
迷惑をこうむっているのはおじいちゃんとおばあちゃん。孫に買ってあげたくても、私から「目の前で買わないで」と言い渡されているために、一緒にドライブに行ってもコソコソとキティーちゃんのおままごとセットを買ってあげたり(渡すのは家に帰ってから)しなければなりません。
でも、そこまでして経済構造を隠してみても、不思議なもので、子供って自然に「お店ではお金で欲しい物が買える」と理解してくるんですよね。幼稚園に行くようになって子供同士の情報交換が増えると、「ママ〜、おもちゃ買って〜」と言われてしまうようになるんでしょうね。それも成長の一歩として喜びましょうか。
【Photo】おもちゃで遊ぶのだ〜い好き♪(サーヤ)
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