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2003年11月28日 (金)

モノマネこざる

20031128赤ちゃんごっこ以外に二人の間ではやっていることがあります。
それは「○○ちゃんのバカー」ごっこです。

きっと「となりのトトロ」の中でメイちゃんがさつきお姉ちゃんに向かって「お姉ちゃんのバカー」と言う台詞の真似をしているのだと思うのですが、「マーヤお姉ちゃんのバカー」「サーヤお姉ちゃんのバカー」と言い合って遊んでいます。

「バカ」なんて言葉はあまり使ってほしくないのですが、せっかく二人が面白がってやっているので、遠巻きに見ています。

「トトロ」も「魔女の宅急便」も「千と千尋の神隠し」も大好きで、DVDで何度も見ています。そして、出てくる台詞を真似して遊ぶのが面白いようで、二人でまるで劇かはたまた「かけあい漫才」のようにして遊んでいることがあります。

自然に言葉を真似して覚える年頃なので、元気で素敵な言葉の台詞まわしを覚える絵本やDVDやビデオを見せてあげたいですね。

【Photo】バカって言う子がバカよねえ(サーヤ)

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2003年11月27日 (木)

双子の赤ちゃんごっこ

20031127最近、朝起きると二人の会話は

「今日はまーちゃんママ」
「サーヤはさーちゃん赤ちゃん」

から始まります。

日によってお母さん役と赤ちゃん役はコロコロ変わります。時には「マーヤお父さん」なども登場します。

赤ちゃんになった方は「ウニャウニャ」と言って甘え、部屋の中をハイハイで動きまわります。お母さん役になった方は慈悲深い目で赤ちゃんを見つめ「赤ちゃん、どうしたの?ミルク欲しいの?」などと言いながら、エプロンを着せてあげたり、寝かせてあげたり、赤ちゃんのお世話をします。そして私たち親に「この子さーちゃん赤ちゃんなの」と教えてくれます。

赤ちゃん人形も欲しいようですが、(11月20日の日記ご参照)、お人形なしでも赤ちゃんごっこを
楽しんでいます。同じ年の双子ならではの遊びです。

【Photo】赤ちゃんのお世話は大変なのよ(マーヤ)

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2003年11月26日 (水)

サーヤ咳がとまらない夜

20031126信州旅行の疲れが出たのか、連休中からサーヤが鼻水と咳の風邪にかかってしまいました。熱はないのですが、咳がコンコンでるのでつらそうです。

昨晩は咳きこみすぎて(?)晩御飯をもどしてしまったそうです。

私が帰宅すると二人ともベッドで寝ていたのですが、マーヤが起きてきて「さーちゃん、お咳がとまらないのよ、小さいのにかわいそうねえ」と言いました。

サーヤはベッドでコンコンコンコン。咳が出るので眠れない様子だったので、添い寝してあげることにしました。

しばらくすると、寝室のドアがそっと開いてマーヤが入ってきました。手にはフランスパンの中味の白いところを小さくちぎったものを握っています。

「これ、栄養だからさーちゃんに食べさせてあげて」

またしばらくすると・・・今度はおままごとのお皿とフォークを持ってきて

「これ10時になったらさーちゃんに食べさせてね」

どうやら10時のおやつのつもりのようです。

またまたしばらくすると・・・おままごとのコップを持ってきて

「これジュースよ、お咳がとまるから飲ませてね」

そのあともおもちゃを持ってきたり、ボールを持ってきたりしてくれました。

マーヤなりにサーヤのために何かしてあげたいのでしょう。
双子っていいなあ、と思った夜でした。

【Photo】まーちゃんはさーちゃんがダイジなのよ

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2003年11月25日 (火)

オカネチョーダイ事件

20031125昨日の日誌で我が家では「おもちゃ屋さんでおもちゃを買うという経済構造を教えていない」と書きましたが、もっと小さい頃は「お金で物を買う」こと自体、教えていませんでした。

ところが2歳半ごろから、ミスタードーナツに行くと、「ママガドーナツカッタ」と言うようになり、ジュースの自動販売機の前で「オカネイレテ」とせがまれるようになりました。

最もショックだったのは・・・
ショッピングセンターの地下のフードコートでガチャガチャをして遊んでいる時に(当然、お金は入れずにガチャガチャさわって遊ばせていただけなのですが)、マーヤが私のところにトコトコやってきて、「ママ、オカネチョーダイ」と言ってきたのです。

親にとってはまだ赤ちゃんのような小さな娘から金銭を要求されるのって、結構ショックなことでした。

こういうことって、教えなくてもわかっていくもんなんですねぇ。

最近では子供の金銭教育なるものがはやっているようですが、我が家では、もう少し大きくなるまで「お金、お金」というのはやめておく予定です。ただ、テレビコマーシャルのように「お金は大事だよー」<ということは今でも言い続けています。

それにしても、子供ってどんどん成長していくなあ、と思った次第。しかも親の思ったとおりには絶対いかないものです。(^^;)

【Photo】オカネはダイジなのよ(マーヤ)

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2003年11月24日 (月)

子供にオモチャをねだらせないコツ

200311243連休は信州に遊びにいきました。一家そろってのドライブ旅行です。

長距離を走る時は3歳の双子が途中で「おしっこ〜」というのを防ぐために、サービスエリアでのトイレ休憩は多めにとるようにしています。

サービスエリアに寄るとトイレだけでなく必ずお土産物屋さんでおもちゃをさわって遊ぶのが二人の楽しみ。キティーちゃんの携帯電話型のおもちゃや、音が出るおもちゃをさわりまくっては熱心に遊びます。

でもパパが「さあ行くぞ、バイバイして」と号令をかけると、双子は素直におもちゃたちにバイバイします。

おもちゃ屋さんに行ってもそうなんです。
うちの双子はおもちゃに興味が薄い?いえいえ、そんなことはありません。普通のお子さんと同じくおもちゃが大好き。でも、おもちゃを目の前にして「おもちゃ買って」とは言いません。

そんな3歳児を育てるにはちょっとした工夫があります。
簡単なことなのですが、おもちゃ屋さんで子供の目の前でおもちゃを買ってあげないようにしているんです。買ってあげたいおもちゃは、こっそり買って、お店ではないところ(たとえば自宅とか)でプレゼントします。

うちの双子にとって、おもちゃ屋さんはおもちゃで遊ぶところ。ちょっと前まではおもちゃ屋さんでおもちゃが買えるという経済構造を知らずに育ってきました。

考え方は簡単なことなのですが、親の方に意外に忍耐が必要な作戦です。子供が「これ大好き〜」とか「キティーちゃん可愛い♪」などと言われると、しかも値段が200円とか300円ぐらいのものだったら「これぐらいなら・・・」とつい買ってあげたくなるんです。

でも、そこはぐっとガマン。
何しろ小さい子供には金額による価値がわかりませんし、3000円のものでも300円のものでも欲しいものに価値があるわけです。金額による価値判断は大人だけのものです。

迷惑をこうむっているのはおじいちゃんとおばあちゃん。孫に買ってあげたくても、私から「目の前で買わないで」と言い渡されているために、一緒にドライブに行ってもコソコソとキティーちゃんのおままごとセットを買ってあげたり(渡すのは家に帰ってから)しなければなりません。

でも、そこまでして経済構造を隠してみても、不思議なもので、子供って自然に「お店ではお金で欲しい物が買える」と理解してくるんですよね。幼稚園に行くようになって子供同士の情報交換が増えると、「ママ〜、おもちゃ買って〜」と言われてしまうようになるんでしょうね。それも成長の一歩として喜びましょうか。

【Photo】おもちゃで遊ぶのだ〜い好き♪(サーヤ)

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2003年11月21日 (金)

よ〜く考えよう♪

20031121子供ってテレビコマーシャルが大好きです。
番組中は他のことをして遊んでいるのに、コマーシャルが始まると画面に釘付けになります。

うちの双子もコマーシャルにはCNN以上に影響を受け、「燃焼系、燃焼系アミノ式〜♪」と歌いながらキッチンカウンターにぶらさがって運動の真似事をしてみたり、「公園に行こうか?」とたずねると「イコカで行こか、タッチして行こか♪」と答えたりします。(かなりオヤジ入ってます(^^;))

中でも生命保険会社の「よ〜く考えよう♪」のコマーシャルは大のお気に入り。

晩御飯の時に双子の一人がまじめにご飯を食べないと、パパが「よ〜く考えよう♪お外はこ〜わいよ〜」と恐い替え歌を歌います。

すると怒られていない方が「よ〜く考えよう♪お外は真っ暗よ〜」などと片割れを突き落とすような替え歌を歌います。

童謡もたくさん覚えて歌ってくれますが、コマーシャルの替え歌でも楽しませてくれる二人です。

【Photo】お歌もアイスも大好きよ♪(サーヤ)

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2003年11月20日 (木)

サンタさんへのお願い

20031120昨年のクリスマスの時はまだ小さかったので、特にサンタさんにプレゼントをお願いすることはなかったのですが、3歳になった今年はそろそろ欲しいプレゼントがあるようです。

サーヤが欲しいのは赤ちゃん人形の「メルちゃん」。雑誌の広告で見たり、おもちゃ屋さんで見たりして、「メルちゃん可愛い〜♪」といつも言っています。同じく赤ちゃん人形の「ぽぽちゃん」や「こももちゃん」よりも「メルちゃん」が可愛いそうです。

マーヤも赤ちゃん人形が欲しいようです。親としてもあとあとのことを考えると(どうせ取り合いするだろうから)、同じプレゼントをあげたいところ。

そろそろクリスマスが近づいてきたので「サンタさんに何をお願いする?」と二人に聞いてみたところ、サーヤは迷わず「メルちゃん〜!」

マーヤは何も言わないので「まーちゃんもメルちゃんがいい?」と半ば誘導尋問のように聞いてみたところ「ウン」とうなずきました。

「よしよし、これでクリスマスプレゼントは決まりだな」と安心していたのですが、なんとサーヤが・・・
「さーちゃん、メルちゃんが二人いると困る」と言い出しました。

(*o*)なんで〜???

「どうして困るの?」と聞くと「だって、さーちゃん赤ちゃん二人いると大変だもん。育てられないもん」と言いました。

子供たちの前では「双子は大変」なんて言ってないつもりですが、会話のはしばしにそんな言葉が出ていたのかも知れません。大反省!

サーヤの言葉を聞いた気配りマーヤは、それ以降「まーちゃん、ぽぽちゃんが欲しい」とか「まーちゃん、やっぱり仮面ライダーが欲しい」などと言うようになりました。本心かどうかは不明。

クリスマスまでまだ1ヶ月ありますので、しばらく様子を見ることに。

できれば二人一緒に「メルちゃん」で、お母さんごっこをして遊んで欲しいんですけどねぇ。

【Photo】赤ちゃんが二人いると困るのよ(サーヤ)

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2003年11月19日 (水)

ニュース時々殺人

20031119昨日の日誌ではCNNの映像に影響された双子のことを書きましたが、テレビにはかなり影響されている様子です。

ニュース番組で殺人事件などのニュースが流れると「ジケン?誰が殺されたの?」と必ず聞きます。

先日もドキュメンタリー番組で冤罪で逮捕された男性の奥さんが服役中に病気で亡くなった、というくだりで「ジケン?誰が殺されたの?」と聞くので「誰も殺されてないよ、病気で亡くなったの」と答えましたが、「でもタイホって言ってるよ、やっぱりジケンでしょ?誰が殺されたの?」と聞きます。誰か殺されないと納得できない・・・?

事件とか殺人とかいった言葉を3歳児が日常で使うのはいかがなものか・・・と悩んでいるのですが、世相を反映しているのでしょうか?

ちょっといやな世の中になりましたねぇ。

【Photo】ズバリ!それは事件でしょう!(マーヤ)

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2003年11月18日 (火)

アメリカは戦争の国

20031118先日、家族みんなでレストランに行きました。
双子たちはお子様ランチを注文。プリンとおもちゃのおまけ付きで大喜び。

お決まりのチキンライスの上にたっている旗をとりあげて、マーヤが一言。

「これシェンソウ(戦争)?」

マーヤのライスの上に立っていたのはアメリカの星条旗でした。

私も主人もビックリ。
「これはアメリカの旗よ」と答えたものの、アメリカ=戦争と結びつける3歳児の感覚に驚きました。

我が家では主人がCNNが好きでよく見ています。CNNではイラク侵攻のニュースを流す時はたいていブッシュ大統領と星条旗のイメージが画面の片隅に飾られていますので、主人と一緒にイラク侵攻の映像を見ていた双子の頭の中には「星条旗=戦争」というイメージが植え付けられているのでしょう。

「戦争を知らない子供たち」(古い・・・(^^;))と言われて育った私たちですが、平和な世の中だと安心しているうちに、自分たちの子供の代には知らず知らずのうちに戦争が影を落としてきているのかも知れません。

サーヤからはこんな質問が。
「ケンカするとシェンソウ(戦争)になるの?」
「そうよ、だからケンカしないようにしなくちゃね」と私が答えると
「でも、シェンソウは大人だけでしょ?さーちゃん、子供がシェンソウしているの見たことないもん」

私たちの子供の世代に戦争が再び起こらないことを心から祈っています。

【Photo】「ケンカするとシェンソウになるの?」(サーヤ)

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2003年11月17日 (月)

七五三参り

20031117今年、満三歳になったサーヤ・マーヤですが、11月15日に七五三のお祝いをしてあげました。

本当は「数え年」でするそうで、昨年2歳の時にしなければならなかったのですが、未熟児生まれの二人はあまりに小さくて、満3歳になる今年まで延期しました。(最近は満年齢で祝うおうちも増えてきたようです)

当日は朝から着物の着付け・髪の毛のセット・記念写真の撮影・お参り・・・というスケジュール。

ちゃんと着物を着てくれるかどうか、髪の毛をセットするのをいやがらないかどうか(いつもは髪留めをしようとしてもいやがるんです)、写真撮影の時にご機嫌ななめになってしまわないか・・・あれこれ心配していたのですが、なんとか無事にすみました。

やっぱり女の子だからか、着物を着せてもらうのは嬉しいらしく、じーっとおとなしく着付けをしてもらっていました。髪の毛のセットの際にも鏡をじーっと見ながら神妙な顔つきでおとなしくしていました。ほんのりお化粧もしてもらって口紅もつけてもらって、ちょっぴり緊張していた二人です。

お参りの時はぞうりが痛かったらしく、参道を歩いている途中でご機嫌が悪くなり「抱っこ、抱っこ」攻撃にあうことに。

結局、おじいちゃんとパパが抱っこするはめになってしまいました。(^^;)

出産前は双子特有のトラブル続きで、生まれてくるまでも心配がいっぱいで、生まれてきた時も未熟児でちゃんと大きくなるのか心配な二人でしたが、まわりの方々の愛情のおかげで、無事に成長することができました。

神様にもまわりの方々にも感謝の気持ちで胸がいっぱいの一日でした。

【Photo】サーヤは大好きなピンクの着物、マーヤは自分で選んだ黄色の着物を着て二人とも大喜び。違う髪型にセットしてもらったので、感じがずいぶん違います。

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2003年11月14日 (金)

双子の人格形成(5)決めつけは御法度

20031114昨年、成人した双子の姉妹とお話する機会がありました。

その姉妹が話してくれた「双子の気持ち」で最も印象的だったのは「親って一度こんな性格とか好みとか思い込むとずーっと思い込んでる」という話。

「私なんかずっと『○○子は野菜が好きなのね』って言われて、野菜ばっかり食べさせられてたんですよ」
「そうそう、そうだったねえ」
「本当はお肉も好きだったのにぃ」
「逆に私は野菜嫌いって思われてた」

・・・と今では笑いながら話してくれる彼女たちでしたが、子供の頃は「なんだかなあ」と思っていたかも。

私もサーヤ・マーヤの性格の違いが少しずつ出てきたり、好みの主張が出てきたりすると、なんだか人間らしくなってきたことが嬉しくて、二人に違いがあることが嬉しくて、ついつい違いを指摘したり、助長したりしていることがあります。かなり無意識になんですが・・・。

大反省!

でも「ピンクのキティーちゃんが好き!」と言われると、ついついグッズを買ってあげたくなったり、「仮面ライダーが好き!」と言われると、小さな人形ぐらい買ってあげても・・・などと思ってしまうものです。

二人を同じように育てるのって、結構むずかしいものだと感じる今日このごろです。

【Photo】ピンクのキティーちゃんが大好き〜♪なサーヤよ

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2003年11月13日 (木)

双子の人格形成(4)好みが分かれる不思議

200311133歳になるちょっと前頃から、少しずつ、二人に「好み」が出てきました。

◆サーヤは「ピンク」が大好きで、マーヤは「黄色」が好き
◇朝ごはんはサーヤは「バターパンにミルク」、マーヤは「ジャムパンに野菜ジュース」
◆サーヤはキティーちゃんが大好きで、マーヤは仮面ライダーが好き(真偽のほどは不明(^^:))

もちろん同じものが好きなこともあるのですが、不思議なものでサーヤが「○○がだあ〜い好き」と宣言すると、マーヤはあえて他のものを好きだと言っているように思えるのです。

最近は夜だけ「おねしょパンツ(オムツ)」で日中はパンツをはかせているので朝起きると、自分の好きなパンツを選ばせます。

ある朝、マーヤが先に起きたので、トイレに行かせて自分の好きなパンツを選ばせました。すると、最初にピンクのキティーちゃんのパンツに手をのばしたのですが、ハッとした表情で手を引っ込め、黄色のプーさんのパンツを選びました。

「ピンクのパンツはいてもいいんだよ」と言ってあげたところ「ピンクはさーちゃんが好きだから・・・」と言うんです。

あとから起きてきたサーヤは当然のごとく「さーちゃん、ピンクのキティーちゃん〜♪」と嬉しそうに言いながらピンクのパンツを選び、ニコニコ顔ではいていました。

それから何日かして、サーヤと二人きりの時にそっと言いました。「まーちゃんね、さーちゃんがピンクが好きだからって言って、ピンクのパンツとらなかったんだよ。でも、本当はまーちゃんもピンクのパンツはきたかったのかも」

そしたらその次の日・・・朝、先に起きたサーヤがピンクのパンツを2枚とって「1枚はまーちゃんの分」と言いました。

マーヤが起きてきたのでピンクのパンツを渡してあげると「これはさーちゃんのでしょ?」と言います。「さーちゃんがね、一緒にピンクのパンツをはこうって言ってるのよ」と言うと、一瞬ビックリした顔をして、それからすごく嬉しそうにピンクのパンツをはきました。

本当は同じようなものが好きなのに、片方が先に「好き!」と主張すると他のものを好きになろうとするのが双子の習性かも知れません。

【Photo】寝てる時はプーさんのおねしょパンツ(マーヤ)

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2003年11月12日 (水)

双子の人格形成(3)負けるが勝ち、という裏ワザ

20031112双子のケンカは生後8ヶ月ぐらいからはじまりました。

そろそろおもちゃに興味が出てき始めた頃で、おもちゃの取り合いでケンカになります。最初のうちはケンカといっても、おもちゃをひっぱり合いするだけですが、生まれた時から体重が1割ぐらい少なく成長もちょっと遅いサーヤの方がどうしても力が弱く、毎回マーヤにおもちゃを取られてはワアワア泣いていました。

二人の間に体格差と成長差があると、親としてはついつい小さい方に肩入れしてしまい、サーヤがおもちゃを取られてワアワア泣くと取り返してあげたり、他のおもちゃを渡したりしていました。

0歳の子供でも「泣くと親がとんでくる」と親の反応をしっかり認識するんですよね。そのうちサーヤはちょっとでもマーヤがおもちゃを引っぱったり、ちょっと身体を押したりしただけでも「ワー」。負けるが勝ち、という裏ワザを使うようになりました。

あまりにあからさまなので、親の方も「片方に肩入れするのはやめよう」と決め、今では少々のケンカはほったらかしです。(ケガをさせそうな時は止めに入りますけどね)

昨日の日記にも書きましたが、最近では「いつまでもしつこくごねる」というワザを使い出しました。時には「さーちゃん、まーちゃんが好きなのにぃ。どうして貸してくれないの?」などと泣き落とし作戦にもうってでます。

男の子のようにサッパリしたところがあるマーヤはあまりごねられると面倒になるのか、あきらめておもちゃを渡したりしています。「まーちゃん、いいの?」と声をかけると「さーちゃんはガマンができないから、まーちゃんはガマンができるからいいのよ」などと3歳児とは思えない達観したことをいいます。

こうしてサーヤは「ごね得人生」をかけのぼり、マーヤは「ガマン人生」をつっぱしるのでしょうか?どこかで反転する時期も来ると思いますけど・・・。

【Photo】ごね得でゲット!(サーヤ)

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2003年11月11日 (火)

双子の人格形成(2)おせばひく、ひけばおす・・・

20031111 我が家の双子は一卵性か二卵性か謎のままです。もし一卵性だとしたら・・・という前提で書かせていただくと、顔はよく似ているのに、性格は正反対でビックリします。

現在のところ、長女のサーヤは甘えん坊で次女のマーヤはしっかり者です。

二人とも結構、自分のことは自分でしますが、マーヤは本当になんでも自分でしたがります。サーヤはママがいると、「ママやって〜」と甘えてきたり、どうかすると「まーちゃん、やって〜」と妹マーヤに甘えます。マーヤがしっかりし過ぎて、サーヤは依存してしまうみたい。

そのくせ、公園など家の外に行くと、サーヤの方が社交的ではじめてのお友達ともすぐに遊び始め、マーヤは一人で好きなように遊んでいます。

普段は仲がいい二人ですが、ケンカもよくします。ケンカをすると、最後までごねるのはサーヤ。おもちゃを取り合っても、マーヤは最後は面倒になるのか、
自分がぶんどったおもちゃを最後はポンと手放します。まさにサーヤのゴネ得・・・。(^^:)

もし一卵性だとしたらもって生まれた性格も一緒のはずですが、人間って相手との関わり合いで表に出る性格が少しずつ変わってくるのかも、と思ったりしています。

しっかり者のパートナーがいると、ついつい甘えん坊になってしまったり・・・、わがままなパートナーがいると、無意識にガマンをしたり・・・、そういう性格のデコボコを作っていくことで成長していくのかも知れないなあ、などと考えてしまいます。

でも、二人の性格は日によってゴロゴロ変わったりもします。まだまだ決めつけない方がいいですね。

【Photo】しっかり者のマーヤ

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2003年11月10日 (月)

双子の人格形成(1)双子の相互認知時期

20031110双子を育てていて、とても興味深いことに気がつきました。

赤ん坊というものは生まれてすぐから、まわりの音やにおいや映像に反応しはじめ、少しずつその反応の段階が成長します。

また特に母親に対する認識は早くからできるようで、目で追ったり、呼びかけると反応したり、甘えた仕草をしたりすると言いますよね。こういった研究もあちこちでなされているようです。

うちの双子もおかげさまで順調に育ち、まわりの人間に対する反応も少しずつ成長していったのですが、不思議なことに、隣に寝ている双子の片割れにはどちらもお互いほとんど関心を示さないんです。

親やまわりの大人には少しずつ興味を示し出し、あやすと喜んだり、じーっと目で追ったりしていましたが、すぐ隣にもう一人の人間が寝ているにも関わらずさわってみたり、じっと見つめたりほとんどしませんでした。

双子がお互いを認知し出す時期はいつ頃だったでしょうか。はっきりとは思い出せないのですが、ハイハイをはじめた頃は一緒になっていたずらを始めたりしてましたし、おもちゃの取り合いを始めたりしたのでそれぐらいから認識しはじめたのかも知れません。

これは私の推測ですが、赤ん坊というのは動物的な本能で自分を育ててくれる、保護してくれる人間を察知し、その人間には生後すぐから精一杯反応し、なんとか育ててもらえるように努力しているのではないでしょうか?なにしろ人間の赤ん坊というのは、自分では何もできない動物ですから。

だから動物的生存といった視点では役に立たない「隣の赤ん坊」にはまったく興味を示さなかったように思えるんです。

動物的段階が過ぎ、人間としてそれなりに成長してきた現在では、お互いがお互いの成長過程に影響を与えているようですが・・・。

今では甘えん坊の長女サーヤはしっかり者の次女マーヤに「さーちゃん、まーちゃんがいないと困る」と言っています。(^^;)

【Photo】まーちゃんがいないと困るサーヤ

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2003年11月 7日 (金)

男の子育て(5)お出かけするよ、どこまでも

20031107男の子育てで面白いのは、日中のお出かけの大胆さです。

たまに休日、夫に用事があり、私が一人で子守をしている時などは、基本的に家で遊ぶ、お出かけするとしても近所の公園程度、なのですが、パパと双子は車に乗って、時々、かなり遠い大きな公園やプール付きの温泉に出かけたりしているようです。

そしてかなり大胆に遊んでいる様子。

「さーちゃん、パパだあい好き。だっていろんなところに連れていってくれるんだもん」と子供たちからも大好評。

日常から離れた場所で思いっきり遊ぶのは子供にとっても刺激的で楽しいことでしょう。

私の場合はどうしても目先の家事に追われて思いっきり遊ぶことができません。次の子守の機会には、ちょっと遠出してみようかな。

【Photo】夏はこんな水遊びもしてたのよ(サーヤ)

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2003年11月 6日 (木)

男の子育て(4)転ばぬ先の杖よりも・・・

20031106男の子育て(3)で書いたようにダメ出しが多い母ですが、そんなに厳しいわけじゃないんですよ〜。

むしろ、行動面ではついつい着替えを手伝ってしまったり、トイレに抱っこして連れて行ったり、ご飯を食べるのが遅いとついつい食べさせてあげたり・・・かなり世話焼きかーちゃんです。

それに比べてパパは子供たちの行動にほとんど手を貸していないようです。

お風呂からあがっても、「さあ、お前らパンツはけー」という命令一つで、双子たちはおやすみパンツをはいて、パジャマを着始めます。パジャマのボタンがかけちがっていることなんてしょっちゅう。丸首のパジャマだと後ろ前反対に着ていることもよくあります。

そんな状況を見ると女親ってついついボタンをかけ直してあげたりしたくなるんですよねぇ。

でも、それはご法度。
これが男親の教育方針なのだ、と心を鬼にしてへんちくりんな格好のわが子に目をつぶっています。

夫曰く、私は「手出し」も多いし「口出し」も多いそうです。

危なっかしいことをやっていたり、汚しそうなことをやっていると、ついつい「ダメよー」と言ってしまうんですよね。

夫の教育方針は「危険は自分で察知させる」のようで、少々のことは何も言わずに見守っているそうです。(もっとも大きな怪我につながるようなことはすかさず止めに入ります。)

転ばぬ先の杖ばかり用意して転んだ時の痛さを知らないと、いつか取り返しのつかないことになるかも知れませんものね。

納得しながらも、ついつい「手」が出て、「口」が出る母でした。

【Photo】転ばぬ先のヘルメット(工事現場主任・マーヤ)

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2003年11月 5日 (水)

男の子育て(3)NOと言わないしつけ

20031105「これオモチャにしてい〜い?」
「このまま食べてもい〜い?」
「これビリビリにしてもい〜い?」

我が家の双子はとりあえずなんでも聞いてきます。

そのたびに私は
「なんでもおもちゃにしちゃダメ」とか
「お洋服が汚れるからダメ」とか
「ゴミになって部屋が散らかるからダメ」とか
なんだかダメだしばかりしているような気がします。

子供たちからもついに言われてしまいました。「パパはなんでも『いいよ』って言うよ」

ガーン・・・(*o*)

パパに聞いてみると、「危険なこと以外はダメっていわへんで」とのこと。その理由は・・・「NO」と言わなければ子供は「○○してもい〜い?」と聞いてくるからだそうです。

一理あるなぁ。
でも母親って服が汚れたり部屋が散らかったりするといやなんだよねぇ。ついつい後のことを考えて、ダメだしをしてしまいます。

パパの「NOと言わないしつけ」のおかげで、双子は今日も「○○してもい〜い?」と果敢にママにも聞いてみて、しっかりダメだしされるのでした。(でもちょっと反省している母)

【Photo】アイス食べてもい〜い?(マーヤ)

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2003年11月 4日 (火)

男の子育て(2)パパが恐いと・・・

20031104どこのおうちも大抵は「パパが恐い」ものだと思いますが、我が家のパパははっきりいって思いっきり恐いです。

でもパパが恐いのって

・普段パパはうちにいなくてたまに怒られるから恐い
・ママはいつもガミガミ小言を言うけど、毎日だから慣れちゃってちっとも恐くない

という状況だからかな、と勝手に考えていました。

でも我が家の場合はパパがうちにいるのですが、やっぱりママはなめられていて、パパがとっても恐いようです。

やっぱり状況に関係なく、男親って恐いのかも知れませんね。

なめられママである私は最終手段として「パパがそろそろ怒るぞ〜」という台詞を使います。するとそれまで私の「ガミガミ小言」にほとんど無反応だった双子たちが、ダダーっと片付けを始めたり、着替えを始めたりします。

兄弟がいる場合、パパが恐いと思いがけなくいい面もあります。

我が家の場合はパパが本気モードで怒りはじめると、しかられていない方が「パパこのご飯おいしいね」などと、パパの気をそらそうとするのです。

本気モードで怒られて「ごめんなさい〜」と泣いているのに、「今日は許さん!」と言うと「ごめんねって言ってるのにぃ」と非難めいた言葉とともにもう一人が止めに入ります。

パパが恐いと兄弟の結束力が高まる?

でも、本当は二人ともパパが大好き!私のように「絶えずガミガミ小言ママ」よりも、時折がつんと叱る男親の育児方法が正解なのかも知れません。

【Photo】やっぱりパパが一番好きよ!(サーヤ)

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2003年11月 3日 (月)

男の子育て(1)自立心旺盛な双子たち

20031103我が家は父親が子育ての主役です。

「子育ては自分たちでしたい!」と思った私たちは妊娠後、夫が専業主夫になって子育てに専念することに決めました。ちなみに母親である私は産後2ヶ月で復帰。現在もフルタイムで働いています。

男の子育てというものは、女の子育てとはちょっと違って面白いところがいろいろあるので(本人は大変そうですが)今週はシリーズでご紹介したいと思います。

我が家は父親を総督(?)とする、まるで軍隊方式で日中の生活が営まれています。

父親の命令で「片付けー」「ごはんー」「風呂ー」「寝んねー」・・・と1日のイベントが進行していきます。

女親と違っていちいち細かいところまで手を貸さないためか、双子たちは2歳ぐらいからたいていの身のまわりのことは自分でするようになりました。

例えばお風呂・・・。

自動給湯でお風呂がわいて「ピピッ」とブザーがなるとまず次女がダーっと走っていって踏み台に乗ってお風呂の電気をつけます。

そして、お風呂マットをひいてバブを入れて、脱衣所で服を脱いで洗濯機に入れ、お風呂に入ります。

最近では自分たちで身体や頭も洗い始めるようになりました。(もちろん、まだ十分に洗えるわけではありませんが)

いつも遅れをとる長女が「さーちゃんがバブ入れるのにぃ」と言って毎度毎度ケンカになるのがたまにきずです。

そのあとでパパかママが一緒にお風呂に入ります。(さすがに3歳児だけでお風呂に入れるような無謀なことはしません)

一番おどろいたのは朝ごはん事件。

双子が2歳半ぐらいのある朝、早朝出勤しなければならなかった母。誰も起きてこないのを幸いにそっと出勤してしまったのですが、あとで聞いたら、なんと二人で起きだして、お風呂場でおしっこして(当時はまだトイレの便器に独力でのぼれなかった)、自分たちで選んだバラバラの服を着て、きわめつけが、コーンフレークをテーブルにばらまいて固いままボリボリ食べていたそうです。(さすがにお皿を取ることはできなかったもよう)

普通、父親を起こすやろう、と突っ込みたくなるような事件でした。

そんな双子たちも、母親がいると「ママー、パンツはかせて〜」と甘えてきます。ついつい甘やかして手を貸してしまう母。自立心を養成するには向きませんなあ。

【Photo】お掃除も自分でするマーヤちゃん

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